愛知万博(愛哀・地球博) 2005/04/02(土)
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会社イベントとして愛知万博見学に行ってきました。
「いまいち盛り上がっていない」と言われつつも一部のパビリオンは前もって予約しておかないと
入場困難とも言われているので、実際はどんな感じなのかとても興味がある。事前に万博の
ホームページで調べた感じでは「三菱未来館」を見てみたいと思ったがそれ以外は特に興味を
引かれるものはなかった。入場ゲートでは空港の搭乗口に入るときのような感じで手荷物を
係員に見せて金属類はトレーに入れて金属探知機のゲートを通るような仕組みになっている。
ペットボトルなどの持ち込みは禁止でお弁当なども持ち込み禁止らしい。(要するにゴミになるような
ものを外から持ち込んでほしくないということだと思う)
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とりあえず「三菱未来館」を見に行って入場できそうならば先に見学しようと思い
企業のパビリオンが集まっている北ゲートの方に向かって歩く。途中でグローバル・コモン6という
東南アジア系の外国パビリオンが集まっている場所があった。人はまばらでかなり空いているので
この調子なら企業パビリオンの混み具合もたいしたことないかもしれないと思った。
しかし残念ながら「三菱未来館」はすでに長い列ができていて100分待ちということだったので
並ばずに会場全体を歩いてみることにする。戻りながらグローバル・コモン6のところを
通りかかったときにドイツの大道芸人?が何かショーを始めるところだったので見ていくことにする。
しかし最初は結構人が集まってきていたのに始まって少し経つと面白くないのでどんどん見ている人が
減っていった。見物人が10人程度まで減ったところで自分も撤退する。少し申し訳ない気もしたが
ドイツのギャグは日本では通じないというところだろう。
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西ゲートの近くに飲食店が集まっている場所があったのでここで「うな重」を食べていくことにする。
今回の会社行事は一応前日に浜松のホテルでおこなった全社ミーティングがメインなので
「せっかく浜松まで来たから」ということで食べておきたいところ。1800円とやや高い感じもしたが、
専門店でいいものを食べると数千円するし、入場する前に旅行会社の添乗員さんから1000円分の
クーポンをもらっていたので自腹は800円ということで食べることにする。まあ、食べてみた感じ
「お弁当のうな重」とそう変わらないような気もした。(味にはうるさくないので)
グローバル・コモン3への移動中にパレード?をしている一団を発見。陽気な音楽を流して
踊り歩いているのだが、まわりの反応が冷めていて見ていて痛々しい感じがした。
良くあのテンションが1日持つなーと感心する。(まわりが冷めているだけに)
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グローバル・コモン3、4を通り抜けながらいくつかの外国パビリオンを通り抜ける。
それぞれのパビリオンでは自分の国の紹介、文化に関するものの展示などおこなっている。
でも、特別目を引くようなものはなく「ふーん」というくらいの感想?を持ちつつ通過。
また各パビリオンでその国の料理やお酒、ビールが販売されているのでそれを目当てに
回ってみるのも良いかもしれない。何を見ても「ふーん」程度の感想?になってしまうのは
最近では特にインターネットやテレビ番組で何でも知ることができるので、一般的な展示では
「おおっ!」と思うことがなくなってしまったのだろうと思う。いくら大画面にきれいな映像を
流しても最近はいろいろなところで見れるし。万博でしか見れない(できない)という工夫が
ほしいところ。
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会場内にはゴンドラがあった。万博会場は「長久手会場」「瀬戸会場」と2つあるが
ゴンドラは、長久手会場内の移動用が1つ(有料)と瀬戸会場への移動用が1つ(無料)ある。
しかし、ゴンドラを見るとどうもスキー場を思い出してしまいとても違和感がある(笑)。
これは別にいいのだが、このゴンドラは日本庭園のエリアの上を通るため日本庭園の風景に
かなり合わない。
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森林体感ゾーンというところを通り抜けて「メイとサツキの家」というところのそばを
通って行こうということにして、森林体感ゾーンの入口まで行った。森林体感ゾーンは
自由に出入りできるのではなく事前にインストラクターの説明などを受けてから入るように
なっている。ちょうどインストラクターの説明が始まる少し前だったので説明に参加してから
森林体感ゾーンを通り抜けることにする。事前に説明があるくらいだからどんなところなのかと
