今井さんもかつてアラスカでアイディタロッド(Iditarod)という犬ぞりレースのコースを、ソリに荷物を載せFoot/MTB/XC-skiで数百km進むレースに出たことがあり、そのときは悔しい結果になったのだそう。私が出場するYukon Arctic Ultra(430mile)は場所は違うが同じ形式のレースで、ユーコンクエスト(Yukon Quest)という犬ぞりレースのコースの半分を走る。今井さんの経験を踏まえたアドバイスをいただいた。
・ユーコンクエストのwebにコース情報が載っているので調べること。
・Youtubeでユーコンクエストの映像がたくさん見つかるはず。
・トップ選手はテントは使っていなかった。
・顔の防寒は皮膚に密着するものよりマフラー(カシミヤ)のようにふわっとしたものが良い。
・シューズはトレッキングシューズを使っている選手もいた。そのほうが速く進めるが防寒でもう一足必要か?
・ソリの重さはトップ選手で10kgほど。それに比べて今井さんは15kgと重すぎた。
・ホワイトホースから前半カーマックスまではほぼ平坦。そこからドーソンシティの間に800mほどの標高差の山越えあり。
・フリースなどで少しでも汗をかいたものは寝るときにシュラフに入れないとカチカチに凍ってしまう。ただメーカーによってはカチカチにならなかった(パタゴニアは大丈夫だった)。
・最低気温マイナス30℃から最高気温マイナス10℃まで上がると暖かく(暑く?)感じる。
・これを完走できたら次はアイディタロッドの1000マイルに挑戦してほしい(え?)
今後は1月上旬の現地下見に向けて準備を進めていく。現地ではホワイトホースに住んでいる今井さんのお友達にサポートをお願いする。今回は自分の経験不足(というか素人)のため、たくさんの人の知識・助けをいただくことになる。個人のチャレンジというよりはチーム戦という感覚。レースレポートの最後にはたくさんの人への謝辞が並ぶことだろう。
※追記
今井さん:楽しみだね!
私:怖さが半分です。
今井さん:それを1つ1つ潰していくのが楽しいんだよ。
私:確かにそうですね。
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