サハラ・レース
2009/10/22(木)
カイロ市街地散策
ギザのピラミッドへ レースに向かってへ
今晩は一緒にサハラレースに出場する岩瀬さんが合流するので3 人部屋に移動。3 人部屋は風呂・トイレは別(共同設備使用)になっている。これで温水タンクの怪音ともお別れ。今日は考古学博物館に出かける。博物館に向かう途中で珍しいものを見つけた。なんと信号が機能している!昨日まではまれに信号らしきものがあっても点いていなかったり赤点滅という微妙な状態だったりしたのだが、赤信号で車がちゃんと止まっていることに驚いた。「やればできるじゃん!」と思ったが、一度青になり、また赤になっても交差点に突っ込んでいく車たち。「やっぱだめだー!」と思った。その交差点は歩行者の信号もあり赤になっていたがエジプトルールに従い車の切れ目を狙って走って渡った。
考古学博物館の建物が見えたので近くに行く前に建物の写真を撮っておく。写真撮影禁止だとつまらないので。でも行ってみたら博物館の外での撮影はOKだった。さすがに博物館内はカメラ持ち込み禁止で厳重なチェックがある。入場券60E ポンドを買って、カメラなどの持ち込まない手荷物を預けるところにカメラを預け、セキュリティチェックを通って館内へ。セキュリティに並んでいるときに黒人のおばちゃんに「どうぞ」と日本語で前を譲られてびっくりした。館内には大量の展示物があったが説明書きが少なくなんとなく眺めるだけな感じ。ツタンカーメンの黄金のマスクなどが展示されている部屋だけは時間をかけて見た。ミイラ室は別料金なので入らずにさらっと終了。
カイロタワーまで歩いていき喫茶店(屋外)で優雅にお茶の時間。フレッシュレモンとクレープを食べる。ナイル川を見ながらのんびり歩いて14 時過ぎに宿に帰って昼寝。さすがにレースが近づいているので1 日フルに観光するわけにはいかない。
夕方は合流する岩瀬さん待ちでテラスでのんびり。日没のアザーンが流れ下の路地を見ると敷物を敷いて礼拝をしている人々がずらーっと並んでいる。宍戸さんは宿のパソコンでブログ更新中。これがレース前最後のブログ更新になるだろう。自分、佐藤くん、旅人、ダンサーでおしゃべり。みんなやっていることは違っても自分を高めるためにここに来ている。いいタイミングでいい人たちに会えたなーと思った。旅人は明日帰国で「帰りたくないよー!」と言っている、ダンサーはあと3 カ月の滞在で(事がうまく運んでいないので)「帰りたいよー!」と言っている。
19 時ごろ岩瀬さんの到着が遅いので佐藤くんと2 人で周辺の様子を見に出かける。宿の場所はとてもわかりづ らいので(タクシーで入ってこれない)近くまで来て迷っている可能性がある。スーツケースを引いている日本人を探すが見つからず。宿の前の路地はパンやフルーツを売っている露店ばかりだが、少し離れると車のパーツを売っているところがたくさんあった。これまで幸い事故現場は見ていないがここの交通事情では車の中古パーツはとても重宝するだろうと思う。おそらく大半が事故車からばらして持ってきたものだと思う。
宿に戻ると岩瀬さんが到着していたので5 人で夕食に出かける。今日はシュワルマ(3.75E ポンド)をテイクアウトして宿のテラスで食べる。シュワルマはモロッコのサハラマラソンに行った時に食べたケバブのエジプト版のようなもの。以前の旅でケバブをかなり気に入ったので買ってみたが以前のようなおいしさは感じられなく全然別モノだった。佐藤くんは懲りずにコシャリを買ってあまりのボリュームに完食できず。
部屋に戻って岩瀬さんと話をする。岩瀬さんのレースの装備品を見ているとあまりにも準備不足な感じ。ゲーターのマジックテープをシューズに貼り付けていないし・・・それなのに得意気にレースのおやつとして持参したというかりんとうを取り出し「外人に”うんこ”って言って食べるんだ〜」とか言っています(笑)いろいろと突っ込みを入れて自信をなくさせてしまった。23 時半ごろ就寝。もちろん4 時半にアザーンで起床(礼拝はしません)、そして2 度寝。
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