西伊豆シーカヤックキャンプツーリング 2010/10/16(土)〜17(日) 弓ヶ浜〜松崎(32km)
西伊豆コースタルカヤックス
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シーカヤックの1泊2日キャンプツーリングのため西伊豆へ。ガイドしてくれるのは西伊豆コースタルカヤックスの村田さんです。
松崎に午前8時ごろ到着。西伊豆コースタルカヤックス集合前に2時間ジョギングをしておきたかったが
到着が遅くなってしまったので1時間だけ走ってからお店へ。久しぶりにガイドの村田さんにお会いしました。
村田さんに「いつ以来でしたっけ?」と言われ「そんなに昔ではないですよね」とこたえました。
が!レポート作成時に調べてみたら2006年9月9日が最後のシーカヤックな気がする・・・4年も前だっけ?(笑)
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村田さんはシーカヤックの冒険家です。船尾さんが来年グリーンランドをシーカヤックを使って旅する計画を立てているので、
それなら村田さんに会いに行こうと船尾さんを誘ったのが今回の企画。
お店ではさっそく村田さんと船尾さんがグリーンランドの話で盛り上がっていました。
自分と船尾さんの他にもいくつかのグループが一緒でガイドさん3人含めて全部で14人のツーリングです。
行き先は当日お店に集合したときに決めるとなっていましたが聞かれたら石廊崎をリクエストするつもりでした。
行き先は弓ヶ浜をスタートして石廊崎を通り西伊豆を北上して調子が良ければ松崎まで帰ってくるということになりました。
これは自分が一番行きたかったコースなので気合いも入ります。
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お店でいろいろ準備して、車で弓ヶ浜まで1時間以上移動して、
弓ヶ浜で昼食にして、とやっているうちにばっちり午後になり13時ごろ出発。今日は6〜7km漕いでキャンプすることになりました。
久しぶりのパドリング。先頭を行く村田さんとおしゃべりしながら進む。
「ここから漕ぐのは伊豆アドベンチャーレースのシーカヤック試験以来で懐かしいです」という話をした。
2005年の伊豆アドベンチャーレースに出場するには村田さんと30km以上の距離を漕いでOKをもらう必要があったが
そのときは波勝崎でばててしまって牽引されたので試験に合格できず出場できなかったのだった。
今回は2日間に分けてだけど松崎まで行ければいいなあ。
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1時間半ほどで伊豆半島南端の石廊崎を通過。周りには発電用の風車がたくさん設置されている。
前に来たときはあんなのなかったよなあ・・・。石廊崎の周辺は岩場が入り組んでいて細い水路を通り抜けたりして進む。
15時過ぎにはもう今日のキャンプ地に到着。のんびりで2時間くらいしか漕いでいないので6〜7kmくらいか。
漕ぐ量としては少し物足りないが、これから焚火で夕食&キャンプとお楽しみ時間。
ここは奥石廊というところで陸側からは道がなくアクセスできないらしい。周辺は絶壁で囲まれている秘境。
実は夜練・朝練をしようとランニングシューズをカヤックに入れて来たのだがランニング不可能(笑)
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テントを張ったりしてキャンプ準備をしていると入江に漁船が入ってきて拡声器で「ここはキャンプ禁止です」とか言っている。
村田さんが「6月から9月はキャンプ禁止だけど10月はOKだから気にしないで」と言う。
この近くにある中木の漁師はシーカヤックが大嫌いだという話は聞いたことがあったが、
執拗に沖から拡声器で「キャンプすると密漁扱いになる」とか
「海上保安庁に連絡しました。30分で海上保安庁がやってくるので早く引き上げたほうがいいですよ」とか言ってきます。
村田さんは「海上保安庁に連絡したら我々が正しいのが証明されるだけだ」と涼しい顔。
しばらくして漁船は引き上げて行きましたが、海上保安庁は来ませんでした(笑)
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夕食は村田さん達コースタルカヤックスのガイドさんが準備してくれていましたが、
カヤックにこんなのを積んでいたのかと驚くほどの豪華食事。他にまったく人の来ない浜で食べる食事は最高です。
日が暮れてからは焚火を囲んでお話タイム。1人ずつ順番に自己紹介をしようということになりました。
自分と船尾さんのところ長くなりそうだなーと思いました(笑)自己紹介しはじめて驚いたのはみなさんかなりの猛者でした・・・。
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カヤックポロの選手(男女2人)、ファミリー(お父さん・お母さん・小さいお子さん)、シーカヤックベテランのおじちゃん2人、
整体師、山屋の女性、詳しくは書きませんがこのメンバーが海外のバックパッカーの宿で出会ってもまったく違和感がない感じでした。
前日寝不足だったので眠くて仕方がなかったのですが、個性的な人達と冒険話をしているともったいなくて寝るわけにもいかず
夜中の1時くらいまで焚火を囲んでしまいました。
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夜遅くまで起きていたので朝はゆっくりだろうと油断していて目を覚ますとみんな起きていて朝食をしに集まっています。
朝食を済ませてから村田さんに今日の予定を聞く。やはり今日は松崎を目指して漕ぐということで20〜25kmくらいの行程。
