飛騨御嶽高原高地トレーニングエリア
2003/09/14(日)
岐阜県が作った「高地トレーニングエリア」を見に行ってきた。標高1200m〜2200mのエリアに 競技場やトレーニングコースがあり競技や自分の能力にあった高度でトレーニングすることが できる。ここの一番の売りは(たぶん)「飛騨御嶽尚子ボルダーロード」という標高1800m以上の ところにあるランニング用の歩道。マラソンの高橋尚子選手が岐阜県出身だからということで 名付けたらしい。最終的にはチャオおんたけスキー場の前から濁河温泉までの7.2kmの コースになるらしいが現在は2kmしか完成していない。
長野県開田村から岐阜県高根村に入るとすぐ「飛騨御嶽高原高地トレーニングエリア」に入る。 その入り口にある土のグランドでトラックは400m。標高は約1300m。誰でも入って走れそうな 雰囲気だった。
上記のグランドのところから御嶽方面へ左折してすぐのところにある競技場。駐車場に管理棟の ようなものがありロッカーとかありそう。なんとなく個人では使用できないのかなという雰囲気。 午後2時ころ通った時には誰も使用していなかったが帰り午後5時ころ通ったらどこかのチームが 練習をおこなっていた。
チャオおんたけスキー場前の「飛騨御嶽尚子ボルダーロード」の石碑。向こう側に見える 雲のかかっている山は乗鞍岳。石碑の手前の茶色い道がその道で走りやすそうな舗装になっている。 ただ、観光客が石碑の周りで写真撮ったりしているのでそこをランニングで走り抜けるのは ちょっといやだなと思った。実際誰も走っていなかったし。現在完成している2kmの区間だと スキー場前のストレート(400mくらい?)だけ平らだが、それ以外はそこそこ傾斜のある坂なので ちょっと厳しそうだった。
チャオおんたけスキー場前から「飛騨御嶽尚子ボルダーロード」で少し上がっていったところに あるスキー場の第二駐車場。砂利の駐車場だが、そこにいかにも「走ってください」というような 細い舗装路があり見た感じ一周400mに見えたので実際に走ってみることにした、ラップを 取りながら25周(10km)走ってみたところ多少誤差はあるかもしれないが1周400mだった。 さすがに標高1800mということで8kmくらいからはかなり足が重く感じた。
スキー場のセンターハウスから展望台までの往復2.2kmのファミリーコース。基本的には 観光客が展望台に行くための道。コースの入口には立札があり、トレーニング中という札が かかっている。トレーニングのためにこのコースを使用するときは、この札のトレーニング中 という面を表にしてコースに入る。この札の裏面には何も書かれていなかった。

ちなみにこのコースの入口手前(センターハウス前)には、一周1kmのコースがある。 (普通の地面なので良く見ないとわからないけど)
ファミリーコースは舗装されていない道。舗装はされていないが、踏み固められたような道で 走りにくさは感じない。御嶽に到着したときにはランナーの姿はまったく見なかったが、 午後4時を過ぎたらどこからかランナーが沸いてきて、ファミリーコースや1周1kmコースを 走り始めた。それでも「飛騨御嶽尚子ボルダーロード」を走っている人は見当たらなかったが、 帰るころには(午後5時ころ)観光客もほとんどいなくなったのでこの時間ならボルダーロード 走ってもいいかもしれない。たぶんボルダーロードが完全に完成すれば走る人多くなるだろうな。
左の写真は展望台から見た御嶽。

この高地トレーニングエリアのそばには温泉(濁河温泉)などもあり、マラソン合宿とかに とても良さそうなところだった。高地トレーニングの効果を狙うわけでなくても走るのに 良い環境なのでまた走りに行こうかと思った。でも、松本からの距離は約100kmで2時間ちょっと かかるので日帰りはちょっとつらい(というかもったいない)ので今度は宿泊で行きたいところ。

[戻る]