SWISS PEAKS 2024
リタイア後(9/6 7:00~)
メッセンジャーグループでみんなの状況がどうか聞くと、小野くんと徳本さんはもうフィニッシュしていてブブレ(Bouveret)にいるという。とりあえずブブレで旅行の荷物(スーツケース)を受け取らないと何も進まないので列車でブブレへ向かう。この時点ではフォロワーバッグは運営の運搬で次のLB6に行っているためレース中の装備しか持っていない。Salvan発8:42→Martigny乗換9:09→Bouveret9:59着。
もうすぐブブレというところで、ところで今夜の宿泊はどうしようかと調べ始める。予定より1日早く終わってしまったのでホテルは取っていない。調べていて少なくともブブレ周辺や電車ですぐくらいのところに手ごろなホテルの空きはなかった(Booking.com調べ)ふと列車内のディスプレイを見ると「Bouveret」と表示されているので慌てて列車を降りるとBouveretの1つ手前のLes Evouettesだった。次の列車を調べると1時間後。徳本さんがBouveret駅で待ってますとのことだったので「3kmちょっとだし走って行くかー」と思ったが、走り始めたら足が痛いし、どうするか調べている間に時間も経過し今から走ってBouveretに行っても列車を待っても到着時間は変わらないのでおとなしく次の列車を待つことにした。
10:59にBouveret駅に到着し荷物ピックアップや仮眠室はフィニッシュ会場や駅から離れているからと徳本さんに案内してもらう。旅行荷物はすぐにピックアップでき、フォロワーバッグは明日到着するだろうと言われた。シャワーを浴びて旅行荷物の衣類に着替えて最低限の荷物整理。なぜか全然眠くないので徳本さんとフィニッシュ会場でだらだらすることに。突然、徳本さんがインタビューで放送席に連れていかれて英語で次々に質問されて困っていた。
夕方には湯浅さんがフィニッシュしそうなので一緒に迎えることにする。だらだらしている間に660に出場していた廣瀬さんも合流。フィニッシュ会場にはフィニッシャーが好きなだけ飲食できるように用意されているので、3人で湖のほとりでひたすらだらだらする。完走した上でこの時間だったらさぞ気持ちよかっただろうと思うが、自分は完走していないのでフィニッシャーのブースに食べ物を取りに行くのも後ろめたい状態。5日間で約300km進んだのに!
妻にリタイア報告のメッセージを送信「これでレースは終了にするつもりです。いままでサポートありがとう」と。帰国したら家族食事会でもしようと思う。レースを終わりにするだけで次のステップは見えているのだけど。家族の理解が得られるかは別の話として。
湯浅さんは20時ごろフィニッシュ!レマン湖の夕日、マジックアワーがとてもきれいだった。なお今夜の宿は小野くんと湯浅さんはレザンに住んでいるお友達(なっちゃんさん)の家に泊めてもらうとのことで、徳本さんと私も一緒に来ちゃえば?ということだった。湯浅さんのフィニッシュに合わせて小野くんとなっちゃんさんも会場に来たので「お世話になってしまっていいですか?」とご挨拶。今夜の宿は決まり、荷物の大部分はスーツケースに入れて大会仮眠室に残して最小限の荷物でなっちゃんさんの家に行く。