出発
羽田からドバイ、ジュネーブを経てシャモニーへ向かう移動日。小さなトラブルが重なりながらも現地に入り、自炊と買い出しで生活を整える。非日常の中でレース前の時間がゆっくりと立ち上がっていく。
Mountain Race & After Story
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シャモニーでの準備、PTL本戦、リタイア後の1人PTL、そしてUTMB期間の街の時間から帰国まで。2018年の遠征全体を日付順にたどれる一覧です。
シャモニー入りから装備準備、ブリーフィングまで。レース直前の静かな時間。
羽田からドバイ、ジュネーブを経てシャモニーへ向かう移動日。小さなトラブルが重なりながらも現地に入り、自炊と買い出しで生活を整える。非日常の中でレース前の時間がゆっくりと立ち上がっていく。
装備整理や食料準備を進めながら、街へ出てSIMの調達など細かなタスクを消化する。観光というより生活に近い時間を過ごし、シャモニーの空気に身体を慣らしていく一日。
午前は実際のトレイルで体を動かし、午後は装備チェックとビブ受け取り。ブリーフィングでコース変更を確認し、準備が整うにつれて緊張と期待が現実のものになっていく。
シャモニーをスタートし、期待と不安の中で始まる長いレース。
朝のシャモニーをスタートし順調に進むが、大きな登りで脚に異変が出始める。オフトレイル区間でさらにダメージが増し、予定していた流れが崩れ始める。レースの厳しさが一気に現実になる初日。
チームを離れてシャモニーへ戻り、身体を休めながら状況を整理する。しかし悔しさと未消化感は消えず、「もう一度自分の形でやり直す」という決断へとつながる転換点になる。
チームを離れ、自分のペースでコースを追い直す再挑戦。
一人で再スタートし、無理をしないペースでコースを進む。レースでは見えなかった景色や判断の余白を取り戻しながら、自分の歩き方を確認していく。再挑戦としての意味を持つ一日。
スイスからイタリアへと進みながら距離を積み重ね、最終的に100kmを走破。体力だけでなく、気持ちの整理としても大きな意味を持つ行程となり、ひとつの区切りがつく。
レース後、シャモニーの熱気の中で過ごす時間と、その余韻のまま帰国へ。
チームのリタイアが確定し、挑戦はここで終了する。街ではUTMBがスタートし、熱気と現実のギャップを感じながら時間が流れる。
トップ選手から日本人選手まで、次々とフィニッシュする姿を見届ける。走る側ではなく見る側として、レースの熱量を受け取る時間になる。
レースの終盤の盛り上がりを感じつつも、少し距離を置いて過ごす。ディナーでの出会いや会話が、次への意識を自然に引き上げていく。
レース後に集まった仲間たちと再会し、旅としての時間を回収する。結果とは別に、この場所で過ごした時間そのものの価値を実感する一日。
軽いハイキングのつもりが、最後までしっかり山を歩く一日に。夜は打ち合わせを通じて次の展開を考え、旅の終わりと次の始まりが重なる。
ジュネーブから日本へ戻る長い移動。家に帰り着いたところで遠征が終わり、悔しさと余韻を抱えたまま日常へ戻っていく。