Sahara Race Namibia 2016
ナミビア最終日。ヨハネスブルグで1泊
朝起きて荷物をまとめる。チェックアウト時間の10時までネットしたりPCに充電をしたりして過ごそうと思っていたが、8時を過ぎるとネットはログインできなくなるし(レースに行くときもwifiがいきなり使えなくなった)コンセントに電気が来なくなる徹底ぶり。早くチェックアウトしてほしいらしい。仕方なく出かけることにしてフロントでチェックアウトして荷物だけお昼まで預かってもらう。今日は13時にストランドホテルからウォルビスベイ空港に行くシャトルに乗る。そのためお昼までは街を散策しお土産を買う予定。
まずは最後に街外れの砂丘に行って砂を採取しておこうと思い街を横切って橋を渡って砂丘へ。ペットボトルに砂を取ってから街へ戻る。あちこちぶらぶらしながら土産を探す。探すといってもレース前にさんざんお店を見たためだいたい買うものは決まっている。特に買いたかったものは、ナミビアの民族音楽のCDと観光情報の本。両方とも本屋で売っていた。ナミビアの観光の情報は日本ではあまり手に入らないので(特に本屋にはない)いつかれなっちを連れてくるとき(もしかしたら家族旅行)のために。
スーパーでコーラとお菓子を買って、ストランドホテルに行く前に昼食にしようと思いお店を見ながらスワコプムントホテルのほうへ歩く。ここにしようというのが見つからないままスワコプムントホテルまで戻ってしまったのでホテルに隣接しているお店や映画館?があるところを見てみた。人の気配はほぼないが中華レストランが開いていたので入る。チャーハンと春巻きを注文して少し待っているとキンさんが店に入ってきた。同じテーブルに座って話をしながら待つが料理はまったく出てこない。12時30分くらいになってやっと春巻きだけ来たので急いで食べるがチャーハンがこない。時間がないのでキンさんに待っていてもらってホテルからスーツケースを引き取ってくる。しかしチャーハンはできてこないのでキンさんが「キャンセルにしよう」と言ってお店の人にクレームつけてキャンセルしてくれた。お店もキャンセルだと言われて、まだ作っていなくてすんなりキャンセルできるところがいい加減だ・・・。
スーツケースを引いて走ってストランドホテルへ行く。汗をかいて13時ちょうどにストランドホテル着。車が何台か待機していて名簿でピックアップする人をチェックしている。名前を伝えチェックしてもらって車へ。空港までの車はわたるさんまきちゃんと一緒だった。ヨハネスブルクへの飛行機も空港内のトランジットホテルに泊まるのも一緒。これは心強い。車で40分ほどで空港へ。空港のカウンターは大混雑。南アフリカ航空の便が遅れただかなくなった?だかで騒いでいる。田中さんや撮影班の人たちも空港にいた。こちらはナミビア航空なので何事もなく飛べるといいけど。
最初長い列の後ろに並んでしまったが長いほうは混乱している南アフリカ航空で、ナミビア航空はすんなりチェックインできた。待っている間に現地通貨の小銭処分で、自分はトーストにハムを挟んだもの、わたるさんはアイスクリームを買った。どちらも200円しない値段のわりにしっかりしたものでおいしかった。ナミビア航空は予定通りの時間(17:00)に出発。相変わらず小さな機体だった。ヨハネスブルグには20時ごろ到着(時差+1時間)。
ヨハネスブルグ空港ではちょっとよくわからないことがあり、予約してあるトランジットホテルは入国してしまうと宿泊できないホテルで国際線乗り継ぎのほうに行かなければいけないのだが、ウォルビスベイで荷物を預けた際にヨハネスブルグで一度ピックアップと言われていて、荷物のピックアップは入国しないとできないはずなので、荷物を受け取りつつトランジットホテルに宿泊できるのか謎。でもとりあえずわたるさんとまきちゃんがいれば英語OKなので大船に乗った感じで一緒に行く。わたるさんが入国審査の手前で係員に荷物のピックアップとトランジットホテルについて聞くと入国するように案内された。
わたるさんとまきちゃんはすんなり入国したが自分は違う係員の窓口で足止めされた。トランジットホテルに泊まるなら入国してはいけないと言う。入国してしまったわたるさんとまきちゃんのほうを指差し「彼らと一緒だ」と主張している(つもり)と、気が付いたわたるさんが来てくれた。係員は入国はせずに荷物だけピックアップして戻って来いという。入国しないので3人のパスポートを係員に預けて荷物を取りにターンテーブルに行く。
荷物をピックアップしてから入国審査を逆走しパスポートを返してもらって国際線ターミナルへ戻る。ここで持っていてはいけない大きなスーツケースを持っているというのが不思議。トランジットホテルに宿泊する人はみんなこのおかしな順路で進むのか?国際線乗り継ぎの長い通路を歩いて途中のパスポートチェックのゲートを通る。ここは行きに通った通路と同じ場所だ。行きはヨハネスブルグで荷物のピックアップがなく正規ルートでここを通っている。ということは、この次に保安ゲートが・・・と思っていたらやっぱりそうだった。保安ゲートの向こうにトランジットホテルがあり本来ここは発券済みの航空券を持っていて、預け荷物は預けた状態で来る場所。わたるさんが係員に状況を説明すると航空券なしの状態で通ることができそう。しかしこの先に行くには飛行機に乗るときと同様の荷物チェックを通らなければいけないため大きなスーツケースごとX線チェックを通す。当然スーツケースに入れてある刃物などはチェックに引っかかりまきちゃんのナイフが没収になった。なぜか自分の荷物は普通に通過した。開けられて細かく中身を見られたが。わたるさんが係員に何か言われて賄賂を要求された?ようで「冗談だろ?」と怒っている。わたるさんでも怒ることってあるんだな(笑)けっきょくまきちゃんがナイフを取り上げられた以外は実害なくトランジットホテルに行くことができた。しかし明日の朝またスーツケースを持って保安とパスポートチェックを逆走しないといけないのは気が重いな。
トランジットホテルのチェックインに並んでいたら中国人女性に話しかけられた。レースに参加していた人で、わたるさんがレースの優勝者と認識していて、わたるさんが話を聞くと「トランジットの宿泊に空港の外のホテルを予約していたがビザがなくて入国できず仕方なくトランジットホテルに来た」らしい。そして「予約をしていないから金額が高いかもしれない(あと泊まれない心配もあるか?)からこちらのグループのメンバーとして1名追加してもらえないか」と言っている。わたるさんが保安のときのイライラ状態のまま「そんなのホテルの人に聞かないとわからないだろ。ホテルの人に聞いてみろ」と強い口調で言っている。ここまでイレギュラーな状態をいくつも潜り抜けてストレスがたまっているので中国人女性はとばっちりを受けた感じ。
ホテルのチェックインはすんなりできたが、明日のことが心配なので朝5時30分にわたるさん&まきちゃんと待ち合わせて一緒に逆走させてもらうことにする。わたるさん&まきちゃんは朝のエア・チャイナで自分は昼のキャセイなので、自分は朝出る必要はないが自分の英語でイレギュラー対応できる自信がないので。
部屋に入ってから夕食をしに搭乗ゲートのほうに行ってみるか考えたが、早起きしなければいけないので持っていたお菓子を食べて寝る。