12/4(火)フエゴ国立公園

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朝は適当に起きてのんびりと朝食にする。今日はウシュアイアで過ごす最後の1日(明日は移動日)。11時ごろ上野山荘を出発してフエゴ国立公園へ向かう。あいかわらず朝は天気が悪いのだが、今日は最終日なのでどんな天気でもフエゴ国立公園には行こうと思っていた。特にラパタイアのアラスカから続く道の最南端には必ず行っておきたい。
 
セントロまで歩いていき郵便局で絵葉書を投函。そしてタクシーでラパタイアを目指す。タクシー代260ペソ(5000円くらいか)。今日のメンバーは、私、れなっち、ひろっち、武石さんの4人。4人もいればバスではなくタクシーでも1人あたりの金額はバスと変わらないくらいになる。国立公園のゲートで1人85ペソを支払いタクシーでさらに先へ進む。トレッキング道の起点のような場所でタクシーは停止。ここから道の最南端までは3kmほどだろうか。周囲は緑が豊富で標高1000mほどの山々に囲まれている。標高1000mとはいっても中腹あたりが森林限界でそれより上には雪がついているためかなりの高山に来た気分になる。広々とした壮大なスケールに「これがパタゴニアかー」と思った。
 
12時40分にトレッキング開始。トレイルはよく整備されていて歩きやすい。未舗装でバスがすれ違えるくらいの幅の国道3号線(ウシュアイア市街地の少し先までは舗装されている)と合流したり分かれたりしながら細いトレイルが続いていく。写真を撮りながらのんびり歩いていると、他の3人はさっさと目的地まで行きたかったらしく終始だいぶ先行して自分は最後尾からついていく。国道3号線の最南端へは思ったよりも時間がかかり14時ごろ到着。看板には「ブエノスアイレスまで3079km、アラスカまで17848km」と記載がある。
 
国道終点の看板の先は遊歩道が整備されている。軽く1周だけしてトレッキング道の起点に戻ることにする。途中でトレッキング地図を見ると道がチリの国境に伸びてそこで消えているのでチリとの国境には何があるのかとトレイルをたどってみたが国境直前で道がなくなり藪になってしまったため断念した。おそらく100~200mくらいまでは迫ったと思うのだが。元の場所に戻ってきたのが15時30分。意外と時間がかかって疲れてしまったため、当初の予定していたロカ湖へのトレイルと時間があれば行こうと思っていた海沿いのトレイルを世界の果て号(観光列車)の終着駅まで歩いてしまおうという計画はなしにした。ロカ湖へのトレイルこそ、そのまま進めばチリとの国境にたどり着けるのだが(チリ入国は不可)。
 
バス発着場にあるカフェで休憩。エンパナーダ2つ(20ペソ)とコーラ(18ペソ、高い!)を食べる。バスは16時30分に来るらしいためトレッキングはここで終えてバスで帰ることにする。やってきたバスに乗り込むが出発したバスはウシュアイア方面ではなく元来たトレッキングコースのほうへ戻っていく。国立公園内を巡回してお客さんを集めたあとウシュアイアに向かうらしい。けっきょく国道最南端まで戻ってしまいバスはしばらく停車。乗ってきたお客さんは外に出て写真撮ったりしていて運転手さんに「写真撮りに行かないのか?」と言われたがさっき来たのでバスの中で出発を待つ。それからバスはウシュアイアのセントロへ向かう。疲れていたので眠ってしまい気がついたらウシュアイアに戻っていた。(バス代50ペソ)
 
ここで、ひろっち、武石さんと別れ、れなっちとセントロ散策へ。あとから行こうと思っていたアイスクリーム屋に行く。こちらではアイスクリームを買うときはカップの大きさを選んでお金を払ってからアイスクリームを入れる係の人にどれがほしいか伝える仕組みになっている。一休みしたあと土産物を見に行く。土産物店はセントロに来るたびに除いているが、いまいちこれというものがない。南極マグカップだけ買う。砂漠レースに行くたびに、お土産にマグカップを買って砂漠マグカップシリーズにしているのでマグカップだけは必ず買う。
 
セントロから歩いてLAスーパーに行き今夜と明日の朝食を買う。21時過ぎに上野山荘へ帰宅。明日は移動日でカラファテに向かう。空港まではタクシーで行ってしまうためウシュアイアの町を歩くのはこれで最後。日程にゆとりを持ってのんびり滞在した町なので少々寂しい。LAスーパー&ショッピングモールには毎日通っていたしなー。
 

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