メディック・ファースト・エイドという応急手当プログラムのベーシックプラスコースを受講してきました。どこで受講するか調べるときに「どうせなら生涯学習っぽいところよりも、プロのスポーツ関係者に教わったほうがいいな」と思い、
ドルフィンスポーツアカデミー
http://www.dolphin-sa.com/
というところで受講しました。講師の方(こちらの代表の方)と1対1での受講になったので、ランニングクラブでいろんな人と走る機会があること、アドベンチャーレースなどで山に入ることが多いこと、そのためにファーストエイドが必要だということを話しました。すると講師の方はアドベンチャーレーサーの横山峰弘さんとお友達で山やレースについてもすぐに話をわかってくれたので、ここにしてよかったなあと思いました。講習の合間の休憩時間にも興味深い話をたくさん聞けましたが、もともとは三浦雄一郎さんのところでスキーインストラクターをされていたそうです。「それで”ドルフィン”なのかー」と納得。講習とは少し外れたところでも楽しくお話できました。
講習は盛りだくさんでしたが「生命を支えるための基本スキル」はしっかり頭に入れておかなければいけません。「背骨に沿ったところにダメージを受けていないか」で動かしていいか悪いかが決まり(動かすと後遺症が残る可能性がある)、「意識があるかないか」で気道を確保するかどうかが決まり、「呼吸が止まっているかどうか」でレスキュー呼吸と胸部圧迫(CPR)をおこなうかが決まります。動かしてはいけない感じでも、意識がなければ気道を確保しなければいけませんし、呼吸がなければCPRをおこなわなければいけません。あとはCPR時には強く圧迫しなければいけないのですが、それは呼吸を助けるのではなく心臓を圧縮することで血液を送るためだそうです。呼吸させるためにするんだと思ってた・・・。そのため「強くしっかり」圧迫しなければいけません。あまり強くするとお年寄りなどの場合は肋骨が折れることもあるそうですが、そもそも血液を送ってやらなければ死んでしまうので(脳は10分酸素が行かないと絶望らしい)、骨が折れるくらいは助かってから治療すればよいとのこと。(確かにそうだー)
まあ、そんな感じで「なるほどー」の連続な講習でした。そして講習が終了すると講習を修了し応急処置の知識があることを認定するカードをもらえます。
コメント
毎年近くの総合体育館で健康フェアがあると、消防署のAED体験をさせてもらってます。
そこで胸部圧迫もやるんだけど、すごく体力使う。
あれは続けてすぐ次をやってくれる人がいないと続かないね。
ドルフィンスポーツアカデミーの小山です。
昨日はありがとうございました。
いろいろと検索してみたら、ここにたどり着きました。ホームページ作っていたんですね。これからじっくりと拝見させていただきます。
またいろいろな面でつながりがもてたらいいですね!それではまたお会いするときを楽しみにしています。