ジャパン・ロゲイニング・チャレンジ2005 2005/05/28(土)〜05/29(日) 【2日目】
|
1日目
|
|
朝5時前に起床。今日のレースは5時半集合で6時スタート。寝坊?して6時のスタートに遅れそうな
チームがいた(笑)。起きたときはさすがにかなり眠かったがスタート直前になって目が覚めてくる。
今日はスタート地点から、なるべくコントロールを取りながら根子岳を目指してひたすら登る。
早朝のスキー場斜面は芝生の緑と空の青がきれいで清々しい。平らなところはなるべく走るように
したが昨日の疲れもあるので登りは速歩き。
|
|
|
|
スキー場の最上部を過ぎると牧場になり最短コースを通るために牧場を区切ってある有刺鉄線を
またいだり、くぐったりしながら進む。途中、牛の群れがいた。牛の群れのそばにコントロールが
あったのでチェックしていると牛がケンカしはじめて驚いた。「こっちに来るなー!」とか思いながら
急いで立ち去る。牧場を過ぎると登山道になった。朝食を食べていないので歩きながら
カロリーメイトを食べる。
|
|
登山道の途中で笹薮に埋まったりしながらひたすら登る。
登りきったところが根子岳の北側にある標高1992mのピーク。ここの東側には深い谷があって
反対側の山を登ると群馬県になる。その反対側の山頂に一番遠いコントロールがあるのだが
かなり下ってからまたかなり登り、帰りも同じくらい苦労することになるため、
とても行けなさそうだった。しかも反対側の山頂は雲がかかっていて見えなくなっているため
なおさら行けなさそうな雰囲気だった。自分一人で体調を整えて軽装備で行けばなんとか・・・
という感じかもしれない。そのうち挑戦してみたいと思った。
|
|
|
|
根子岳に向かって稜線を南下。本来なら下の牧場から最短ルートで根子岳に登れるのだが、
この稜線上に結構点数の高いコントロールがあるので回り道して登ってきたのだった。
途中、まとまった残雪を登る場所があり、Hさんは一回登った後滑って遊んだ(笑)
|
|
8時50分ごろ根子岳山頂(標高2207m)に到着。ここで少し休憩する。
昨日登った大松山がかなり遠くのかなり低いところに見えた。
大松山に登ったときはかなり苦労して登った気がしたが上から見下ろすと大したことないなあと思った。
根子岳と大松山の標高差は600m近くあるので当たり前といえば当たり前だけど。
残りの競技時間が3時間程度になったので別ルートで下りながら下山ルート近くのコントロールを取っていくことにする。
|
|
|
|
下山途中に大会スタッフに遭遇。一番遠いコントロールの回収に向かうらしい。
競技は12時終了なので12時前に現地に到着して終了と同時にコントロールを回収しながら
本部に戻るらしい。後から聞いた話だけど一番遠いコントロールまでの往復の所要時間は、
今日は4時間15分くらいだったが、がんばれば4時間以内で行ってこれるらしい。
(普通の人では無理!)
|
|
下のほうまで下りてきたころにはだいぶひざに疲れが出てきていた。それでも、ただ下りるだけでは
面白くないので牧場を横切ったり、川を渡ったりしながらコントロールを通過して点数を稼いでいく。
歩きやすい道(芝生)に出たなと思って歩いていると陸上競技選手と思われる集団がすごい
勢いで走ってきた。クロスカントリーコースに入りこんでしまったらしい。
陸上競技選手をやり過ごしながら進む。本当は下山したあと昨日取れていないゴール付近の
コントロールを取ろうと思っていたが、思ったよりも時間がかかってしまい市街地に出たら
余計なことをせずにゴールしたほうが良さそうだったので間に合いそうなところから
のんびり歩いてゴールを目指した。今日も制限時間10分前とちょうどいいタイミングでゴールした。
順位は男女混合チームの部で15チーム中12位と勉強に徹していた割にはビリではなくて良かった。
|
|
|
|
今回は自分の地図読みの知識の整理と経験、他のメンバーの地図読み能力の向上という
ところがポイントだったが、2日目は他のメンバーもそこそこ現在位置を把握できるように
なったし「とても勉強になった」という感想をもらったので良かったなあと思う。
自分もまだまだ初心者だけど、人から習ったことを自分なりに消化して他の人に伝えられる
ようになったのはかなりの進歩。自分も最初に地図とコンパスの使い方を理解できたときは
「これは便利!」と思ったが、今回のメンバーも「地図とコンパスがこんなに役に立つものとは!」
と思えたようなので大成功。自分もさらに練習、勉強してレベルアップしなければ!と思った。
でも次は荒地を速く走れる技術を身につけるところからかな。地図はそこそこ読めるように
なったが、山の中でのスピードがないので、これだとオリエンテーリングの大会では通用しないかも。
|
|
1日目
|
|