SWISS PEAKS 2024

レース終了日

なっちゃんさん宅でゆっくり休ませていただき朝ものんびり。なっちゃんさんがみんなの朝食を作ってくれた。焼鮭と味噌汁の和食朝ごはん。さすがに選手4人分は大変だろうと思い、私は初対面だし「ちゃんといくらかお金おいていきますからね」と声をかけるが、そういう雰囲気でもなさそう。まだ大会期間中で本来は私がまだ走っているはずだったのだが、日本人は全員フィニッシュしていて(しかもみんな上位だ)日本人的にはレースは終了している。そのため明日の表彰式を待つだけになっていてのんびり。

15時からフィニッシュ会場で660に出場した方々(朽見さん、廣瀬さん、森末さん)と打ち上げをしましょうという話になり。それまではなっちゃんさん宅でゆっくりすることになった。なっちゃんさん宅から見えるレザンの山々はとてもきれいで癒される。ちゃんと完走してこの景色を見たらどんなに満足だっただろうか(何をしてもそればっかり)。なっちゃんさん宅にはパートナーのJeePeeさんが完走したPTLフィニッシャーのベルがたくさん飾られていた。JeePeeさんにはPTL 2017でちょこっとだけお会いしている(顔は知っているレベル)。PTLも含めやり遂げたことが形に残っているのはうらやましい。私はPTL 2017, 2018と今回のSwiss Peaksと何も残っていない。なおJeePeeさんは別の大会のスタッフをしに出かけていて不在だった。

お昼にCOOPに買い物に出たあと、なっちゃんさんが「チーズフォンデュを食べていってほしい」と昼食にチーズフォンデュ。ほんとに何から何までしていただき恐縮です。今夜のホテル経由でフィニッシュ会場までなっちゃんさんの車で送っていただく。ホテルには湯浅さん、小野くん、徳本さんの荷物だけ先に置かせてもらいに。私はフィニッシュ会場でまずはフォロワーバッグを受け取ってすべての荷物が手元に揃った。

フィニッシュ会場の日本人打ち上げでは今回初対面の660の方々とお話しをした。ここでも私はリタイアなんですけどねーという後ろめたさは内心付きまとっているが、みなさんとても面白い方々で360の方々もだけど、リタイアはしてしまったけどこの人たちと知り合えただけで意味はあったんじゃないかなと思った。ちなみにみなさん私のことは極地の人として知ってくれていた(笑) 私ほんとうは今頃フィニッシュするはずだったんですが。

18時59分の列車でBouveretからホテルのあるVouvryへ(列車で2駅6分)。ホテルにチェックインして部屋を見ると手配時に私が近くのホテルを見つけられなくて湯浅さん・徳本さんの部屋にエキストラベッドで3人宿泊にしてくれていたのだが、後から小野くんがシングルで取れた部屋(直前にキャンセルが出た)が普通にツインの部屋だったので、私は小野くんの部屋にご一緒させていただく。部屋で最低限洗っておきたいものを洗い干すことができたので小野くんがここに部屋を取れていてよかった。さすがに女子部屋だと隅っこで遠慮していないといけないから(笑)(小野くんからしたらせっかくシングル取ったのになんで樺澤が乱入してくるのかという、その点は申し訳なかった)

小野くんの今回の成績は普通に素晴らしいのだが本人的には目指していた走りはできなかったということで悔しがっていた。なかなかゆっくり話す機会もないのでこれからどうするかなど聞いてレベルは違うものの考えていることちょっと悩んでいること同じような部分があるなと共感した。私のこれからについてはレース前の目標の中に「完走できてもできなくても次はないと思う」と書いているが、やっぱり最後リタイアで終わるのはちょっとなあと思った。しかし野球選手でも引退試合でヒットやホームランを打つ人もいれば三振で終わる人もいるのだから、どんな終わり方でも受け入れなければならないとも思った。小野くんもどういう終わり方をしたいか自問自答している感じだった。

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