12/28(土)~29(日)大町でスノーシュー

長野県大町市にスノーシューしに行った記録。

■12/28(土)黒沢尾根
 
1日目は梅さんのガイドで鹿島槍スキー場から黒沢尾根1599mピークを目指す。A木さんも参加で4人パーティ。1599mピークは爺ヶ岳、鹿島槍ヶ岳、五竜岳の展望の素晴らしい場所である。このコースは3年前にも行ったが雪で1599mピークには到達していない。そのため私はまだ黒沢尾根からの北アルプスを見たことがない。

蓮華大橋南詰めの駐車場に9時待ち合わせ。鹿島槍スキー場10時出発。今回も雪。気温は大町市街地でマイナス3℃。尾根の上ではマイナス10℃近くまで下がるだろう。時間短縮のため鹿島槍スキー場の登りはリフトを使うことにしてパス。リフト1回券が400円と以前より値上がりしている気がする。リフトに2回乗ってスキー場の最上部へ。

スノーシューを履いて尾根に入るとつま先が寒い(しばらく動いて体が暖まったら問題なくなった)。sealskinzソックス(防水厚手)とゴアテックスのトレランシューズで南極レースよりもsealskinzが厚手の分しっかりした装備なのだが。そのうちきちんとしたシューズを買った方が良さそうだ。途中の休憩では雪に練乳をかけたかき氷を食べた。氷というよりも粉雪で風が吹くとふわふわ舞い上がってしまうというとても軽い(軽すぎる)かき氷だった。雪で景色はよくないが今回は1599mピークまでは行きたいので1599mピークまで行った。体が冷え切らないように短時間の昼食休憩後引き返す。帰りは少し難しい尾根の分岐を含む尾根下り。急斜面はお尻で滑り降りてとても楽しかった。14時30分ごろ終了。

夜は安曇野公園とビレッジ安曇野のイルミネーションを見て宿泊は民宿ごほーでん。この民宿は松本に住んでいたときには大町・白馬通いで数百回は前を通っている宿なので外観は見慣れているが宿泊するのは初めて。とてもよい宿だった。

■12/29(日)権現山
朝風呂に入ったら快晴で山の景色が素晴らしい。今日もスノーシューに決定。宿を出てまずは白鳥湖に寄り道。まだ白鳥はあまり飛来してなく掲示板によると88羽とのことだった(ピーク時には数百羽は越冬しに来る)。

スノーシューは鷹狩山にしようと大町へ向かったが鷹狩山はぜんぜん雪がなく素通り。さらに北へ車を走らせるが大町スキー場付近(中山高原)も雪不足。ヤナバスキー場から権現山を目指すことにした。ヤナバスキー場はもう営業してなく駐車場も使えなかったため少し車でうろうろすると林道が除雪されず通行止めになっている場所があったのでそこに車を停める。

10時50分にスタート。登りと直射日光で暑い。途中までゲレンデを登り後半はリフト下の急斜面を登る。12時30分ごろヤナバスキー場の最上部に到着。権現山のピークまであと少しあったが時間の都合もあるため、ここで昼食にして下山することにする。天気がいいと寒さも感じずゆっくり休憩することができた。

下山はスキー場ではおもしろくないので尾根下りをすることにする。トラバースして目標の尾根に入るには片斜面をスノーシューで歩かなければならず、少し大変そうなので目指す尾根の分岐になっているピーク(権現山の西)まで登ってから降りることにした。地図とコンパスで慎重に方角を定めて下山。スノーシューで雪の時期はどこでも歩けてしまう分、道も間違えやすいので地図読みも楽しい。14時ごろ下山完了。

■GPSトラッキング実験結果

800MHz端末を使い2分間隔でトラッキングした。通常であれば満充電から16時間ほどトラッキングできるはず。トラッキング自体は黒沢尾根も権現山も良好だった。1日目に6時間ほどの使用の後、2日目の使用は2時間ほどで電池がなくなってしまいヤナバスキー場しかトラッキングできていない。これは1日目の使用状況が気温マイナス10℃近かったので仕方がないと思われる。全体的には満足できる結果だった。

(左)黒沢尾根 (右)ヤナバスキー場

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