明石へ子午線を見に行く
2009/06/07(日)


今日は疲れもあるし文化的な1日を過ごすために兵庫県明石市の天文科学館に行くことにした。 目的は東経135度の子午線(日本の標準時)を見に行くこと(線は引いてありません!)。 岸辺を10時30分ごろ出発し明石に11時40分ごろ到着。おなかが空いたのでマクドナルドで軽く食べてから 天文科学館に行く。食べてから明石に来たんだからたこ焼きとか明石焼とか食べるべきだったなと思った。 天文科学館は入館料が700円で展示と展望台とプラネタリウムが見れる。
展示物は軽く見て展望台へ。14Fの展望室へは階段でも行けそうだったので階段で登る。 この天文科学館は子午線上に建てられていて展望台の中央に子午線が引いてあります。 東経135度の子午線のこの場所が日本の標準時刻になっているのですが正確には東京はここよりも20分早く、 長崎は20分遅いそうです。つまり東京と長崎は40分ずれているので東京が19時に日没で暗くなっても 長崎ではそれと同じくらい暗くなるのは19時40分になります。ちなみに大阪に来てから20時近くまで 空が微妙に明るくて「あれ?」と思うことがあるのですがこの時差のせいかもしれません。 この展望台からは明石駅や明石大橋が良く見えます。
プラネタリウムに入り始まるのを待っていると後ろの親子が会話していて おかあさんが子供に「皆既日食は金星か水星が太陽を隠すとなるんだよ」と言っていて すごく突っ込みたい気分になりました(笑)プラネタリウムはマニュアル操作で生解説です。 こういうアナログなほうが解説員の個性が出るので好きです。今まで見たプラネタリウムと 違うのは最初に解説員がお客さんの前に出てきて「今回の番組を担当する○○です」と 挨拶し軽くお話するところ。基本的に解説員は解説席で忙しく操作しているだけでお客さんの前には 出てこないのでかなり斬新です。プラネタリウムが始まり日没、星が出てくるところなど いい雰囲気で「久しぶりに自分もプラネタリウムで解説やりたいなー」と思いました。
科学館のあとは明石大橋へ。2駅くらい隣だがジョギングで行くことにする。 わりとすぐに到着。明石大橋って歩いて渡れたりしないかなと思ったが残念ながら 自動車専用道路(有料道路)のみ。でも舞子海上プロムナード(入場300円)というものが 明石大橋のすぐ下にありエレベータで明石大橋の道路のすぐ下に ある展望台のようなところに上がることができます。たぶん100mくらい海の上を歩けます。 横浜のベイブリッジの下にもスカイウォークというのがありますがそれと一緒です。 明石大橋は世界で一番長い吊り橋だそうです。 明石大橋は夜のライトアップがきれいなようなので夜までいると別の楽しみ方もできそうですが 今回はさっさと撤収することにしました。
当初の予定ではここから電車で帰るつもりでしたが明石から明石大橋が思った以上に近かったので このまま神戸まで走って行くことにします。飽きたら途中から電車に乗ればいいし。 須磨までは海風に吹かれながら気持ちよく走れました。海沿いに数キロごとに温泉があるのが意外で 露天風呂から海が見えたりするんだろうなーと思いました。神戸の中心部が近くなると工業地帯になり 海のすぐ近くを走っているはずなのに海はまったく見えません。携帯のGPS測定で21kmを2時間15分で 走って神戸駅に到着。神戸からは電車で40分ほどで岸辺に帰ることができました。 電車賃もだいぶ安くなりました。文化的な1日のはずだったんだけどけっこう走ったなあ。

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