伊豆アドベンチャーレース(スタッフ編)
2005/09/16(金)〜19(日)
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★ 9/15(木)
今回の伊豆アドベンチャーレースはスタッフとしての参加である。
仕事が終わってから松崎へ移動する。夜23時ちょっと過ぎに松崎の大会本部に到着した。
来る途中「寝袋を持ってくるの忘れた!」と思って心配していたが、全日程松崎プリンスホテルに
宿泊できるようになっていたので良かった。(というか、待遇良すぎでびっくりだ)
今回は選手が通過するコントロールを山の中に設置し、全チーム通過後に回収してくるのが仕事。
去年は「ミトコンドリア」のアシスタントとして大会に出場していたから、あとやっていないのは
選手だけだ。ちなみに松崎プリンスホテルは9月末で営業を終了するらしい。
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★ 9/16(金)
朝食は松崎プリンスホテルのバイキング。朝食後に沼津方面のコントロールを設置しに出かける。
松崎から沼津までは車で1時間半ほどかかるため、午後15時のスタートを見るためには設置を13時には
完了して現地を出発しなければいけない。設置したポイントはカヌーセクションのCP23、
トレッキングセクションのCP24(香貫山)、CP25(横山)、CP26(徳倉山)を設置し、志下坂峠から
市街地に出てそこで車にピックアップしてもらう予定。
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CP24の周辺は、以前沼津のりかちゃん選手の
トレーニングに同行させてもらったときに走った場所。しかしCP24からCP25に向かうところで方向を
間違えて降りてしまい途中で気がついたが「一度山から下りて舗装道路走っていけば早いかも」と
思い、あえて戻らず遠回りしてCP25へ行った。このあたりは沼津アルプスと呼ばれ標高は300m程度だが
アップダウンが激しくなかなかきつかった。あと蜘蛛の巣が多く払いのけながら進んだ。
約2時間で設置完了。ピックアップ地点に沼津アルプスの後半(CP27〜30)を設置しに行った
Gくんが到着するのを待ってから松崎へ戻る。
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14時半ごろ松崎に戻り、レースのスタートを見に行く。
今大会はコース全長178km、3日間ノンストップとなっている。
今回も最初のセクションは松崎海岸からのシーカヤック。
個人的な注目としては、去年アシスタントした「ミトコンドリア」と何度か一緒に
レースに出たTさんが参加している「ピーチデラックス」(以下ピーチと略)。
このシーカヤックセクションでは海岸をスタートしたら全ての艇が一度沈してセルフレスキューしてから
次のポイントに向かうというルールになっている。最近はやり?の3人艇はスピードは速いが
沈した後の後始末はすごく大変そうなので「意地悪な課題だなー」と思った。
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本部に戻ると何人かが次のポイント(AP1)に選手が上陸してくるのを見に行くと言っていたので
車に便乗して見に行く。最初のシーカヤックセクションは短くせいぜい30分もあれば到着する。
選手はAP1から今年の大会の最難関と思われる夜間トレッキングに出発する。AP1からCP1は
すぐなのだが、なぜか川の中を通っていく設定になっている。なぜ道路ではなくわざわざ川を
通行するのかと思っていたら、今回は国道の使用許可が出なかったということで国道をくぐるために
川を通行したらしい。それにしてもコースの何箇所かでは国道を渡ったりするので、わざわざ川を
コースにしなくても・・・と思った。選手を見送ってから本部に戻る。夕食は「さくら」で食べる。
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本部では各チームに携帯させているGPSで地図上に各チームの現在位置を表示している。
その様子を見ていると道をはずして間違った方向に行ってしまうチームや、チェックポイントを
探してぐるぐる歩き回った後、動かなくなってしまうチーム(おそらく、あきらめて寝た)などが
わかるので面白かった。多くのチームが苦戦していたCP7、CP8付近で「ミトコンドリア」が2位に出た!
