浜ランニング(片瀬江の島〜大磯西IC)
2009/03/07(土)
井上くん@国境なきランナーズ主催の「浜ランニング」(サハラマラソン練習会)に参加してきました。 自分は今回はスタッフ扱いでの参加。参加者の写真撮影とチェックポイントの通過チェックをおこないます。 井上くんはゴールでのサプライズ企画のため途中でこっそり練習会からはなれる。11時に片瀬江の島駅に集合。駅前に大きなザックを背負った異様な集団は一目見てすぐにわかった。今回は本番を想定した荷物を背負って走るので、みなさん本番で使う予定のザックやシューズで来ています。そのためお互いの装備を見たりして練習会開始前から盛り上がっていました。
井上くんに今日の地図をもらって簡単な説明を受けます。今日のコースは片瀬江の島から大磯西IC付近までの約20km。自分は途中の湘南大橋、花水川橋、大磯港で進行状況を井上くんに連絡します。片瀬江の島駅から5分ほど歩いて砂浜へ。駅前にいたときから目立っていた集団だったが、湘南海岸はサーファーや親子連れで遊びに来ている人が多く、ザックを背負った集団の怪しさがいっそう際立つ。
11人の参加者(今年の出場者7人、一般参加1人、2007年出場者3人。遅れ参加の鵜瀬くん入れて12人)それぞれ自己紹介をおこない。地図と荷物のチェックをしつつ12時のスタートを待つ。参加者のみなさんからは熱心にいろいろな質問をいただきました。お話していて思ったことは想像以上に自分の書いたサハラマラソンレポートが読まれていること。本当に細かいところまでよく読んでいただいていてうれしかったです。
12時に井上くんの号令で一斉にスタート!サーファーや遊びに来ている子どもたちの間をザックを背負った集団が走っていきます。怪しすぎです!とりあえず先頭を引っ張っていこうかなと考えていましたが宍戸さんがスタートよく独走しはじめたので、宍戸さんは放置して(笑)今年の出場者の先頭を走ることにしました。それにしても宍戸さんの走りを良く見たことはありませんでしたが「自分は遅いから」と言っている割には無理のないよい走りをしていて、しっかり練習している様子が感じられます。
1時間ほど参加者の先頭と並走しました。走っている間もいろいろな話をすることができて、あっという間に1時間経ってしまったという感じ。ふと井上くんに連絡を入れなければいけないことを思い出し焦りましたがチェックポイントの湘南大橋まではまだ少しありました。ここで先頭は先に行かせて後続のランナーを待ちます。次々と通過していくランナー達。本番直前ということで良く仕上がっているようです。パンを食べたり写真を撮ったりしていたら後方からトンビに襲撃されてパンを取られてしまいました。
最後尾・・・かも?と思われるランナーが通過してから少し待って、その後ろには誰も見えなかったので湘南大橋に向かって走り始めます。海岸をずっと走って行くといっても波打ち際を走る人、防砂林のほうを走る人ばらばらなので全員の通過は目撃できませんでした。前方のランナーを次々と抜かし湘南大橋の手前で宍戸さんに追いつく。宍戸さんは途中で食事休憩を取っていたようで先頭は先に行ったようです。
湘南大橋を渡るときに湘南大橋を使わずに砂浜を西に向かっていくランナーが見えました。砂浜は相模川で分断されているので渡れません。砂浜の先まで行ってから戻って行くのが見えました。ここまでで抜かした人数からすると、あと1〜2人前に行っているかもしれないのでペースを上げて花水川橋を目指します。大阪から新幹線で遅れてやってきてスタートした鵜瀬くんから電話があったので花水川橋を目指すように伝えました。
花水川橋までは誰の姿も見ることはなく「もしかしたら湘南大橋で全員抜かして置いてきてしまったかもしれない」と思いましたが、花水川橋でハトに餌をあげているおじさんと話していたらすぐにランナーがやってきました。差は10分もなかったので湘南大橋以降でいつの間にか抜かしたのだと思われます。ここで4人の通過を確認してから先に進みます。大磯港付近で3人のランナーを捕えどうやらここが先頭集団のようでした。そして井上くんの地図に示されたゴール地点に到着。しかし何もありません(笑)井上くんから電話があり500mほど先にゴールを設置しているので、そのまま進んで来てくださいとのこと。
本物のゴールには以前井上くんが訪問した児童施設の子供たちが選手を迎えるために待ち構えている。井上くんは練習会を途中で抜けた後、児童施設へ行きサハラマラソンの話を子供たちに聞かせた後、施設のみなさんとゴールの設置をおこなうというサプライズを用意していた。自分は最後の選手を待ってから(地図上のゴールはここなので)本物のゴールに向かうことにし先にゴールしたメンバーに先に行ってもらうことにする。しかし仮ゴールのちょっと先に幅5mくらいの川がありけっこう激しい流れ。けっこう深く渡ろうとすれば膝上まで水に入りそうだった。上流側に迂回する人と強行突破する人ばらばらに本物のゴールへ向かう。自分は最後のランナーを待ってから上流の橋へ迂回してゴールへ。
ゴール後は児童施設の職員さんがバスでスーパー銭湯に送り届けてくれた。スーパー銭湯の駐車場で今日の反省会をおこないレースや装備についての意見交換。シューズにつけたゲーター用のマジックテープが剥がれてしまってがっかりなランナーもいたが練習で問題を見つけておくのはとてもいいこと。ちなみに自分がサハラに行った時に使っていた接着剤と同じものを使用したランナーのマジックテープはほとんど剥がれてなくセメダインスーパーX2はやっぱり優秀だった(教えてくれた梅さんに感謝!)。自分たちが風呂に入っている間に井上くんはもうひとっ走りして児童施設にお礼を言いに行った。
スーパー銭湯から19時に出て(休憩室のテレビではWBCの日韓戦が始まっていて名残おしかった)井上くんも合流しショッピングモールのびっくりドンキーで打ち上げをおこなう。ここでも話のネタは尽きることなくあっという間に2時間近い時間を過ごしてしまった。帰りは話をしながらのんびり歩いていたら先頭集団とはぐれてしまう。置いて行かれた3人で国府津駅から東海道線に乗り帰宅。今年のサハラマラソンもいよいよ今月末スタート。実際に出場するランナー達に会うことができたのでネット観戦にも力が入ること間違いなしだ。みんなが帰ってきてからまた一緒に走ったりする機会があればいいなあと思った。ちなみに今回は砂対策していなかったので足の指に水膨れがたくさんできました(涙)

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