冬の北海道
2006/1/4(水)  美瑛
1/3(火) 1/5(木)
朝8時からユースホステルで朝食。9時にクロスカントリースキーツアーに参加する人は ユースホステルの玄関にう集合する。参加者はガイドさんとユースホステルに宿泊しているカップル、 それから自分の4人。天気は曇りで風が強そう。その日に行くコースは、そのときの天候で決めるらしい。 親子の木のコースに行くことになった。このコースは風があってもある程度耐えられる?コースらしい。
車でスタート地点まで送ってもらってそこからクロスカントリースキーで親子の木を目指す。 クロスカントリースキーは初めてだけど思った以上に軽くて歩きやすい。 最初は坂を上っていく。坂を上って丘の上に出るとさすがに風が強くて寒かった。 デジカメのほかにフィルムカメラも持っていたが寒くてザックから取り出して写真を撮る気力がなかった。
親子の木で折り返しもと来た道をしばらく戻ってから農道の分岐で来たほうと違う方向に行く。 ここからは下りなので滑って行ける。クロスカントリースキーはエッジもないしブーツも足首が 固定されていないので慎重に行かないと転びそうだった。曲がるときはどうすればいいのかと 思っていたが足を踏み変えて曲がるしかないらしい。カップルの女の子のほうはスキーに慣れていないらしく 下りではかなり苦労していた。坂を下りたところで休憩してお茶にする。 そこから少し進むと道路に出て、そこにユースホステルの人が車で迎えに来ていた。 ユースホステルに戻って昼食にする。
自分は午後も引き続きクロスカントリースキー。午後はガイドさんと2人だけだった。 午後は風が強いと厳しいらしい「とっておきコース」というところに行くことになった。 なんとなく風は強そうだったが・・・。午前中は寒くてフィルムカメラを使えなかったので 今度は初めからザックに入れず首から下げて出発することにする。午後も車でスタート地点まで 送ってもらう。このコースのゴールはユースホステルだ。
この「とっておきコース」というのはユースホステルのオーナーが農家の人に許可を取って 夏の間は畑になっているところを通って行く。そのため通常では立ち入ることのできないところから 景色を見ることができる。丘の稜線を進むため周辺の観光スポット(いろんな木があるだけだけど)を たくさん見ることができる。「あっちに見えるのはCMで使われた木です」などというように ガイドさんに説明してもらいながらのんびりツーリング。
ほんとうはこのコースは美瑛の東側の山が正面に見えるらしいが今日は曇っているため 残念ながら山は見れなかった。でも出発したときに心配だった風はやんでいて、 だんだん天気も良くなってきたため、なかなか快適だった。 ユースホステルには15時過ぎに到着。通常よりもかなりいいペースで進めたらしい。 ユースホステルの談話室でガイドさんとお茶をする。このガイドさん、実は現地の人ではなく 愛媛の人で何度もユースホステルに来ているうちに長期休暇のときは居候してお客さんの案内を しているんだそうだ(そういえば白馬の宿にも似たような人がいたな〜)。
ユースホステルの夕飯は18時45分なので、ユースホステルの人が「夕陽の木」と言っている木を 歩いて見に行ってみる。この木は道路から見ると木の向こう側に夕陽が沈むのを見ることができ 写真に撮るといい感じなのでこういう名前をつけたとのこと。ユースホステルでそう呼んでいるだけなので 観光ガイドなどには載っていない。このユースホステルではこれ以外にも木にいろいろな名前を つけていたりする。天気も微妙だったが夕陽はもう沈んでいたので木を普通に眺めて帰ってきた。
ユースホステルに戻ったころ月が出ているのに気が付く。半月の少し手前くらいでしばらくしたら 「夕陽の木」の向こうに月が沈むのが見れるかもしれないと思い。カメラの準備だけしてしばらく 暇をつぶし、そろそろかな?と思ったタイミングで外に出てみた。残念ながら曇っていて月は見えなく なっていた。今日は単独で旅をしている人が2人新しくやってきていて夕食後に談話室でいろいろな 話をした。この2人は明日クロスカントリースキーに行くということで「一緒に」と誘われたが 明日は1人でぶらぶらしようかなあと思っていたのでちょっと迷った。今日のクロスカントリースキー では曇っていて山が見えなかったので、朝食の時に山が見えたら参加すると約束した。
1/3(火) 1/5(木)

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