八方尾根スノートレッキング 2003/12/07(日)
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12月13日(土)に宿泊でスキーの予定だが、未だオープンしないスキー場の様子見を兼ねて
トレッキングにでかける。冬季のトレッキングは初めてなので距離の設定は短めにして、
正午になったら目的地に到着していなくても下山することにする。一応、目的地は兎平ゲレンデの
最上部(リフト降り場)にして、時間、天候とも余裕があれば八方池山荘を目指す予定。
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雪対策の装備としてゴアテックスの登山靴とスパッツを使用。あと非常用にツェルト。
(これを使うということは悪天候か遭難で移動できない状態になるということなので
使うことになったら大事だ)アンダーウェアもしっかり着込み、ストックを持って9時半ころ出発。
スタート地点の白馬ジャンプ台やゲレンデ下部にはまったく雪はなく、しばらくは普通の
登山道。暑くなったので登山用レインコートの下に着ているトレーナーを脱いで、手袋も
軍手に変更する。
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リーゼンスラロームコースの真ん中あたりからようやく土の上に雪が積もっていた。
積もっていると言ってもせいぜい1〜2cm程度で土が見えていたりするのだが。
さらに少し進むと道も完全に雪になった。このあたりから風が強くなって雪が降りはじめ
今日はこれからかなり悪天候になるらしいので、兎平の上まで上がれるかちょっと心配になる。
ゴンドラは動いていないようだったが途中1台だけ上がっていった。たぶん上でオープンの
準備をしていていろいろ運搬したりしているのだろう。
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道をたどっていくとリーゼンスラロームコースからパノラマコース上部へ入っていく。
パノラマコースに出ると兎平ゲレンデがはっきり見えるようになった。
兎平にかかっているリフトが動いているのが見えて、リフトの試運転なのか
何かしているのかわからないが兎平の上にもスキー場関係者が作業している様子。
ゴンドラ終点駅の兎平109もすぐ目の前に見えるようになる。さらに道をたどっていくと、
またリーゼンスラロームコースのほうに戻っている感じだったので、道をたどらずに
兎平109の建物のほうへ真っ直ぐ登る。
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兎平109の周辺で写真を撮ったりして小休止。ここから先へ登るかどうか考える。
積雪は10cm程度だがゲレンデ上部は雲がかかっているし、天気は下り坂なので少々不安もある。
誰もいなければ、迷わず「Go!」なのだが、なんか作業員がいるみたいだし、こんな時期に
こんなところ登ってて怒られたりしないかなとも思う。が!作業員がいるということは、
なんかあっても大丈夫なのでリフトもう一本分登ることにする(笑)
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兎平ゲレンデの登りは道が良くわからないので、ゲレンデコースの端を登っていくことにする。
このあたりならゲレンデコースの両端にリフトがかかっているので、もしホワイトアウトしても
リフトの下をくぐらなければ道に迷うことはない。(もっとも完全にホワイトアウトしたら
リフトの下を通ったかわからなくなりそうだが)このあたりからだいぶ積雪が増えて、だいたい
20cmくらい、深いところでは膝まで埋まるようになったのでスパッツを装着。
スパッツを装着しながら兎平109方面を見下ろすとスノーマシンを載せた乗り物?が大移動して
いるのが見えた。
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兎平ゲレンデ上部は積雪はそこそこあるが草が結構飛び出していて、この状態だとスキー滑走は
難しそう。まあ、これから天気が悪くなるということなので、すぐに埋まってしまうだろう。
スノーマシンの近くを通過しているときにスノーマシンが動き始めたので若干攻撃を受けつつ
通過。兎平のリフトの終点近くまで来て時計を見ると11時半を過ぎていたので、八方池山荘までは
行かずに兎平リフトの終点で引き返すことに決定。
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兎平リフトの上部に出るとちょうど黒菱側からも3人パーティが登ってきて驚く。
こんなときにこんなところを登っているとは!(向こうも驚いたかも)
3人パーティは登山道をたどって八方池山荘方面へさらに登っていったので、一瞬ついていって
みようかとも思ったがやめておく。たぶん、彼らは黒菱から上がってきたから、黒菱の駐車場まで
車で来ているのだろう。(まだ冬季閉鎖になってないのかな?)こっちは一番下から徒歩なので
下山にも時間がかかる。温度計を確認すると0度だった。12時10分に下山開始。
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雪は降っていたが、視界は悪くないので、もと来た道をそのまま戻るのもつまらない。
ということで、3人パーティが登って来た跡をトレースして黒菱側から降りることにする。
途中で斜面を横切って兎平の斜面に戻り、自分が登ってきた足跡をたどって兎平109へ到着。
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兎平109で昼食(当然店はやっていないのでコンビニで買ってきた)にしようと思っていたが
寒いので、とりあえず雪が降っていないところまで一気に降りることにする。
パノラマコースへ降りると、兎平の上から見たときに大移動していたスノーマシンが集結していて
雪を製造していた。スノーマシンをバックに自分の写真を撮ろうと雪にデジタルカメラを立てて
セルフタイマーで撮影しようとするが、うまく撮影できず何度か試みているうちに電池切れ。
単独行動のつらいところだ。(電池切れというよりはカメラが冷えてしまったのが原因)
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リーゼンスラロームコースの中腹の雪がなくなったところでスパッツを脱いで収納。
チョコレートを食べつつちょっとだけ休憩。ゲレンデ下部は登ってくるときは
雪は降っていなかったが帰りは降っていた。北風も強くなってきて寒気が来ているという
雰囲気が出てきていた。白馬ジャンプ台に13時50分ころ到着。下界(白馬村)も雪が降って
いたが積もりそうな降りかたではなさそうだ。スノートレッキングは結構楽しかったので
来年は天気の安定しているときに八方池山荘まで(できればもっと先まで)行ってみたいと
思った。それと、たぶん八方尾根スキー場は次の週末にはオープンしそうな感じなので良かった。
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