この旅について
Marathon Des Sables は、毎年3月下旬から4月上旬にかけて モロッコのサハラ砂漠で行われるステージレースです。 出場者はレースとキャンプに必要な装備を背負い、7日間で6ステージ、 合計およそ230kmを進みます。
水はレース中の各チェックポイントとキャンプ地で支給されますが、 それ以外の装備や食料は自分で工夫して準備しなければなりません。 装備重量は10kgを超えることもあり、何を持ち、何を削るかという判断そのものが レースの一部になります。
地形は平地だけではなく、岩場や砂丘も混ざります。 日中の平均気温は35〜40℃、最高気温は50℃に達することもあり、 さらに1日だけ70km前後のオーバーナイトステージが設定され、 後半はヘッドライトを使った夜間走行になります。
ゴールしてもホテルもシャワーもなく、自分で薪を集めて火を起こし、 自炊しながら一週間を過ごす。走ることだけではなく、 砂漠で生活することそのものがこのレースの魅力でした。
走ることの集大成として望んだこのレースが新たな始まりになり、生き方・人生を大きく変えていくことになりました。
本編レポート
砂漠への移動、装備チェック、各ステージ、表彰式まで。 この旅の中心になる記録です。まず全体を見たい人は一覧から、 時系列で入りたい人は最初の日から読めるようにしています。
この旅の風景
平地、岩場、砂丘、そして夜の砂漠。 同じサハラの中でも表情は大きく変わり、その変化の中を進んでいく一週間でした。 ここでは、その空気を伝える象徴的な写真を置いています。