第35回富士登山駅伝
2010/08/01(日)
No.2 レース当日
ここは4区樺澤レポートです
レース前日へ
緊張によるストレスからかお腹が痛い(笑)5時半にホテルを出てデニーズで朝食。 マキロンは単独で陸上競技場へ移動。自分は2区鵜瀬くん、3区酒井さんを中継所に送りつつ太郎坊へ。 1人1人と「じゃ、よろしくねー」と別れていくと心細くなってくる。あとはやるしかない! 太郎坊は車がいっぱいで第三駐車場の真ん中へんに空いている場所を見つけて駐車。 気温は暑くもなく寒くもなく・・・富士山は雲に隠れていて見えず残念。
〜 携帯メールより 〜
6:42(5区)佐藤(ひろっち)
お早うございます。上は良い天気です。今日1日頑張って行きましょう。9時40分頃に襷が貰えると非常に嬉しい(笑)

7:04(4区)樺澤
1〜4区中継所につきました。コールを忘れずに。
酒井さんへ車は第3駐車場(中継所の下)の真ん中へんにあります。
うろうろしていると☆野さん(富士登山競走女子優勝者)に会った。 「もしかして4区走るんですか?」と聞くと「自衛隊の子に駆り出されたの〜」と自衛隊ナンバーのゼッケンを見せる。 一般の部の名簿を見て今年は出ないのかなと思っていたら、まさか自衛隊の部とは(驚) さすがに有名人でいろんな人に声を掛けられていて注目の的でした。それにしても4区を走る緊張感がまったく感じられない(笑)
7時50分ころからコールが始まりコールの途中でスタートの8時を迎える。まだまだ3区に来るまでは時間があるので トイレに行ったりしながらゆっくり準備する。8時40分ごろそろそろ先頭が3区にきそうなのでデジカメを持って 第三駐車場前で撮影待機。Team白樺は先頭から20分以上は遅れるので最初のほうくらいは観戦していても大丈夫です。 8時50分ごろから先頭グループが通過。9時ちょっと前に中継所へ移動する。 予定では9時15分に到着するはず。だんだん残りチームが少なくなっていく中「早く来てくれ」と焦り始める。 60番が呼ばれ酒井さんが姿を現す。時計を見ると9時15分台。ほぼ予定通りだ。 受け取ったタスキは汗でびっしょり。やはり重い。
〜 携帯メールより 〜
8:47(1区)新倉(マキロン)
予定より1分遅れでタスキ渡し。26'40くらい。上野くん、セブンイレブン越えたくらいで吐いてました、で、抜きましたw

8:50(山頂区)山浦
6区スタート位置着きました。佐藤さんへ このユニで走ります。(下の写真)

9:00(1区)新倉(マキロン)
ステキです(笑)>山浦さん
9:01(2区)鵜瀬
一人抜き。26分0?スマン、あのコースなら24分台でいかんとアカンな。マキ先生が、後から7番目くらいにきた。

9:04(5区)佐藤(ひろっち)
了解しました。余裕がありそうで嬉しいです(笑)

9:09(遠隔地)大澤
選手達と一緒にメーリスいれてくれてありがとうございます!みなさんステキ!暑さに負けずがんばって!!!

