アタカマ・クロッシング 2011/03/04(金) サン・ペドロ・デ・アタカマ(2日目)
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朝食はホテルでビュッフェ。食べていると昨日到着していた取材スタッフのみなさんと出会った。
撮影隊の中に入っているアドベンチャーレーサーのコマケンさんに「優勝候補だそうじゃないですか」と言われる。
岡部さんには「今日はどんな風に過ごすんですか」と聞かれたので「MTBで砂漠に遊びに行きます」と回答。
自分としては走るトレーニングはやってきたから、後は楽しく体を動かして当日を迎えればよいというスタンス。
宍戸さんが昨日民族衣装(ポンチョ)を買ってきたので、外に出て着させてもらい撮影タイム。あとで自分も買いに行こう。
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それにしても、ここまで取材スタッフの方々の期待?を裏切っているばかりな気がする・・・たぶん過酷なレースに立ち向かう様子を
撮りたいと思っているんじゃないかな(こちらの勝手な想像だけど)とは思うのだが、肝心の選手は遊びに行っちゃうし、
呑んだくれている人はいるし、民族衣装着て大騒ぎしているしで、想像していたのとはだいぶ違うんじゃないかな。
まあ、それが強さの秘密?なので後はレースできちんと見せるもの見せればいいでしょう。自分達はあくまで自然体で♪
今回のメンバーは特にエジプトのレースを一緒にやったメンバー中心だから一緒にいると自然でいることができるので
取材スタッフの方にも「日本チームは仲がいいですねえ」と言われていました。
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佐藤くんとMTBを借りに行ってサン・ペドロ・デ・アタカマを出発。まずは近くのプカラ遺跡へ向かう。
途中で川を渡るときにギアを軽くしたらチェーンが外れる。直そうとするがチェーンが挟まってしまって悪戦苦闘。
どうやらワイヤーが緩んでいて軽いギアにすると外れてしまうようだ。工具がないので軽いギアを使わないことにして先へ進む。
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プカラ遺跡は昔の人の住居跡。入口で入場料を払って遺跡へ入る。坂道を登ると呼吸が乱れる。標高も2500mくらいで荷物も背負っていないのに
明らかに標高の影響を感じるので「レース大丈夫なのか?」と心配になる。プカラ遺跡の上からは延々と広がるアタカマ塩湖を見ることができ
見ている分にはすごい景色だが、明日からそこでレースをすると考えると楽しんでばかりもいられない。
遺跡をぐるっと回ってから隣の山(丘)に登る。今日どこかでソフトサンド(砂丘のような細かい砂)を見つけて採取すればレース中にお土産の砂を取らなくていいのだが
高いところから周りを見てもソフトサンドがありそうな場所は見つけられなかった。
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プカラ遺跡を後にしてMTBで適当に奥地へ。両側に岩壁が迫る渓谷を走っていく。だんだん登り坂になり暑いし呼吸はきついし登りはどこまで続くか
わからないので登りきらずに途中であきらめる。レース前の調整?なのにここで疲れてしまってはまずい。
サン・ペドロ・デ・アタカマに戻り、さらにソフトサンドを探しに行く気にもならず終了することにする。
街に入るなり酔っ払い2人組み(宍戸さん、岩瀬さん)に会う。人を指さして「ビビビビビ!」とかやる地元の酔っ払いと対決していたらしい。
「ここはすごい街だ」と感心していた。
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レンタルMTBを返して部屋で休んで夕方から、宍戸さん、岩瀬さん、荒井くん、佐藤くん、自分の5人で民族衣装の購入と夕食のために出かける。
宍戸さんは「サマンサにビビビビビ!ってやったら、ビビビビビって返してくれた」とご満悦だった。
自分と佐藤くんはポンチョを購入。良く見ると四角い布に頭を出す穴を開けただけのものだが、なんかそれっぽい(現地人的雰囲気がある)。
酔っ払いコンビお勧めのレストランでピザとロモ・ア・ロ・ポブレ(肉の上に目玉焼きが乗っているチリ料理)を食べる。
ここでも酔っ払いは旅のスペイン語で覚えた”使ってはいけない言葉”を連呼して荒井くんに「普通に通じるから止めてください!」と言われていた。
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食事の後ホテルへ戻ってレースの装備の最終チェック。民族衣装を着て準備していたら部屋の窓から取材スタッフの岡部さんが覗き込んで
「何て格好してるんですか」と言っていた。ここまでもしつこく装備品が全部あるかは確認していたが最終確認も問題なし。
明日は岡部さんが装備品の説明を映像に撮りたいという取材対応をしてからレースのブリーフィングと装備チェックになる。
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