SWISS PEAKS 2024
帰国の日
朝8時30分にホテルはチェックアウトせず軽装でシヨン城に向かう。時々小走りを交えて9時前にシヨン城に到着。15フランの入場料を払って中を見学。城の中は狭い通路が入り組んでいて構造がわかりにくい。すべての順路は通らなかった気がするが、だいたいわかったという感じで外に出る。城なだけに売店で剣や盾のお土産もあり、木製のものは安かったので子に買っていってもいいかもしれないと思ったが、たぶんもらった当日だけ喜んで翌日にはゴミになるだろうからやめた。むしろ金属製のものや鎖帷子(チェインメイル)まで売っていたので自分がほしいくらいだった(買いません)。
10時前にはシヨン城を出て10時30分にホテル戻り。OD缶のガスを全て抜いてしまおうと思い、ベランダで火をつけっぱなしにしているが最後のちょろちょろがなかなか消えない。かすかに残った状態で空港に持っていき没収してもらうしかない。荷物を片付けて11時48分の列車でジュネーブ空港に向かう。列車の窓から外を見ているとブベー(Vevey)やローザンヌ(Lausanne)のほうがモントルーよりも街が大きそう。ローザンヌ大聖堂を見ていくのもよかったかもしれない。
ジュネーブ空港に12時59分着。飛行機は15:55だが搭乗開始は14:45とある。カタール航空のチェックインで1時間近く並び、保安検査場の前でわずかにガスが残ったOD缶をゴミ箱に捨てる。アルミ缶やペットボトルなどの分類に当てはまらないので「OTHER TRASH」に入れたが絶対にOD缶を想定していない「その他のゴミ」だと思った。(申し訳ない)時間があればマクドナルドに行こうと思っていたがそんなに余裕はなさそうなのでやめた。自分の「世界のマクドナルド」シリーズが途切れてしまうがシャモニー(フランス)のマクドナルドは行っていてシャモニーの最寄り空港もジュネーブなので同地域ということで今回はスキップしてもいいだろう。
保安検査場を抜けるとお店がたくさんあるエリアになったので「あれ?出国審査は?」と思ったが出国だから緩いのかと思ってしまった。少しお店を見た後、念のため搭乗ゲートを確認しておくかとCゲートのほうへずっと歩いていくとCゲートの手前に出国審査があり大混雑していた。出国審査に並んで抜けたのは14時45分、搭乗開始時間ぎりぎりだった。ただ搭乗口に行くとまだ飛行機の準備ができていないようで、しばらく待たされた。後からきた何人か、搭乗開始時間に遅れてしまったと思っているのか搭乗口に急いで行ってまだだと追い返されていた。飛行機は定刻通りに出発。
6時間のフライトで乗ってすぐにランチが出た。ずっと列に並んでいてお腹が空いていたので助かった。その後はタブレットで小説を読んだり、昼寝をしたりして過ごす。ドーハ到着は22:55(時差+1h)成田行きは2:35で搭乗開始は1:35なのでそんなに暇を持てあますこともない。お腹も空いたし物価の高いスイスも脱出したし、最後くらい何か外食をと思ったがカタール・リヤルでも十分高かった。ハンバーガーで飲み物とかセットにしたら3000円行くな・・・。あと1フライトで1000円で外食できる日本なので我慢することにした。次のフライトは10時間だから機内食も2回出るし。補給食の柿ピーを手荷物に入れてあるので柿ピーを食べながら飛行機の時間を待つ。
最後のフライトは成田行きだからというのもあるが明らかに日本人多すぎな感じで、飛行機に乗ったらそこは日本だったという感じ。JALのコードシェア便だからかな?ふと気が付くとCAさんも日本人で全て日本語でサービスに回って来た。旅の終わりを感じて少し寂しくもある。またタブレットで小説を読んだり(この区間は「バリ山行」を読んだ)睡眠を取ったりする。さすがに10時間は退屈を感じないということはなかった。予定通り9/13(金)18:30ごろ成田に到着。日本はやっぱり暑かった。スイスの晩秋の気候から一気に夏に逆戻り。
神奈川方面の高速バスを調べると相模大野行きというのがあり、南町田グランベリーパーク駅にも停まるのでそれで帰ることに。自宅を少し通り過ぎることになるが東京から電車に乗る、または全部電車よりはずっと楽。セブンイレブンに入ったらあらゆるもののあまりの安さにびっくり(日常に戻ってきただけだが)日本これでいいのか?20:15にバスに乗り22時30分ごろ帰宅した。