奥武蔵でロゲイニング形式練習会。私の目的は10月のX-adventureのチーム練習として。他にも参加者がいたほうが質のよい練習になるので呼びかけたところ田辺さん鈴木さんが参加してくれたので2チームで対戦という形になった。地図は1～2日で即興で準備したが競技地図っぽくなった。知り合い範囲の練習で使うぶんには十分だろう。
7時30分に飯能駅に集合し8時スタート！20時までの12時間行動する。いうまでもなく灼熱なので水分補給がとても重要。山道にはセミがぶんぶん飛び交っていたが、ハチが現れないかとても心配だった。康子さんがしばらく前に故障した場所の様子見をしていたが昼ごろ痛みが出てきたというので吾野駅で大休憩しここでお別れ。13時40分ごろ私と小野くんの2人で出発する。高山不動尊への登りで急激に汗をかき具合が悪くなってきたため、高山不動尊でも大休憩。頭痛がひどく気持ち悪い。風通しのよい場所だったので上半身裸で風に当たりながら自販機で買った冷たいお茶を首筋に当てて体温を下げる。
それから具合は悪い＆スローペースながら前進開始。関八州見晴台からは延々と連なる山並み（里山の低山）とその向こうに広がる都市が見えて素晴らしかった。ここには去年深夜に来たことがあり日中にも来てみたかったので来ることができてよかった（ふらふらだったけど）。この辺にはトレイルランニングのコースを示す札が付いていて「こんなところにもレースがあるのか」と驚いた。自分勝手な話しだが「いい場所を見つけた！」と思った場所にレースが通っているとがっかりしてしまう。
夕方になり気温がやや下がって来たら再び走れるようになった。登りで体温が上がると吐き気が出る状態ではあったが。長時間行動でちょっとしたことで体調を崩しがちな私にとっては（意外とひ弱）一度体調が落ちてからのリカバリーを経験することは大きな意味がある。ちょっと嬉しくちょっと満足。最終的には自走で終了時間の20時に間に合わないかもしれないと感じたところで西武池袋線に離脱して電車でフィニッシュ。一方田辺さん鈴木さんチームは自走で10分遅れでフィニッシュ。ヘッドライトを点け走って飯能駅に駆け込んできた。その最後まで攻める姿勢に完敗したと感じた。聞けば私たちが終了した駅を15分ほど後で通過したとのこと。「そっちの走力なら全然間に合う時間だったでしょ」と言われた。最後は気持ちなんですね。X-adventureでは体力以上に気力が重要。改めて気持ちの大切さを認識されられる良い練習ができました。
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