10時くらいに出発。波は穏やかで漕ぎやすいが、あまりに平和すぎて眠くなります。ファミリーのお父さんはタンデム艇の前に
乗せた子供につりざおを持たせてトローリングしています。長く伸ばした釣り糸がぜんぜん見えずガイドの佐久間さんが
釣り糸に引っ掛かりました(釣れた!)。出発から2時間くらいで妻良・子浦の近くの浜に上陸して小休止・・・
の予定でしたがお腹もすいたので昼食にしましょうか?ということになり大休憩に変更。
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ここでファミリーのおとうさんは釣りをはじめました。波打ち際から数メートルのところに糸を放り込んでいるだけなのにフグまで釣れていました。
眠いので砂浜に寝転がって目を閉じているとみんな出発の準備をしています。あわてて準備をして出発です。
カヌーポロの2人がフリスビーを飛ばしながら漕いでいたので少し仲間に入れてもらってフリスビーのパスを回します。
座った状態で飛ばすのは方向も距離も難しくだいたい変なところに投げて拾いに行くことになりますがうまく飛んでいくと楽しいです。
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しばらくフリスビーで遊んでから先頭集団を追いかけて真面目に漕ぎます。波勝崎を過ぎるといつものように
(といっても4年前だけど・・・)斜め後ろから波を受けるようになり、カヤックが左右に振られてコントロールが難しい。
村田さんや熟練のおじちゃんに比べて自分はどうしても左右に蛇行してしまうので付いていくのが大変です。
ラダーを使えば楽ですが練習ではラダーは使わず自分の技量でなんとかしたい。
経験を増やして体で覚えるしかないのはわかっているが、(基本的な操作を学んでいるのは前提)
ついつい村田さんに「曲がっちゃうんですよねー。どうしたらいいですか?」と聞いてしまいます。
方向を修正するときに漕ぎだけでなくリーンも意識してみましたがあまり深くやると沈しそうなのであまり思い切り良くもできず、
最後はやっぱり力任せに・・・。今日は松崎で終わりとわかっているからいいけどもっと長い距離やレースでは”力任せ”は
避けなければいけません。
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雲見・岩地を通過し松崎が見えて来る。時間も通常のツアーの時間をオーバーしていてノンストップで漕ぐ時間が長くなったので
後ろの集団ははるか後方。でも船尾さんはあまり遅れずいい位置で付いてきていました。
そして村田さんに「今日の感じなら伊豆アドベンチャーレースの試験合格できたのに」と言われました。
なんかいい感じに漕げてしまったけど4年ぶりなのになんでだろう? 17時ごろ松崎の海岸にゴール。
今回は2日間で32km漕いだようです(GPS測定)。確か伊豆アドベンチャーレース試験のときも弓ヶ浜から松崎で32kmくらいでした。
特に今日は25kmほど漕いでお腹いっぱいでした。個人的には25km漕いでまだ少し余裕があったのがよかったです。
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荷物をまとめて車を置いてあるスタート地点の弓ヶ浜へ移動。そこで流れ解散な感じで自分と船尾さんは弓ヶ浜の温泉へ(みなと湯)。
温泉はツーリングに参加したファミリーと整体師も来ていて西伊豆コースタルカヤックス貸し切り状態でした。
整体師の方は東京でスポーツや冒険(これは昨夜思いついたらしい!)をしている人を中心にサポートする仕事をしていきたいそうで、
ぜひ来てほしいということだった。なので「次は東京で!」と別れました。
近くの中華のお店(南京亭)で食事。南京亭は普通盛りが大盛りの状態で、船尾さんはチャーハン大盛りを頼んだら
チャーハンの土台の上に普通サイズのチャーハンが乗ったような2〜3人分のチャーハンがきました。
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今回は”さくら”や石部の温泉に立ち寄る時間がなくそれは残念。そういえば”さくら”の天ぷら定食にはみんな同じことを思うらしく
意気投合していました。”さくら”では食事を頼むとおまけで天ぷらが出て来るのですが、これが量も多くておいしい!
で、何か問題かというと、うっかり天ぷら定食を頼むと、それにさらに天ぷらのおまけがついてすごいことになるのです。
今度は4年も空けず(笑)猛者に出会いにシーカヤックキャンプに出かけたいと思います。もっと長い距離漕げるようになりたいし。
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■服装(昼)
半袖Tシャツ、
長袖シャツ、
ハーフパンツ、
ランニングパンツ、
グローブ、
帽子、
サングラス
■服装(キャンプ地)
ロングタイツ、
フリース、
半袖シャツ、
靴下、
レインウェア上下
■補給関係
食料は3000Kcalくらい。夕食・朝食はガイドさんが作ってくれる。
★消費したもの
ウィダーinエネルギー×1、
カントリーマアム×12、
バームクーヘン小×5、
水筒2リットル(水)、
コーラ500ml、
ウーロン茶500ml
★あまったもの
パワージェル×1、
カーボショッツ×1、
カントリーマアム×12、
バームクーヘン小×5、
ピーナッツ×1、
イカフライのお菓子×1
■キャンプ道具
テント、
マット、
シュラフ、
シュラフカバー、
なべ、
フォーク・スプーン
■その他
マット小(カヤックの座席に敷く)、
トイレットペーパー、
タオル、
ヘッドライト、
携帯トイレ、
ガスター10×4、
歯ブラシ、
ファストエイド、
日焼け止め、
ナイフ、
ホイッスル
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