能登島シーカヤック
2005/04/29(金)〜04/30(土)
【2日目】
1日目  
朝9時にそわじ海水浴場へ。宿がすぐ近くということと今日は1人で長く漕ぐというのを 目標にしていたのでガイドさんが先に来て出発してもいいよということで昨日から浜に 装備一式置いてあったのだが、疲れていて朝早く出れなかったので結局他の人たちと 一緒の出発になった。今日、ガイドさんのところには午前、午後それぞれに半日イルカツアーの お客さんが入っている。そこで、午前中だけイルカツアーに同行させてもらって、 午後は一人でツーリングすることにする。昨日は午後から晴れたが、今日は朝からいい天気。 波も風もまったくない。今回長く漕ぐ以外に海の波に慣れる目的もあったがそっちは 達成できなさそうだった。
今日はお客さん以外にガイドさんのシーカヤック仲間?が何人か来ていてにぎやかでとても 楽しい雰囲気。それぞれ乗っている艇の特徴が違っていて(見た目で明らかに違う)面白い。 今日、自分が乗っている艇は昨日のとは違って、安定性は若干悪いがスピードの出しやすい艇。 コクピットが昨日のに比べて狭いので「これなら普通にロールできそう」と思った。
イルカの現れるあたりまで移動する。今日もイルカはすぐに現れた。みんなでイルカを追い回して遊ぶ。 イルカもシーカヤックをからかって遊んでいるところもあり、追いかけ回しても特に問題ないらしい。 昨日の筋肉痛があったので午前中は基本的にのんびりと漕ぐ。
昼近くなって、そわじ海水浴場に戻るときにロールを試してみる。今日はガイドさんの仲間が たくさん回りにいるので失敗してもすぐに助けてもらえるという安心感がある(笑) 2回連続でうまくいったが調子に乗っていたら3回目で失敗して泳ぐはめになった。 単独で再乗艇するセルフレスキューも試してみたが意外と難しい。昨日の安定している艇なら なんとかいけたかもしれないが結局他の人に救助してもらった。実際には沈してしまうような 海の状況では再乗艇は無理なのでロールで上がるか、だめだったら他の人に助けてもらうしか ないらしい。
ガイドさんと、その仲間達は浜で昼食。自分は昼食のために車で出かける。能登島にはコンビ二の類が ないので朝買ってこれなかったのだった。ガイドさんは午後のイルカツアーのお客さんがいるが 午後は1人で無人島周辺まで行ってどこまで漕げるか挑戦してみようと思う。午後はロールとかして 水に入るつもりはないので重たいウェットスーツは脱いで軽装で出かけることにする。 ところが海水浴場から離れて、そわじ鼻という大きな岩の陰から出ると横風が結構吹いて波も出てきていた。 まっすぐ進めずに大きく蛇行しながら無人島を目指すが、もし沈したらと考えるとちょっと危険なので 引き返してイルカツアーが通りかかるコースで練習することにする。
そわじ海水浴場とイルカがいるあたりの間でひたすら漕ぎ続ける。疲れている割には 重たいウェットスーツを脱いだからか体が軽く感じられた。それと疲れてきているのに 漕ぐこと自体はだんだん楽になってきているような感覚もあった。昨日から意識している 腰で漕ぐというのの効果が出てきているのかもしれないなと思った。結局、2時間以上は 漕ぎ続けていたが「まだまだいける」という感じを残したまま終わることができた。 スピードはゆっくりだったが、これなら3時間くらいは漕いでいられそうなので とりあえず第一目標は達成。まあ、なにより楽しかったから良かったなと思った。 ガイドさんと今度は能登島一周ツアー(約40km)しましょうと約束して帰宅。
1日目  

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