第39回 富士登山駅伝
8/2(土)レース前日
7時ごろいつもの富士登山駅伝の試走や当日ように港北PAにわたるさんを迎えに行く。7時待ち合わせにしていて6時過ぎに自宅を出たが、 首都高の高島平あたりからすでに渋滞していて遅刻確定。東名高速に入ってもなかなか渋滞がなくならず8時20分ごろようやく港北PAに到着した。(自宅から2時間かかった) 他の人も全体的に遅れていて9時半御殿場着になりそう。受付が9時50分までで10時から開会式のため先に到着した人に受付に「チームが遅れる」ということを伝えておいてもらう。 もちろん遅れてはいけないのだが、以前も一度遅刻して先に着いた人に伝えておいてもらったことがあり、参加チームの少ないレースなので後から受付にしてもらったことがあった。 (来年からは絶対に遅刻しないようにしよう!)
9時50分ちょっと過ぎに御殿場市陸上競技場に到着し、ちょうど開会式が始まるところだったので受付はとりあえず後回しにして開会式に整列する。 チーム白樺は15回目の出場なので、もしかしたら長期出場の表彰があるか?と期待したが(5回と10回は表彰された)表彰は10回ごとだった。 あと5年出場すれば20回の記念表彰がある。そこまでは現役で走りたい。開会式が終わった後受付をしてチームの選手・サポーター全員でミーティング。 今回は新しくサポートに来てくれた園田さんのお友達が初対面&初サポートなので全体の流れを確認する。
12時ごろわたるさんと8合目の赤岩八合宿泊のため山へ向かう。途中コンビニに寄って飲み物・食べ物の買い出しと昼食にしたため、 登り始めるのがすっかり遅くなった。水が塚駐車場からバスに乗り富士宮口五合目へ。この標高2400mからは登山で標高3300mの赤岩八合まで登る。 登りだすとすぐに大粒の雨。トイレの建物があったのでそこに逃げ込んでしばらく待つ。少しすると小雨になったため出発。
登り始めて少し経つと雨は完全に止み気持ちいい登山になった。疲れないように登らなければいけないためゆっくりだが脚は止めずに歩き続ける。 ペースは一般登山者とあまり違わないが休まない分早く登ることができ、2時間ちょっと15時30分ごろ赤岩八合館に到着する。 寝る場所はくじ引きで決まるようになっていてA, B, Cの目が書き込まれているサイコロを振って決まる。 Aはアクセスしやすく人に踏まれる心配もない2階、Bが3階?、Cが1階?1階は人の出入りで自分をまたいで人が移動するような状況もありえるため避けたいところ。 わたるさんがAを当ててくれてゆっくり休める場所を確保することができた。
山小屋に着いたら散歩がてら久々の山頂へ行ってみようかと考えていたが眠くなってしまったため昼寝することにする。 どうも富士山に来ると眠くなることが多い気がする。確か3年前の5区担当の時だったか、前日の山小屋泊のために御殿場口からゆっくり登っていたら5区の途中で眠くなり 普通に歩いていられなくなって道端に寝転んで寝ようとしたことがあったっけ。そのときは一緒に登っていたメンバーに「山小屋までがんばりましょう!」と休ませてもらえなかった記憶あり。 ゆっくり登っていると酸素の薄さとペースの遅さで眠くなるのだろうか。
昼寝から目覚めるとわたるさんが夕食が始まったようだというので食事してしまうことにする。 ホンダEGチームのたいすけさんと酒井さんがいたのでご一緒する。こういう他チームの友人と会って一緒に過ごすのが山小屋待機の選手の楽しさでもある。 赤岩八合館の夕食はカツカレーでこれはだいぶ前から変わらないのだが、以前はカツは1人3枚までだったのがサイズは小さいながらも1人5枚まで、カレーはおかわり自由と少しパワーアップしている気がする。 ただ山に入る前にしっかり食べて山でお腹がすいてもいいようにおやつを買い込んで食べていたため夕食のカレーはすぐにお腹いっぱいになってしまい、 おかわりどころかカツも2枚食べて終了という残念さだった。
山小屋の外に出て夕暮れの風景を眺める。日中はあまり天気が良くなかったが、すっかり晴れて相模湾、駿河湾、伊豆半島がはっきり見えてさらに大島、新島とその周辺にもぼんやりと島影が見えるほど。 風景をしばらく楽しんでから寝床に入って少し睡眠。次に気が付くと21時直前で「消灯しまーす!」と声が聞こえて真っ暗になった。 消灯したばかりだったが寝る準備のために一度山小屋の外に出て、歯磨きとトイレを済ませる。夜景もとてもきれいだった。 布団をかぶって夕景と夜景の写真をfacebookにアップ。以前は連絡のためにメールを送るにも何度かやってやっと送れるという状態だったのに 写真も簡単に送ることができて富士山の電波状況も進化しているんだなと思った。