体の調子はさすがに一晩休んで体中痛いということはなくなったが脚は痛く明日きちんと走れるように早く回復させなければいけない。昨夜は脚が熱を持っていて眠れなかったのでロキソニンを飲んでみたら楽に眠れた。ロキソニンを飲んだのは初めてだが確かにこの効果を実感してしまうとまた使いたくなるかも。個人的にはサプリメントのようにロキソニンを飲んでいるランナーを軽蔑しているが「ああ、こういうことか」とちょっと理解した(笑)
今日はやることがなく暇人。砂漠レースのロング2日目はだいたいキャンプ地のテーブルに集まって終わったら食べたいものなどの話をするのが定番だが、そういう話もしたけれど海沿いで風が強いのであまり外でのんびりできる感じではない。11時ごろブラインドランナーの伴走をしている三州さんのチームがフィニッシュしてロングステージは終了した。
ロングステージで自分の25分後にフィニッシュしたのは若岡さんではなくトーマスで、若岡さんは自分から40分遅れになっていた。CP4で後ろに見えていた若岡さんに30kmで30分ほど差を広げられたのはとても満足。しかしその時点でまったく姿が見えていなかったトーマスが若岡さんを逆転して15分差つけているのもすごい。明日の距離が10kmで1時間程度なので自分の順位は5位で確定な感じ。脚が痛いけど後ろが30分離れているので落ちることはないし、若岡さんとの12分差を追いつくのも不可能。ただ3位トーマスと4位若岡さんの差が5分しかなく、かなり難しいが若岡さんは最終日に3位を目指して走ることになる。
自分のことで重要なのは自分よりも上位に40歳代がいなければ40歳代優勝が確定するということ。年代別優勝は総合3位までを除いた年代別1位なので4位が40歳代にならない限り確定。わたるさん30代、台湾20代、トーマス不明(後からの調べ20代)、若岡さん30代なので、この時点ではトーマス若そうだけど実は40歳代で若岡さんが5分差をひっくり返して3位になると自分の年代別優勝は消えるという認識。なんとなくお土産を持って帰れそうな雰囲気になってきた。
午後になってタイミングチップを回収しデポジットの20ドルを返却するというアナウンスあり。タイミングチップを返すということは最終日はタイム計測がなく順位は今日で確定?という噂が流れる。確かに過去のレースでは最終日はタイム計測しないということもあったようなのでありえる話だが、3位を5分差で追っている若岡さんにとっては大問題だった。けっきょく噂は間違いで最終日は手動計測とのこと。
夜はやることもなく時間もたっぷりあったのでお湯当番しているナミビア人が歌を歌い始めたら聴きに行こうと思っていたが、昼に最終ランナーが到着し早い時間にみんな食事を済ませているからか、お湯を作っている感じもなくキャンプ地は静まり返っていた。駒場さんに夜晴れたら星の説明をしてほしいと言われていたが夕方は曇っていて今日は無理かなと思っていたが、寝る前20時ごろトイレに行くときには晴れていて南十字座がよく見えていた。キャンプ地は静かになっていて真っ暗だし駒場さんがいるテントもわからないのでテントに戻って寝た。深夜にもう一度トイレに行ったときも晴れていたが、明るい星は沈んでしまっていてどの星が何かとかはよくわからなかった。
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