9:13(山頂区)山浦
佐藤さんの荷物の中に酸素缶入れといたので、待ち時間の回復に使ってください。激走しましょう!
最初は登りのロードが200m弱。あえてゆっくり入る。別のチームで4区を走る長縄くん@青葉会が 沿道で声をかけてくれる?「あれっ?まだ来てないの?」と言葉を交わして登山道へ。 大石茶屋までもとにかくゆっくりを心がける。昨日の試走でここでピッチを上げて後半苦しくなったので我慢我慢。 こんなことで目標タイムが出るのか不安だがあくまで後半勝負。登山者がひっきりなしに応援してくれる。 大石茶屋の脇は予定通り歩く。歩きでも前を行く走っている人との差はあまり開かない。 直線に出てから走り始めすぐに3人抜かし「けっこういい感じじゃない?」と気分も良くなる。 前はけっこう差がついていたが先を急がなくても目に見えて差が縮まってくるので落ち着いて走ることができた。 さらに2人を抜かしてつづら折り手前の急斜面に差し掛かり歩きに切り替える。見上げるとこの斜面に前のランナー達が 連なっていて「もしかしたらこの区間で10人抜きとかできちゃうかも」と思う(勘違い)。 歩いている間に後ろから走ってきた自衛隊チームに抜かされるがつづら折りで抜かし返すことを心に誓い見送る。 別のチームを1人抜かしてこれで6人抜いて1人に抜かされた計算。 つづら折りの入口の試走で中間タイムを取っていた場所でタイムを見ると27分50秒。 試走よりも2分早くなっている。あとはつづら折りをしっかり攻めるだけだ。

つづら折りに入って斜度が緩くなる(斜面はきついけど道が斜めに切られているので)。 走りだすと先ほど抜かしていった自衛隊はまだ最初のつづらの直線にいたので ちょっとペースを上げて間を詰める。2つめのつづらですぐ後ろにつけることができた。 少しだけ後ろを走ってから抜かす。次の目標はと上を見上げると先のランナーはかなり上のほう。 下の斜面で前にいっぱいいるように見えたのは斜面が急だったからかとちょっとがっかり。 後はすぐ後ろにいる自衛隊との一騎打ちだ。もう中継所も近くに見えてきているので ここまで来て後ろから抜かされるところを見られたらカッコ悪いと思い、 力を振り絞るが自衛隊も5メートルくらい後ろをついてくる。最後のつづらを折返し中継所まであと20〜30メートルくらいに なったが目の前の中継所まで歩かずに走れるかがあやしい。なんとか走る姿勢を保って粘っていると 自衛隊がラストスパートして抜かされてしまう。自衛隊の直後にひろっちにタスキを渡して倒れこむ。 大会運営の自衛隊員に「歩けるか?」と聞かれつつ這うようにしてコース外へ。
時計を見ると35分50秒くらい。予定では35分30秒だったからだいたい予定通り。(下山後確認した公式タイムは35分41秒だった) 下りは見積もりよりも確実に速く下れそうだから、 5区と山頂区が予定タイムで走ればタスキをつなげる可能性がだいぶ出てくる。 ひろっちの荷物はTeam白樺カードのおかげですぐに見つけることができ、 ひろっちのウェアを借りて体が冷えないようにし飲んだり食べたりする。 しばらくして落ち着くともう先頭グループが下ってくるとのアナウンスがある。 タスキ渡しの動画撮影をしたかったのでひろっちのデジカメを荷物の中から漁って撮影開始。
しばらく撮影を楽しんでから走る準備を整える。予定では11時58分ごろ来るはず。最悪12時までに来れば自分の走りしだいで 繰上げスタートの12時10分までに下れる。11時50分ごろ「もうしばらくかなー」と思いつつも準備を終えて中継エリアに行くと、 ねこたくん@ランナーズに会った。ランナーズは自分が撮影隊している間に相当早く通過していたので 「速かったじゃん!」と声をかけると「もうちょっとで入賞なんですけどね」と悔しそうにしていた。 タスキ渡しエリアの近くに行くとすぐに「60番!」と呼ばれたような気がした。 61番とか62番の聞き間違いかと思ったが念のため斜面の上を見ながらコースの脇に出るとひろっち来た!

