DUBAI MARATHON 2023
ドバイマラソン
2時30分に起床。いつもと生活がずれているが7時間近くしっかり眠れた。寝る前に熱が37.4度だったが36.3度になっていた。 念のためマラソンの荷物に体温計を入れて、朝食は日本から持ってきたアルファ米(えびピラフ)とカロリーメイト。3時45分にホテルのエントランスに出てタクシーに声をかける。 会場のEXPO CITY DUBAIまで20分ほど(距離は20kmくらいある)。Google mapを運転手に見せながら大会指定の駐車場に入ってもらった。駐車場にはまだ車が数台しななく人もほとんどいない。 朝6時スタートのフルマラソンは人数も2000人程度で多くないし会場の変更とともにメトロが4時から運行してランナーは無料で使えると案内されているのでメトロを使う人も多いかもしれない。 EXPO CITY DUBAIはドバイ万博の会場で広大だが若干案内板が不足している感じもあったが(何しろ1週間前に会場変更されたので)「TO THE START」という小さな札を時々見つけながら「RACE BASE」に到着。 家族との待ち合せ場所などを決めてからアップをして熱を測って(36.7度)ウィダーINゼリーを食べてからスタートゲートへ移動。
日の出は7時ごろなのでスタート時点ではまだ夜。スタートエリアでは一般ランナーのできるだけ前に並ぶ。 過去の大会結果だとエリート選手たちは2時間5分台とハイレベルだが(高額賞金レースなので)一般ランナーの層は薄くてサブスリーだと100位以内に入る。 近くにいる人でやたらとまわりの人のタイムを聞いている人がいて(ペースの目安にしたいようだ)2:25とか2:35とか聞こえてきて「やばいところに並んでしまった?」と思った。 なおスタートエリアは20人くらいのエリートランナーエリアが広く取られていて一般ランナーは20mくらい後方で鉄の柵の後ろで待機。 係の人がスタートのときは鉄柵の真ん中を開けるのでそこを通過して行くようにと話している。ランナーが広がって一斉に走り出すのではなく水道の蛇口を通すように少しずつ出していくようだった。
スタートははっきりしたカウントダウンもなく6時を10秒くらい過ぎてからなんとなくスタートした感じ。自分のスタートゲート通過は6時30秒だった。 今回コースの様子を撮りたくてGoproを持って走るので撮影しながらスタート。Goproに気を取られていて自分の時計をスタートするのを忘れていた。 1分くらい過ぎてから自分の時計をスタート。Goproは撮影しないときはパンツの横ポケットに入れておく(伸縮するコードでパンツに留めてある)。
START~11km
EXPO CITY DUBAI内を回る。STARTエリア近くでは応援が賑やか。START時と合わせて3回STARTゲート付近を通る。 気温はひんやり。汗は出るが走るのにちょうどいい。 10kmは41分30秒で通過。まだまだ余裕。
11km~24km
郊外の高速道路を東へ向かう。左(北)が市街地で右(南)が砂漠。日が出てくるがまだ暑いとは思わない。 高速道路のジャンクションで2回大きなアップダウンあり(帰りも同じアッダウンをする)。 ハーフ(21.1km)は1時間28分04秒で通過。ペースはよい感じだが脚が痛くなってきて調整に失敗している?(疲れが残っている)と思った。 24km手前でGoproを出した時にパンツに引っ掛けたサングラスを落としてしまった。 振り替えると20mくらい後方にサングラスがあったが止まって戻って拾ってとすると体力もタイムもロスが痛いので拾うのはあきらめた(そのくらいぎりぎり) そろそろサングラスを使おうと思っていたので少し痛いが。 24kmを少し過ぎて折り返し。
24km~38km
高速道路復路。かなり苦しくなってきたので27kmで最後のGopro撮影。この先は往路で見た景色と同じなので省略。Goproをもう使わない前提でパンツの背面のポケットにねじ込む。 腰のポケットに入れていたときはいつもの腕振りをすると腕がGoproに当たるので左腕を少し開いて腕を降っていたがここからは走ることに専念する。 30kmまでは下り坂も利用してサブスリーペースを維持。その後太腿が吊りそうになって念のため持っていた塩タブレットの粒を10粒くらい口に放り込む。35kmまでで上りもあったので少しペースダウン。 無理してサブスリーペースを維持すると35km以降で撃沈してしまうので一定負荷のイメージ。前半の貯金が1分30秒くらいはあるはず。
38km~FINISH
あと4kmが果てしなく遠い。日本人ランナーに抜かされながら「がんばろう!」と声をかけられた。少しの間すぐ前に見えていたがついていけなかった。 疲れ切っていたが40km地点での5kmラップはペースを上げれていて「これは3時間ジャストくらいかな」(サブスリー行けるような行けないような)と思う。 40km以降はほんとうに脚が前にでなくなってスローモーションで走っているかのようだった。 フィニッシュ前の直線に出ると「なんか2時間59分に見えるなあ、58分だったらいいなあ」と思ったが残念ながら3時間になってしまった。3時間20秒を過ぎてフィニッシュ。
フィニッシュ後は脚が固まって休み休み歩いて「RACE BASE」に戻り完走メダルを受け取る。今までフルマラソンの完走メダルは特に嬉しいと思った記憶がないが今回は形に残るものをもらえて嬉しかった。 サブスリーの目標は達成できず残念だったが、思ったよりも早く脚がだめになってきた割には撃沈せずに最後までコントロールできたので内容がよかったと思うので一応満足した。 そもそもタイムがすべてだったらドバイマラソンを選ぶこと自体マイナス要素だし、Gopro持って走らないし(でも暑くてもGopro持っていてもサブスリーは余裕だと思ってたw)
タイム:3:00:24
ネット:3:00:07
順位:94位
帰りはタクシーアプリを使ってみよう!と思いタクシーが来れそうな場所でタクシーアプリを使ってみたがタクシーから電話がかかってきて指定の場所に近づけないと言ってきた。 普段通れる道がマラソンで通行止めだらけなので、来れる道があったとしても困難だと思う(実際何台かタクシー入って来ていた)。 タクシーをキャンセルして会場外の道路に出れたらもう一度アプリを使おうと思った。 メトロの駅前に来たので路線図を調べるとホテルに直結している「Moll of the Emirates」まで乗り換えなしで行けそうなので、 妻と子のNol ticketを買って自分はドバイマラソンランナーなので無料チケットをもらってメトロで帰った。 先頭車両に乗って動画を撮っていたらおばちゃんに「ここは女性専用車両だ」と指摘されて、妻と子と別れて後ろの車両に移動した。
スーパーで食べ物・飲み物を買い込んで部屋に14時戻り。もう動きたくないのでホテルの部屋でのんびり過ごす。このホテルに2泊したけど屋外に出ていない(笑)部屋とショッピングモールのみ。 なお、ホテルの部屋に戻ってからも相当ジュースやコーヒーを飲んだのでやっぱり脱水気味に水分を失っていたのだと思う。もちろんレース中もこまめに給水していましたが。 天気アプリだとドバイの気温は9時で18度だったが日が当たる場所はそんな気温ではないだろうし。