Yukon Arctic Ultra 2016

ブリーフィング

朝8時15分に目覚ましで目を覚ます。9時からブリーフィングなのでぎりぎりの時間だが寝れるだけ寝たほうがよいため目覚ましはぎりぎりの時間にしておいた。すると岡部さんから「ブリーフィング始まってるよ!」とメッセージが入っていたが、それはトレーニングコース参加の人が対象。朝食を食べてから9時にブリーフィング会場へ。できる限り聞く努力はしたが拾えた単語から去年の状況を踏まえて脳内補完した情報。1時間半ほどのブリーフィングの後、岡部さんがメモを取っていたので岡部さんのメモに従って振り返りをしてもらう。実は岡部さんもあまり聞き取れていなくてメモに聞こえたとおりに書きなぐっているけどなんて書いてあるか本人もわからなかったりと微妙な感じ(笑)カーマックスのあたりのまっすぐな道を信じて進めとか不安だなー(たぶん町の中の道路の話)トレイルよりも町で迷子になりそう。ブリーフィングのときに地図とSPOTを受けとった。

装備チェックの前にCoast Mountain Sportsに行って提供されるホワイトガソリンを受け取る。装備チェックは14時までなのでぎりぎりの時間に行けばいいと思っていたら13時半すぎにスタッフに早く来いと催促を受ける。去年は430マイルもあって参加者多かったけど、今年は去年よりは少ないので他の人のチェックが早く進行したらしい。装備チェックはスリーピングシステム(マット、シュラフ、テント)の確認とガソリンストーブの着火確認。シュラフはやっぱり厳しく見ているらしくこれで大丈夫なのか?とスタッフ間で協議が始まったが主催者レンタル品なので「ロバートに借りたものだ」と言ったらOKになった。

部屋に戻ってからドロップバッグを作成しSPOTの起動とOK信号の送信。SPOTに電池を入れる段階になって単4電池が4本必要だということに気が付く。2本だと思い違いをして4本しか持ってこなかったので予備がない状態。昨日から他の参加者がホワイトホースの単4電池(エナジャイザーリチウム限定)が売り切れたと騒いでいるので手に入らないかもしれない。後でお店を探すことにして念のため櫛田さんに持っていないかメッセージしたらたくさん持っているとのこと。

17時からのディナーには大幅に遅刻することにして(最初の1時間くらいは食事でなくセレモニーみたいな時間なので)町の反対側にあるウォルマートとカナディアンタイヤを見に行く。ホテルから近いメインストリートにはあるわけないので(あれば騒ぎにはならないだろう)。しかし単4リチウムは売り切れだった。ホテルに戻って櫛田さんにやっぱりなかったとメッセージをし、明日のスタート見送り時に持ってきてもらうことになった。

18時30分ごろディナー会場に行くと食事時間になっていた。食事をしているときに同じテーブルの人に話しかけられ、英語をほんの少ししかできないとわかっても辛抱強く話してくれたので少し救われた感じだった(一応会話は成立した)。食事の後、岡部さんが岡部さんの部屋のバスタブを使ってもいいと提案してくれたのでお言葉に甘えてバスタブを使わせてもらう(その間岡部さんはロビーで記事作成)。自分の部屋にはキッチンがあってバスタブがなく、岡部さんの部屋にはバスタブがあってキッチンがない。

21時ごろドロップバッグを置きに行く。22時ごろから動画コンテンツに挑戦ということでGoproでレース前夜動画を作る。納得いくまで取り直していたら1時間以上10回目でやっと完成した。また寝るの遅くなってしまったけど、もう出るだけの状態になっているのでぎりぎりまで寝ていよう。