信州の暮らしを終えて 2008/04/18(金)
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2008年4月から愛知県に転勤になり2〜3年は愛知県で生活することになった。
2001年7月に長野県松本市に移住してから6年9ヶ月の趣味のレベルアップのための合宿(1人じゃ合宿じゃないか)であったが、この機会に信州生活の成果を振り返っておこうと思う。振り返ってみると本当にいろんなことがあったなあとしみじみ・・・。
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■まずはスキー!
まず長野県に来た時に最もやりたかったことはスキーの練習だった。当時はまだカービングスキーを
持っていなかったので、まず最初にカービングスキーの板がほしかったが初めての1人暮らしでいろいろ
生活用品を揃えていたらお金がなくなってしまい、仕方なく郵便局の簡易保険を解約してスキーの板を
購入したのだった(笑)最初の3年間で191日スキーの練習をし急激に上達したが、目標にしていた
「モーグルやりたい」は達成できず、スキー検定も1級に合格することはできないまま
スキーはだんだんやらなくなっていった。しかしある程度「やりつくした」という感もあり満足はしている。
まあ、ウォータージャンプでエアの練習もしたし、いろいろな経験ができたことはとてもよかった。
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■天文と青木湖ガイド
天文については、まず星の写真をきれいに撮れるようになりたかった。
天気がいい日は車で松本から1時間程度の保福寺峠に出かけては朝まで撮影をしていた。
2001年の11月には、しし座流星群が大出現!
雨のように降り注ぐ流星雨を条件の良い長野で見れたことは幸運だった。
しかし、しし座流星群を境に観測、撮影からは遠ざかっていった。あまりにもすごい流星群を見て
写真撮影もできたので、これ以上のものは望めないと冷めてしまったところもあった。
代わりに力を入れたのが人に解説をすること。大町エネルギー博物館でプラネタリウムの練習をして
一般のお客さんに解説したり、青木湖キャンプ場でもお客さん相手に星空のガイドをしたりと
貴重な経験をすることができた。また青木湖では星空以外にもホタルツアーのガイドもした。
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■マラソン、そしてサハラ砂漠へ
神奈川にいるときから何回もフルマラソン3時間30分を目指して失敗していたが
最後のつもりで2003年に北海道マラソンに出場。それも残念な結果に終わり一度は走ることは
スキーのオフシーズンのトレーニング程度にしようと思ったが「これで終わっていいのか?」と
納得できず本格的にマラソンの練習を始める。この時期にe-Athletesを見つけてコーチのアドバイスを
受けるようになった。それから走るたびに記録を更新し2005年には市民ランナーとしては上級者の証である
フルマラソン3時間以内(サブスリー)を達成した。
景色のいい場所に住んで走ることで、長い距離の練習が苦痛ではなくなったことが
大きかったようにも思える。2007年には夢であったサハラマラソン出場も果たした。
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■アドベンチャーレースとの出会い
2003年にアドベンチャーレースという聞いたことのないレースを発見し翌年から装備を買いそろえて
レースにも出場し始める。ちょうどマラソンを本気になった時期と重なったため、アドベンチャーの練習は
あまりできず、レースにもそれほどたくさん出場したわけではないが、カヤック、MTB、山岳マラソン、
ナビゲーションなどたくさんの種目を経験できたことはとてもよかった。最もがんばったのはカヤックで
エスキモーロールなどちょっとした技をマスターしたり海に出かけてイルカと一緒に漕いだこともあった。
アドベンチャーレースを通じて違う種目の競技者と知り合い、
いろいろな話を聞けたこともとてもプラスになった。
ただ一番出場したかった「伊豆アドベンチャーレース」は
2005年にサポートメンバーで、2006年に運営スタッフで参加したが、選手として出場することはできないまま
大会自体がなくなってしまったのが残念。
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■Team白樺とロゲイニング菅平の運営
アドベンチャーレースの地図読みの練習をどうやればいいのかわからなかったので
菅平高原を本拠地としているオリエンテーリングチームTeam白樺に入れてもらう。
Team白樺で地図読みの練習をしたことはたぶんないが(笑)
Team白樺では毎年菅平高原で大会を開催していて準備の手伝いをしながら地図読みの経験を積むことができた。チームにはハイレベルなアスリートも多く、一緒に富士登山駅伝に出場したり、
たくさんの刺激を受けることができた。2006年の大会運営では思い切って競技責任者に立候補し、
2007年からは実行委員長を務める。実行委員長は特別やりたい人が現れない限り
しばらくの間やってみようと思っている。大会運営から学ぶことは多い。
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■登山、やっぱり走っている?
「長野に行ったら山に登るぞ!」と思っていたが2003年にマラソンで忙しくなってからは
休日にマラソン練習を入れていたため登山にはあまり出かけることができていない。
それでも松本からアクセスしやすく混雑しない北アルプス北部の山には山小屋泊も含め年に1〜2回は
出かけて森林限界を超えた場所での登山と素晴らしい景色を楽しむことができた。
今後の目標は日本海から上高地まで一気に北アルプスを縦走すること。これは2008年夏にチャレンジする予定だ。
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■バックカントリースキーとスノーシュー
ゲレンデスキーの代わりの新しい冬の楽しみとしてバックカントリー(雪山のトレッキング)を始めた。
スキーは5月上旬の雪渓スキーのこと。スキー板を背負い乗鞍岳や立山の雄山に登り下山はスキーで帰る。
雪のある時期に3000mの山に登ってくる人はあまりいないので絶景を独り占めにできる魅力があった。
厳冬期はスノーシューで里山歩き。標高差300m程度を登り上で昼食を食べて下山して帰るという
比較的手軽な楽しみ方ができる。これもあまり人が立ち入らない場所、雪がたっぷり積もって
スノーシューだからこそ入っていける場所などを楽しんだ。
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