期待していたら中はあまりにもきれいに整備された普通の公園?と思わせるようなところ。
どこが森林なんだ?と思った。このエリアの広さも思ったより狭くあっというまに通り抜けてしまった。
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森林体感ゾーンを抜けると、うわさのメイとサツキの家が見えた。これに入場するには完全予約制なので
前もって(当日は無理)予約をおこなっておく必要があり、なおかつかなり人気があるため
予約開始日になるとあっという間に予約が埋まってしまうらしい。一方で添乗員さん情報に
よると予約だけして来ない人が多く全然混んでいないのに当日来た人が見ることができないという
状況になっていると聞いていた。まあ、どう見ても古い民家を再現しただけなので見たいと思って
いなかったが、外から見た感じたしかに混んでいる雰囲気はなかった。これは「となりのトトロ」と
いうアニメに出てくる家を再現したものだが家のすぐ前に大きな池があったりと周辺の雰囲気までは
まったく気を配っていない感じでやはり違和感のある外見であった。(中はきちんとやっているだろうけど)
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長久手会場の中心部にある太陽の塔と長久手日本館。このあたりが一番にぎやかかなーという感じ。
時間がなかったので素通りしたが、長久手日本館の「360度の映像と音響」はなかなか良かったらしい。
今回、唯一見に行った人から好評価を聞けたパビリオンだった。
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会場を1周して戻ってきたので「三菱未来館」へもう一度行ってみる。すると待ち時間が40分と
短くなっていたので列に並ぶ。建物の中に入る手前のところではロボットが内容の説明などを
しているがプログラム通りに動いているロボット?(の形をしたもの?)を見ていても
面白くない。ここでは「もし地球に月が存在しなければ地球はどうなっていたか?」というのが
テーマ。「もしも月がなかったら」という科学の本が原案になっているらしい。
建物の中に入って着席して映像などを見る。映像自体はなかなかだったが思ったよりもかなり短く
「えっ?もう終わり?」という感じがした。映画が予告編だけで終わるようなものだ。
しかしテーマ自体は興味のあるものなので出口の売店で売られている原案になった本を購入する。
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集合時間まであまり時間がなくなってしまったが、どこか見れるところはないかと思い
日本の企業のパビリオンが集まっているところを見て回る。どこも60〜90分待ちのところが
ほとんどで唯一「ワンダーサーカス電力館」が40分待ちだったのでそこに並ぶことにする。
電力会社の博物館は結構いろいろなところにあるのでできれば別のを見たかったけど。
ここでは電車のような乗り物に乗って建物の中の展示物を見ていくというようなものだったが
特に電力系ならではのものがあるわけでもなく並んでまで見るものではないと思った。
集合時間が迫ってきたのでバスに戻る。
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今回、全体的にまわって雰囲気をつかむことはできたと思うが、前評判とおりかなり盛り上がりに
欠ける。見に来た人に同情されてしまうようではイベントは失敗と言ってもいいのでは?という感想。
これで入場料4600円は高い。人を楽しませたり、世界を作るという意味で「やっぱりディズニーランド
ってすごいんだなー」と改めて思った。
帰りのバスで他の人の見てきた感想も聞いてみたが、どこもかなりいまいちだったらしく
「ガスパビリオン炎のマジックシアター」を見てきた添乗員さんは「思った以上に・・・
面白くなかったです」と言っているし、挙句の果てには「JR東海超伝導リニア館」を見てきた人が
期待はずれだったと言っているのを聞いて、「リニアはガスに比べれば相当ましでしたよ」などと
言い出す始末。全体として期待できるのは「長久手日本館」と「トヨタグループ館」くらいかなーと思う。
トヨタグループ館に行った人の話は聞けていないが、地元だし前評判も高いのでそこそこの
ものは見せてくれるだろうと思う。ちなみに中にはパビリオンを見ないで各国の料理、酒を
ひたすら食べ飲みあるいたグループもいたが(高くついただろうなー)それはそれで満足できた
ようだった。あとは「ブルガリアのおねーさんがきれいだった」と言っている人もいたなー。
万博が終わったあとこの会場はどうするのかと思っていたら撤去した木などには番号が振られていて
ものの場所に戻して(植えなおす)元通りにするらしい。その後は普通の公園になるということだった。
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