伊豆松崎シーカヤック練習
2006/04/08(土)〜09(日)
今回の参加者は、Team冒険野郎チームメイトのHさんとひろっち。 2人ともシーカヤックは初めてなので、1日目は基本講習、2日目はツーリングという構成。 今回もガイドは西伊豆コースタルカヤックスでお願いした。最初は基本のフォワードストローク、 スイープストロークの練習。自分の場合は一歩上ということでリーン(艇の傾け動作)を入れて練習。 昼ちょっと前に松崎から萩谷崎までショートツーリング。急に風が強くなってきて強烈な向かい風の中 なんとか目的地へ上陸する。
昼食を食べている間にもどんどん風が強くなり海は大荒れ状態になる。 しばらく待ったが風が収まる気配はないので午後のシーカヤックは中止。ここにシーカヤックの装備は 置いて海岸線をトレッキングしながら松崎へ帰ることにする。
海岸線の道は彫刻があったり、終わりかけだけどまだ桜が咲いたりしていてなかなか良い景色。 風が異常に強くなっていて歩くのは大変だったが天気は割りと良く日も出ていた。 海を見ると白波がいっぱいでさすがにこれはシーカヤック漕ぐことは不可能だなあと思う。 漁船も急いで引き返してきている様子。途中の波止場では漁ができなくて暇になってしまったのか 漁師のおっちゃんたちがのんびりしていた。
夕方一度松崎のユースホステルへチェックイン。風呂に入れる時間までしばらく待ち時間があったので 持ってきたおととしの伊豆アドベンチャーレースの地図を広げてHさんとひろっちに見せる。 地図は基本的には1/25000なので部屋のかなりの面積に地図が広がってしまった。 風呂に入った後、いつも松崎に来ると行く 「さくら」というお店で夕食にする。ここは、ところてんが食べ放題な上に量が多いので 頼んだものが出てくる前に調子に乗ってところてんを食べ過ぎると全部食べきれなくなってしまう。 夜はやることもなくかなり早い時間に就寝。
朝は少し早めに起きてチェックアウトする。コンビニで朝食と昼食を買って雲見崎へ行く。 雲見崎を一番上まで上ってそこで朝食にする。今日は風もそれほど強くなくシーカヤックは問題なく できそうだった。
松崎に戻り西伊豆コースタルカヤックスの事務所からスタッフの車で昨日シーカヤックを 置いてきたところまで送ってもらう。今日はここから出発し北に向かうことになった。 漕ぎ出してしばらくの間は海は穏やかだったが松崎、大浜を過ぎたあたりから西風が強くなり スイープで方向修正をしながら進むようになってきた。Hさんとひろっちはラダーを使用して 方向を修正し体力温存。
Hさんが横から波を受けて沈。ガイドの村田さんにレスキューしてもらう。 シャッターチャンスなので(笑)さっそく写真撮影する。
気持ち良く漕いで北へ。
前方の岬に近づいて行ったら波が高くなってきた。通常の波と岬にぶつかって返ってくる波が 合わさって大きくなっているらしい。シーカヤックはだいぶ慣れてきたとはいえこういう場所では 緊張する。緊張して動きが硬くなるとますます沈しやすくなるのはわかっているが。 ここでもHさんは危うく沈しそうになっていたが意外にも初カヤックのひろっちはうまくバランスを 取りながら漕いでいた。
岩の間を通り抜け岬の向こう側へ回り込んだところで上陸。ここで昼食となる。 しばらくお昼の休憩をしているとまた南西方面からの風が強くなってきた。 ガイドの村田さんが、このまま北に向かって漕いでスタッフに車で回収しにきてもらうか、 ここから向かい風の中を自力で松崎まで漕いで戻るか、どっちがいい?と言うので より練習になりそうな向かい風で松崎まで漕ぐほうを選択。 向かい風ということで左右のパドルの向きを90度に調整しフェザーで漕いでみることにした。 このようにすると水を掻いていない空中にあるほうのパドルは風に対して並行になるので 風の抵抗を少なくできる。ちなみにアンフェザー(左右対象で角度をつけない)にすると 向かい風の抵抗は受けるが横風に対しては抵抗が少なくなるらしい。
向かい風の中ひろっちはパワーダウンして遅れ始める。村田さんが最後尾に回ってひろっちを 牽引する。Hさんと前を進んでいたらHさんが横風を受けて沈。今回は沈する瞬間を見ていたが 意外とゆっくり落ちるもんなんだなーと思った。今度は村田さんはずっと後方にいるので 自分がレスキューすることに。スムーズにレスキューできて練習の成果が出たなあと満足した。 最後は自分もかなり疲労して力尽きかけながら松崎に到着。

帰りは「うぐすの湯」で温泉&食事。 うぐすの湯はちょっと料金高めなので他に安い温泉を探さないといけないなあと思った。

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