突然だったので到着時間を見ていないが明らかに早い!タスキは無事に受け取り走りだすが 斜面が急ですぐに加速していくのでタスキを掛ける余裕もストップウォッチ押す余裕もない。 手にタスキを持ったまま走っていく。下りは転倒しないように若干抑えめで前日に下見しておいた 柔らかい場所を走っていく。後ろから来た3チームに次々と抜かされてしまうがどうにもならない。 自分の走りに集中しやれる範囲でスピードを維持して走る。砂走りの下のほうに来ると固い地面になってきて 足が痛くなるがロードの走りに切り替えて加速する。太郎坊中継所で酒井さんに「お願いします!」とタスキを渡す。

ここ数年跳ね返されていた繰上げ関門をついに突破!とりあえず繰上げさえ突破すれば自分のタイムはどうでもいいので 時間の確認はせず、とりあえず車に戻る。デジカメ取ったら繰上げスタートを見に行こうと思っていたが 携帯にみんなからのメールがたくさん来ていたので読んでいるうちに繰上げスタートは行ってしまった。 今まで(最近数年)はTeam白樺もあの中にいたんだよなーと思うとタスキがつながった嬉しさがこみあげて来る。
〜 携帯メールより 〜
11:56(5区)佐藤(ひろっち)
11:53襷渡した

12:09(4区)樺澤
やったー!太郎坊つながった!

12:12(山頂区)山浦
ナイス爆走!泣けてくる。ゴールまでガンバ!これから下山します。

12:21(1区)新倉(マキロン)
マジですかっ!!!!!!!!!!!!!!!!よっし!がんばるぜぃ↑

12:24(遠隔地)大澤
襷繋がってる↑!あとちょっとー
しばらくぶらぶらしていたがひろっちと山浦さんが降りてこないのでのんびりと大石茶屋まで散歩で登る。 走ればすぐなのにのんびり歩くとけっこう時間かかるんだなと思った。大石茶屋のベンチに座っていると しばらくしてひろっち到着。レース中の話とかしているとSJコーチとN井さんが降りて来て、 そのあとからノゾミ@WindRunも降りてきた。ノゾミは山頂区で49分台と大健闘!好タイムを称える。 続いて山浦さんも下山。下りのタスキ渡しの貯金は一体どこでできたのかと思っていたら殊勲者は山浦さんで予定よりも3分短縮の47分! 駐車場に降りると許田さん@ハートブレイクもいて気になるタイムは(山頂区)45分ちょっと! ハートブレイクは5位入賞とすばらしい結果でした。
陸上競技場でチーム全員の感動の再会(笑)ほんとうに今回は個人の結果もチームの結果も大満足。 チームのタイムは見ていないけどタスキがつながった時点でそこそこのタイムにはなっているはずなので。 ファミレスに行って(何回ファミレス行くんだよと言われそう・・・というか言われている)恒例のタスキへのコメント書き。今回は何と言っても久しぶりにタスキがつながったので、みんなうれしそうに「タスキがつながった!」と書いています。(そもそも今のメンバーになってからはタスキがつながったことがなかった!) このタスキは菅平高原のホテル白樺荘のロビーに飾られます。(Team白樺の富士登山駅伝の参加費はホテル白樺荘が出してくれています)
来年からも毎年タスキをつなげて、その先の目標に向かっていきたい。 そのためにも来年は自分も貯金を作れるランナーになること。来年は5区を60分以内で走りたいと思います・・・と思ったけど58分くらいで走らないと貯金とは言えないので58分を目指します。。 あと5区を走ると自分は全区間を経験したことになります。 結果が良い時も悪い時もいつもいい刺激をくれる富士登山駅伝に感謝!

→公式記録集(一般の部)

→公式記録集(全体)

区間 スタート地点名 距離(km) 標高差(m) 区間タイム
(分:秒)
区間
順位
1 陸上競技場 5.48 184 26'43 82
2 青年の家 4.64 345 26'10 73
3 馬返し上 4.38 371 23'02 26
4 太郎坊 3.0 664 35'41 55
5 二合八勺 4.24 1017 1:04'46 73
6 七合五勺 4.92 618 47'12 11
7 七合五勺 3.66 1017 9'59 29
8 二合八勺 2.75 664 9'45 67
9 太郎坊 4.38 371 14'33 57
10 馬返し上 4.64 345 15'06 67
11 青年の家 4.88 184 18'13 79
Team白樺(No.60)
成績
4時間51分10秒
総合順位(91/117)
一般順位(59/84)
レース前日へ