11/6(土)

20101106_1.jpg大町エネルギー博物館のプラネタリウムに今年のイベントの練習に行った。 扇沢(立山黒部アルペンルートの入口)が博物館から近く、爺が岳(2670m)への登山口があるので、前日に「やはり山に行きたーい」と思い、よく知っている場所だし全力で登れば3時間ちょっとで往復してこれると思うので前日に登山準備をしかけたが・・・やめておいた。

博物館に12時ちょっと過ぎに到着。目の前に蓮華岳(2799m)が見えている。目の前に3000m級があるのに登りに行けないとは!うっすら雪化粧なので今ならぎりぎり登れそうだけど、あと1~2週間したら雪山登山の領域だろう。

博物館の職員のみなさんにお久しぶりのご挨拶をしてプラネタリウム室を借りる。数年振りに航空機のコクピットみたいなコンソールに座ったが、すっかり忘れていて何をやるにも「どのスイッチだっけ?」とどたばた。最初はコンソール周りを明るくしたまま日没の操作をやってみるが操作が手に付かない。本番では暗闇の状態で同時にいろいろな操作をしなければいけないんですけど(笑)

思い出しながら何度もトライ。数年前はしゃべりながらこの操作をやっていたはずなのにおかしい(笑)しつこく日没させては夕方に戻しを繰り返して完全な状態に近づけていく。納得できるきれいな日没を演出できたころには1時間経過(笑) 午後の投影までの間の2時間を借りていたのだが、とても時間が足りないので延長可能そうかお伺いを立てると今日は博物館のお客さんが少なく午後の投影はなさそうだからそのまま使っててとのこと。 解説内容とか考えながら星空をぐりぐり回す。とりあえずプラネタリウムの星空に目も慣れ、どうにか本番への見通しが立ったかな?というところで、ちょっと脱線することに。

来年3月ごろのアタカマ砂漠の星空にしてみる(笑)旅に行く前に現地の星空をプラネタリウム占有して勉強する超贅沢。アタカマ砂漠は自分にとって初南半球。見てきたいカノープス(りゅうこつ座)、南十字星、大マゼラン雲、小マゼラン雲の位置を確認。いい具合に見てきたいこれらの星はアタカマで日没直後からよく見えそうです。 北の空には日本の冬に南に見える星が見えているので、そのまま時間を進めて眺めてみるが星の配置がさかさまで逆向きに動いていくのでまったく判別できない(笑)とりあえずオリオン座はわかったので現地ではそこを起点にして南半球の星をたどっていけると思う。

16時に博物館撤収。今日は3時間半もプラネタリウム室にこもってしまった。来たときは2時間もかからずに終わるでしょーと思っていたんですけど。久しぶりに神になりましたが(宇宙を思いのままに操作した)非常に楽しかったです。 本番前にもう一回くらい練習すると安心だけど・・・どうしようかな。今は特別忙しいからなー。今日もプラネタリウム行って帰りに松本空港で走って帰ってきたら夜遅くなってしまったし。

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