3/11(日)のっとれ!松代城

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今年も越後まつだい冬の陣「のっとれ!松代城」の季節がやってきた。このレースは新潟県十日町市でおこなわれるお祭りのメインイベントで出場者は雪で作られた障害物を乗り越え山の上にある松代城を目指す。距離は3.5km、標高差は200mほどだが障害物が本気で厳しいため体中が筋肉痛になるレースだ。ちなみに優勝すると1年間城主に任命され、米一石(150kg)が贈呈される。
 
参加するのは今年で4回目。前日は前回と同様に松之山温泉に宿泊。しかし前回は自炊素泊まり宿だったか今回はちょっとグレードが高い温泉旅館。前日にもお祭り会場に行ってイベントを見物したあと宿で食事と温泉。レース当日は受付締切ぎりぎりに会場入り。過去に参加したときは屈強な仲間達と出場していたのでアップや試走をしていたが今回はおとなしく戦士入場を待つ。

スタート前にTeam白樺の田崎さんに会った。自分よりも遙かに強く毎年「のっとれ!」の優勝候補だ。彼にはぜひ優勝して城主に任命されてほしい。自分も今年はレース中の写真撮影はなしで潔くカメラも持たない。自己ベスト順位は出したいが前回の順位はすでに上位1割以内に入ってきてつらくなってきているからだ。
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スタートと同時にダッシュ!突っ込み気味に入る。しかしイメージ以上の負荷がかかる。例年よりも積雪が多くとにかく脚が前に進まない。なんとか上位1割以内の位置はキープして障害物エリアに突入。最初の5連続の雪壁越えで苦労して大きく順位を落としつつ体中が痛くなるのが毎年のパターン。雪壁の高さは1m50cmほどあり自力で這い上がれるかぎりぎりの高さ。今年は最初から自力で這い上がるのをあきらめ前で壁にしがみついている人を押し上げて代わりに自分を引っ張り上げてもらう作戦にした。うまく2人組を作って乗り越えて行ったが最初から引っ張り上げてもらうことを期待していたためか他力本願だった割にダメージはいつも通り。

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劇坂を上り垂直のロープで作られた壁を乗り越え、その後の階段状の障害物へ。階段状障害物は1段1段は5連続の壁ほど大きくなく例年ほぼ自分でクリアしていたのだが取り付いてみたら全然上がれない!積雪が豊富で例年よりも障害物が大きくなってる!?ここも周りにいる戦士を強制的に助けて代わりに自分を引き上げてもらってクリア。

その後はロードと雪道の登り坂をひたすら走るだけ。体に力が入らずロード区間でもあまり順位を上げられない。これは自己ベスト順位どころか前回を大幅に下回るのではないかと思う。雪道登りではじわじわと順位を上げ続け山の中腹で滑車に付いたタイヤにつかまって谷渡り。続く登りもどうにか歩かずに走ってフィニッシュ。順位は惜しくも前回より1つだけ下の40位!タイムは29分台(前回と同じくらいのタイムだ!)で先頭とは8分くらいの差だった気がする。ゴールでは田崎さんが「城主になっちゃいましたー!」と喜んでいた。1年間この日のために腕立てをしてきたそうで障害物をスムーズに越えられたらしい。やはり自分も筋トレするべきか・・・。来年はもうちょっとがんばって目指せ30位だな!そして今年も仲間内から刑罰(抽選で島流しの刑とか釜ゆでの刑とか酒攻めの刑とか・・・)に当たる人は出ませんでした。
 

■過去の「のっとれ!」レポート
2010年大会
http://www.adventure-runner.com/ver1/special/20100314/20100314.html
2008年大会
http://www.adventure-runner.com/ver1/special/20080309/20080309.html
2007年大会
http://www.adventure-runner.com/ver1/special/20070311/20070311.html

コメント

  1. ジロー より:

    楽しそうなお祭り競技ですね。
    一石の城主に成る為には継続的なトレーニングが必要なんですね。
    それにしても、楽しいアドベンチャーな競技を良く見つけるもんですね。

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