里山アドベンチャー
2005/10/01(土)〜02(日)
ステージ3
ステージ2  
ステージ3の最初は利根川でラフティング。昨日使って濡れたウェットスーツを着る。 寒いのでスキーのアンダーウェアの上から着た。ここのラフティングでは到着順に2チームごとに 1つのラフトボートに乗っていく。自分たちは「Columbia UNITE-X」と一緒に乗ることになった。 このチームはオールラウンドに何でもできるので、Hさん、Nさんは「ラッキー♪」と喜んだ(笑) 今日は川の水量が少なくなっていてラフトボートがいたるところでスタックし先へ進むのに苦労した。 途中、大きな岩の上にチェックポイントがありチェックしたら岩から川に飛び込まなければいけない ということになっていた。ここはHさんがチェックに行き飛び込んでもらう。 Hさんは昨日からすっかり泳ぎ役になってしまった(だって泳ぎやすそうなウェットスーツ着てるし)。

ラフティングが終わったところからはリバートレッキング。途中川を渡って反対側に行かなければ 歩けないところがあったが、渡っても結局もう一度渡りなおしてこちら側に戻ってこなければ いけないことがわかっていたので、川岸を歩くことをあきらめ川を泳いで下った。
利根川から支流に入っていくあたりのCPからは通り道から外れた高いところにチェックが付いていて 岩をよじ登らなければ届かないという微妙に意地悪なセッティング。練習で少しだけクライミングを やっておいたのが役に立ったかもしれない。ここは走らずにずっと歩いてリバートレッキング終了。 オリエンテーリング開始のCP34でウェットスーツを着替えて少し休憩。 8時半ころ?オリエンテーリング開始。CP35に向かうところで少しルート選択に迷った。 大きな目立つ道があったが、そちらに行くと少し遠回りになりそうだったので地図上に道が書いてない 尾根を登ることにする。そうしたら後ろから後続のチームがぞくぞくとやってきたので草むらに隠れて 後ろのチームが遠回りな道のほうに行くのを見届けてから見つからないように尾根を登っていった。 ピークのCP35に到着したとき遠回りな道に行ったチームはやっぱりまだ来ていなかった。
オリエンテーリング中、他のチームの人から「少しヒルが出てるよ」と言われNさんが早速靴を確認すると ヒルがくっついていた。Hさんが用意していたヒルを殺すスプレーを急いでかけてヒルを取る。 自分も靴を確認したが、かかとの辺りに出血があっただけで特にヒルはいなかったので安心する。 (思いっきりヒルにやられている奴(笑)>かかとの出血) 山の上のCP37をとった後、他のチームは尾根をそのまま進んで下に降りているようだったが、 同じルートでは面白くないので、次のCPへの最短距離になる少し斜面が急な尾根を降りることにした。
急な斜面は滑りやすくNさんはかなり怖がってなかなか降りれなかったが少しずつ降りてなんとか 目指す尾根を下ることができた。予定通り次のCPの目の前に出たが、 何チームかに抜かされてしまっていた。ここからは舗装道路をジョギングしたり歩いたりして 懸垂下降ポイントの諏訪峡大橋を目指す。諏訪峡大橋に到着し懸垂下降の準備をする。 靴の中に土が入ってしまっていたので靴を脱ぐとヒルが足に何匹もくっついていた! ここでやっとかかとの出血はヒルにやられていたのだと気が付いた。急いでHさんにヒルを退治する スプレーをかけてもらった。みんな山でヒルにやられて懸垂下降の前に橋の上でヒルを退治したらしく ところどころ血が付いていたりヒルの残骸?が落ちていたりした。
懸垂下降は諏訪峡大橋から利根川へ下降する。高さは40mくらい。 隣ではバンジージャンプもおこなわれている。以前30mくらいの高さから下降するときはかなり怖かったが レース中だからか怖さを感じる間もなくさっさと下降の準備をする。HさんとNさんはレース終了後に バンジージャンプをしてみることにしていて、これから下降するというのにバンジージャンプのほう ばかり気にしていた。下降前にスタッフに装備をチェックしてもらったところハーネスのレッグループが 左右逆になってねじれていた。今までこんなミスをしたことはなかったのにやっぱり疲れているのかも しれないと思った。
下降を開始する。上から写真を撮ってくれていたので片手を離して手を振ってみたりする。 先週、懸垂下降をさんざん練習したからか、今回は精神的にかなり余裕があった。 景色を楽しみつつ下降完了。懸垂下降終了したところからリバートレッキングで川の上流へ登り ようやくゴールとなる。
最後のリバートレッキングでは2回ほど泳いで川を渡らなければならなかった。 今朝、泳いだときなどはウェットスーツを着ていたが、今回はウェットスーツなしの普通の服装なので 水が冷たい。でも、これで最後と思うとさほど苦もなく泳ぐことができた。 最後に川を渡るポイントでは川の真ん中にある岩まで3人でスクラムを組んで流されないように進み、 岩に上がってから飛び込んで勢いで岸に渡る。川の真ん中では3人でスクラムを組んでいても もうちょっとで流されてしまうところだった。岩の向こう側はかなり流れが速かったが、 思い切り飛び込んで必死に泳ぐ。距離が短いということもあって意外とあっさり岸に這い上がることができた。 11時45分ごろゴール!2日間のレースが終了した。
順位は10位(30チーム中)で、できれば10位以内と思っていた目標をクリアできてしまった。 全体的にはCPの通過順位は15位くらいだったが特にミスもなく確実に進むことができたのが 良かったのだと思う。後から順位(得点)表を見たがペナルティは1つもついていなかった。 改めて速さと同じくらい(場合によってはそれ以上に)ミスをしないということは重要なのだと 思った。今回はチームの長所、短所も知ることができ、順位もとりあえず満足して良いレベルだと思うので とても良かったと思う。個人的な目標だった「ハンガーノックにならない」ということについても、 2日目も普段と変わらないパワーが出ていたので問題なかった。
ステージ2  

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