The Last Desert

パタゴニア最終日

朝6時に起きて荷物を素早くまとめる。ホテルを6時50分に出れることが目標。6時半過ぎにホテルのフロントの朝食スペースを見ると 一応コーヒーのカップなどは準備されていて朝食にできそうな雰囲気。チェックインするときは朝食は7時からと言われたのだが、 部屋の案内には6時30分からと書かれていたので昨日7時に出発するとフロントに伝えたことによって7時前に朝食にしたいと伝えたつもり。 6時40分に部屋を引き払って荷物を持って朝食のテーブルへ。でもやっぱり基本は7時からだったようだ。 ジュースと温めないパンはすぐに食べれたがコーヒーと温かいパンが出てきたのは6時55分。急いでコーヒーを流し込みお礼を言ってホテルを出発。

ランチョ・グランデまで歩いて数分。到着するとバスが止まっていた。カラファテ行きか確認して乗り込む。バスはすぐには出発せず7時20分ごろ動き出した。 今日も天気はよい。フィッツロイが見えないかバスの外を眺めているときれいに見えている。 バスがターミナルに止まったときに町の入口の看板まで行って写真を撮れるかもしれない。バスは7時22分にターミナル到着。 出発予定は7時30分なので写真を撮りにいく時間はありそう。カメラだけ持って走って町の入口の看板へ(ターミナルから100mくらいしか離れていない)。 急いで写真を撮って走ってバスに戻る。

バスは定刻に出発。町から離れてもバスの向きによっては窓の後方にフィッツロイが見えることがあり、 しかも町から離れるとフィッツロイの周辺の山も全て見えるため素晴らしい。 カメラをいつでも撮影できるようにしちょっとしたチャンスを狙ってフィッツロイの写真を撮る。最後の最後までフィッツロイに楽しませてもらった。 写真を撮れるような距離感でなくなっても意外といつまでも見えているフィッツロイ。 カラファテまであと120km(チャルテンからバスは100kmほど走った)ほどのドライブインにバスが入るところまでフィッツロイは見えていた。

10時30分カラファテ到着。宮里インへ。特にやることを決めていないので宿でしばし休憩。12時ごろ出かけてパン屋に入りエンパナーダで昼食。 ペソが残り少なくなって両替をする必要があり両替は18時からだったような気がするので、夕食にするときに両替することにし土産物屋をぶらぶら見る。 アウトドアウェアショップにちょっと目を引くバイクジャージがあり、「Patagonia Argentina」と文字が入り南アメリカ大陸と恐竜がデザインされている。 これを買うことにし少し多めにペソに両替しようかなと思う。 両替屋は昼の営業は終わり次は18時からと思っていたが念のため時間を確認しに行くと昼の営業は14時まででぎりぎり間に合っていたため300ドルを両替。 そしてバイクジャージを試着しに行き購入した。自分がほしい今回の旅のアイテムはこれでOKかな。

宿に戻って昼寝。目が覚めると18時。意外と時間って早く進むものである。外は土砂降りの雨。今回の旅の中で初めてしっかりした雨が降っている。 ウシュアイアでは夜中に雨が降っていることが何度かあったが、日中の行動時間中に降ることはこれまでなかった。 20時ごろ雨が小降りになったタイミングで中心部の寿司バーへ出かける。幸い雨は歩いているときには降らなかった。 この寿司屋はカラファテでFUJI旅館というバックパッカー宿を経営しているご主人のお店である。 脂っこい食べ物が多かったため和食と特に味噌汁が非常においしい!寿司のネタは日本のようには揃わないらしく、 カリフォルニアロールと言うのかな?アボガドやチーズなど現地で入手できる材料を使って工夫された寿司だった。

他にお客さんもいなかったので、カラファテに来るまでの話、中でも南極レースの話になった。 南極レースに出るには砂漠のレースに2つ以上出る必要があるという話しから、ご主人が以前アタカマでおこなわれたレースをテレビで見たと言う。 それはおそらく自分が出ている2011年のアタカマ砂漠レースでは?その後、ご主人、奥様と写真を撮る。ご主人に「応援してますねー」と言われたので、 「私も(ご主人を)応援していますよー」とエールを交わしてお店を出る。お店を出てから実は自分も「世界の果ての日本人」(たしか)という番組に、 ご主人が出演しているのを見ていたんだよなーと思い出す。帰国したらメールしてみよう。

宿に戻り明日の予定を宿に伝える。朝食6時半。タクシーを7時30分に呼んでもらう。荷物まとめて1時に就寝。