Everest Trekking 2019
ゴラクシェプ(5190m)〜ゾンラ(4830m)
朝7時に朝食。すっかり調子も良くなり今日は標高が下がるため、もうダイアモックスは飲まなくていいでしょうということになる。8時過ぎにゴラクシェプ出発。クンブー氷河とはこれでお別れ。 今日はロブチェのロッジの少し先までは来た道を戻るだけで、その先からチョラパス(チョラ峠)に向かってグレートヒマラヤトレイルに入る。しかしその分岐の先の景色も3日前にディンボチェから登って来るときに見ていた景色(3日後にあそこに泊まりますと指指すレベル)なので、大した盛り上がりもなく移動するだけの日になるはずだった。
途中でナビンさんが動けなくなっている女子(たぶん小学校高学年から中学生のほぼ大人に近い感じ)を肩に担いで運んでいるのを待ったりした。天気が良いので待つのも苦にならない。ガレガレの下りの下で待っているときに馬に乗った人が斜面の上に現れて「これを馬で下るのか!」と思って見ていたら途中で馬から降りて、MTBで下り始めたけどやっぱ無理ってなった人みたいになっていた。(なお私は斜面の上で降りるタイプ)
3日前に泊まったロブチェのロッジ(シェルパロッジ的な名前)で残置した荷物をピックアップし、今日から数日は充電がままならないと言うので、少し長いお昼休憩にしてパソコンで仕事のメール対応とモバイルバッテリーのフル充電をする。あまりお腹が空いてなく、ベジ(野菜)&オニオンオムレツだけ食べる。こちらのオムレツは薄焼き卵のようなものでハズレがないので何度も食べていた。出てきたものを食べたとき、なんかかき揚げ食べているみたいだなと思った(油っぽい)。
ロブチェのロッジを出ると風が強くなっていて寒く感じた。最初の休憩で午前中に脱いだインナーダウンを着た。その後お腹が痛くなってきた。なんかロブチェのロッジに寄ると体調悪くなるなーと思った。しばらくしてゾンラのロッジまで我慢できそうにないのでビピンさんにお腹が痛いと伝えて、青空トイレをして痛み止めをもらいゆっくり歩いてもらう。しかしすぐにお腹が痛くなり、ロッジに到着するまでに4回青空トイレをした。ビピンさんと油っぽいオムレツがいけなかったんじゃないかと話した(あくまで可能性です。でもそれしか食べてない)。ビピンさんはネパールのオムレツは油っぽいので基本的には食べないという。自分はオムレツはいつもおいしく食べれるので朝食の定番だったんだけど。
ゾンラのロッジに16時30分ごろ到着。青空トイレ4回がよかったのかロッジに着いてからは痛みも気持ち悪さもなくなった。夕食はやっぱりまとめて食べることができず、チキンカレーの具はすべて食べたがライスは残した。 明日は今回の旅の一番の難所、グレートヒマラヤトレイルのチョラパスです。標高5368mの峠越えで最も長い行動時間になります。途中にロッジもないので行ったら行くしかないルート。