朝5時に出発して今回の共演者をピックアップしながら大町を目指す。豊科で昼食休憩して13時に大町エネルギー博物館到着。去年の星空まつりの時は南極に行っていて不在だったため実に2年ぶりの訪問。音楽担当の共演者が機材の準備をしている間に自分はシナリオの見直しや展示物の準備をする。音楽・音響・映像は準備に時間がかかり、そのまま待っていると自分の練習ができなくなりそうだったため、15時に中断してもらい1人でプラネタリウム室にこもって鍵をかけ30分間だけ集中させてもらった。
最後に私と演奏・歌3人と音響・映像1人の5人で初めて合わせて通してみたが、1人1人は良いとして繋ぎや連携部分が「おいおい明日大丈夫?」な感じであった。そんな中ピアニストの樹里さんが素晴らしく「その場の雰囲気で弾きますから」というだけで次々と見事すぎるBGMを奏でていくので、全部を連携するというよりはそれぞれが音響・映像と合わせればよいというシンプルな考え方ができた。
宿泊はフォーマルハウト会員の丸山天文台。明日のプラネタリウムの準備の詰めと打ち合わせ。しかしここにもピアノが置いてあったので、樹里さんがピアノを弾き始め何とも言えない不思議で素敵な準備風景になった。最終的にはそれぞれ百戦錬磨なので「まあなんとかなるでしょ」という雰囲気で準備完了。
1回目の上映はトラブルなくうまくできた。毎年このイベントでは午前と午後の2回上映するのだが、1回目は鬼門で何か失敗して2回目に完成度が上がり「次があれば完璧にできるのにー」とエンジンがかかったところで終了というパターンになりがち。過去には夕焼けを出そうとして「なかなか出ないな」と思っていたら東の空に朝焼けが出ていたり、時間を経過させて星空を回していたら急に星の位置関係がわからなくなりパニックになったこともあった(笑)
自分の上映時間以外はもう一つのプラネタリウム番組をビデオ撮影したり、工作コーナーの写真を撮ったり記録を取るようにした。2回目の上映は午前中の1回目がうまくできたことで気持ちにゆとりができてアドリブ部分もうまく話せたと思う。イベント終了後の打ち上げでは梅さんから「前日リハーサルの時は滑舌が心配だったけど本番は良くなっていた」と言われた。やっぱりお客さんが入ると練習とは違う力が出る。後はポインタで星を指すときの注意を受けた。以前よく練習していたころに気をつけていたことが、最近は失敗しないことに意識を取られていて気がまわらなくなっていた。
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