イースター島2日目
2011/03/17(木)

目が覚めると7時過ぎ。7時間くらい爆睡した様子。Tシャツ脱いだのは覚えているが、暑かったのかズボンまで脱いでいた。そしてメガネは2段ベッドの下に落下。今日はレンタカーをシェアして3人（タケさん、タカさん、自分）でモアイめぐりをすることになった。出発は13時の予定になり午前中は宿でのんびりする。 13時出発は遅いような気がしても日没が20時過ぎなのでこれで十分。レンタカーを24時間借りて明日の夜明けのモアイまで見に行くつもりなのでスタート時間を遅くするという事情もある。夜明けのほうも日の出が8時ごろなので、あまり早くレンタカーしてしまうと明日の予定がきつくなってしまう。そういう意味では13時出発といっても日の出から5時間後の出発なので日本でいうと10〜11時出発くらいの感覚だ。（その感覚になかなか慣れないんだけど）

登録だけして使っていなかったFacebookにアタカマ砂漠で競ったアシュカンからメッセージをいただいた。アシュカンは最終日に、自分を追いかけて順位を1つ上げることを目指していたが「あなたは速過ぎてそれは不可能だった」と・・・。帰ったらFacebook使い方覚えよう。（メッセージの返信だけはした）レース最終日はこっちも必死だったからなあ。アシュカンとは、それ以外の日も姿を見ることが多く、最終日に順位確認をしたときは毎日前後していることもわかっていたので「危ないかも」と思っていました。

12時過ぎにおいしいとうわさのエンパナーダというものを買いに出かけた。パイの中にマグロ（こちらではアトゥンという）・肉・たまねぎ・チーズなど（メニューにより異なる）が入って揚げたもの。注文するとその場で揚げてくれる。値段はメニューにより異なるがだいたい2000ペソ（400円）前後と安い。買って宿に帰る途中で豪雨に見舞われ途中で雨宿りしながら戻る。基本晴れているんだけどピンポイントで滝のような雨だった。 13時に宿を3人で出発しレンタカーを借りて島を約1周するモアイツアーに出かける。最初は島の南側の海岸沿いの道を東に向かって進む。最初のうちは倒れているモアイでも「おおー大きい！」と言ってありがたがって見ていたがこのルートは倒れているモアイが続くため「また倒れているやつかー」とテンションが下がってくる。

ラノ・ララクは有料で入場する国立公園の中にあり入場料は60ドルかかります。入場券は1度買えば空港の近くにあるオロンゴにも入場することができます。ラノ・ララクは昔教科書で見たような巨大な顔のモアイがたくさんあります。モアイはここで切り出されて島の各所へ運ばれていたようです。あまりにもたくさんのモアイがあるので、だんだん倒れているモアイや小さなモアイには興味を示さなくなってきます（笑）

次はラノ・ララクから見える近くにあるアフ・トンガリキのモアイです。以前は倒れていた15体のモアイを日本の企業がアフの上に立てたのだそうです。イースター島にあるアフの上に並んで立っているモアイとしては最大です。朝はこのモアイの向こう側から日が昇る風景を見ることができます。自分達は明日の朝に夜明けのモアイを見るためにここに来る予定です。

次は北上してアナケナビーチへ。この辺は通行する人が少ないのが道が悪く車が進むのが大変です。運転してもらっていて乗っているだけなのに疲れて眠くなってきました。移動中は記憶も飛び飛びです（笑）途中良くわからない遺跡？にも立ち寄りましたが良くわからないので省略。

アナケナビーチは岩場の多いイースター島の海岸線の中では珍しい砂浜です。地元っぽい人たちが海水浴をしていました。自分は砂が広がっているのを見ると砂漠に見えます。アフ・ナウナウのモアイはアナケナビーチのちょっと高くなっているところに立っています。砂に埋まっていたものを復元したものらしいです。

アナケナビーチから島の中央部を走る舗装路を通ってハンガ・ロア村のほうへ戻る。村の手前で進路を変えてプナ・パウというモアイの帽子（プカオ）を切り出していたという場所へ。モアイの帽子ばかりがころがっている場所で一応立ち寄ったというレベルだが、ハンガ・ロア村を見下ろすことができ景色がいい。次はトレランでこれるといいかもしれない。

さらにアフ・アキビへ。モアイが見つめる海に夕日が沈んでいくのを見るという趣旨。島の中央部に雨が降っていたので東側の空モアイの背後に虹がかかっている。モアイの視線の先に日が沈むというのは季節が違うらしく写真にうまく撮ることはできなかった。長い1日を終えてやっと宿に帰還。夕食にエンパナーダを2つ買ってきた。おいしいし安いので主食になってもいいかもしれない。明日はアフ・トンガリキに朝日を見に行くので早めに就寝。

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