このチームは優勝候補に挙げられるような他のアスリートチームとは違うので、これはすごいことだ。
夜23時過ぎにだんだんトップチームがAP2に近づいてきたので見に行ってみようかということになり
車でAP2へ向かう。AP2はまだ松崎から近く車で30分程度。0時ちょっと過ぎにAP2に到着したが、
トップチームがAP2に到着したのは1時40分ごろだった。やっぱり夜間に道のない山の中を進んでくるのは
かなり大変だということだろう。松崎に帰って、たぶん3時ごろ就寝。
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★ 9/17(土)
朝、6時半ごろ起床(時間は良く覚えていない)朝食後に本部へ。寝ている間に「ミトコンドリア」が
一瞬1位になったということで盛り上がっていた。今日は昨夜選手が通過したコントロールの回収作業。
9時半ごろから蛇石峠(CP4)、CP5、CP6の撤収をおこなう。13時ごろ本部に戻って昼食を済ませてから、
午後は婆娑羅トンネル付近(CP10)から山へ入り、CP11、CP12、CP13、AP2と回収する。
婆娑羅へは3人で向かったが、トンネルから山頂までの登りは体力勝負だったが山頂からAP2への
下りでは現在地があやしくなる場面が何回もあった。それでも3人ともナビゲーションできるので、
おかしくなってもすぐに現在地を特定することができかなり楽だった。もし実際のレースで1人しか
きちんと地図が読めなかったらかなり不安だろう。
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コントロール回収時のタイムは、CP4〜CP6(往路)1時間45分、(復路)1時間30分。婆娑羅トンネル〜AP2が2時間だった。
今日は寝不足状態で1日山に入っていたので疲れた。(選手は寝ずに山の中だけど)
夕食は回転すしへ。大会3日目の朝は最後のシーカヤックセクションのスタートの時間差を出すために
一度成績集計をおこなう必要があるということで、やることのないメンバーは早く寝て、早く起きると
いうことになった。21時半に就寝し、1時に起床する予定だったが、全チーム関門にひっかかって
しまい3日目の朝は同時スタート(成績集計はしなくて良い)ということになったので、
朝まで寝れることになった。
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★ 9/18(日)
4時に起床する。本部へ行ってレースの状況を見る。昨日の夕方にAP5からMTBステージに
入った「ピーチ」はまだMTBで山を走っていて驚いた。道に迷っているようだがすでに
12時間以上MTBで走っていることになる。5時に戸田(AP6)に到着しているチームは
6時に戸田からシーカヤックで一斉スタート。それに間に合わないチームはアシスタントカーで
宇久須(CP36)までショートカットしてからシーカヤックをスタートする。
「ミトコンドリア」がCP36に上陸してくるのを見に行こうと思い7時過ぎに宇久須へ向かう。
松崎から宇久須は車で30分弱。「ミトコンドリア」を見送った後、携帯でGPSを確認すると
「ピーチ」がアシスタントカーで移動しはじめていたので、しばらく待って「ピーチ」の
様子を見てから本部へ戻った。
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午前中は何もやることがなかった。沼津のほうのコントロールはクライミングセクションを
担当している人が回収してきてくれるらしい。昼過ぎになってゴールする選手が多くなってきたころから
成績集計の手伝いなどでだんだん本部も忙しくなってきた。「ミトコンドリア」のゴールだけ
見に行ったがそれ以外は夕方まで本部で作業する。夜はスタッフみんなで夕食に行った。
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★ 9/19(月)
本部の後片付けの手伝いをするワゴン車に椅子やテーブルを積んで返しに行くなど引越し的な作業。
昼になってから表彰式がおこなわれる松崎プリンスホテルの会場に行って、大会スポンサーのロゴなどを
貼る作業。表彰式は13時から始まった。「ミトコンドリア」は3位入賞、「ピーチ」は15位だった。
主催者側からうわさになっていた「今年で伊豆アドベンチャーレースは最後」という件についても
正式に「この体制でおこなうのは最後」という発表もあったが、体制を変えて2年後に大会復活か?
ということらしい。伊豆アドベンチャーレースはレベルが高く今回は完全完走チームがなく、
参加チームも17チームと少なかったが、なくなってしまうのは惜しいから復活してほしい。
今後もこのレースにはなんらかの形で関わって行きたいと思っている。
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