サハラマラソン挑戦の軌跡
2007年3月21日(水)
ついに日本出国。ここから先はレースレポートに引継ぎ「挑戦の軌跡」は終了します。
        
2007年3月20日(火)
荷物をパッキングする。ちょっとあふれ気味だが無理やり詰め込む。重さは10.8kg。 これに現地で照明弾を渡され給水1.5リットルが加わるため13kgくらいの重さになりそうだ。 水以外で10kgに収めたかったが残念。食料の合計エネルギー的には必要量をオーバーしているので 削るとすれば食料だがメニューを見て削ろうと思っても余裕がまったくなくなってしまうので危険な感じ。
        
2007年3月19日(月)
横浜で現金200ユーロ(約3万円、1ユーロ=159円)を両替。 経由地のパリに行き帰り合計で3日ほど滞在するがその間に使うお金。 基本的にはクレジットカードを使うので現金はあまると思う。飛行機での暇つぶしのために本を買った。 サハラ砂漠にちなんだ旅行記なんかないかなーと思ったが見つからなかったので、 次の目的地候補に関する本を買った、タイトルは「旅する南極大陸」。 14時に佐藤くんと町田でサハラミーティング。装備に関する意見交換など。 「旅する南極大陸」の本を佐藤くんに見せて「南極マラソンっていうのもあるぞ」と言ったら 「知ってはいけないことを知ってしまった」とか言っていた。 ファミレスでミーティングのあとアウトドアショップ、ダイソー、東急ハンズを回って装備の追加購入。 買い物をしながら「なんだかんだ言って費用80万円くらいかかってる気がする」と言ったら、 佐藤くんは「それは考えたくない・・・」とのこと。 その後、佐藤くんは会社の仕事の残りを片付けるために会社へ戻っていった。 帰宅後はレース中のメニューの最終検討&パッキングをおこなう。
        
2007年3月18日(日)
実家へ移動。高速バスの中では良く眠れた。 19時前に実家に到着し送っておいた荷物、スーツケース、 母親に頼んで揃えておいてもらった薬を確認する。スーツケースはレンタルだが思った以上に大きくてびっくりした。 薬も期待通り(市販されていないいいものが)豊富に揃っている。 レースに持ち歩くのに良さそうな飲み薬中心に持っていくつもり。
        
2007年3月17日(土)
午前中はNHK長野の取材対応。完走できたらテレビで報告か? すべての荷物をスポーツバッグ、ザックに詰めて実家に帰る準備をする。 いつも忘れ物にはとても気を使うのだが装備を広げていた部屋が片付いたので大丈夫だろう。 と思ったらレースの装備はOKだけどレース時以外の服装のことを考えていなかった(笑) 明日、出発前に適当に詰め込めばいいだろう。旅行保険の申し込みもした。インターネットで簡単に申し込めるが 「危険なスポーツをおこなうか」との問いに「はい」と答えたら申し込みができなかったので「いいえ」にして申し込み完了。 レース中のメニューはけっきょく確定できず実家に帰ってから最後の見直しをかける。最も用意したものは、あれも、これもと やっているうちに20000Kcalほどでいいのに28000Kcalなってしまっているので、その中からレースに持っていくものを厳選し 残りはレース前のおやつになる。
        
2007年3月16日(金)
日本事務局からサハラマラソンの今年のロードブックの日本語訳を送るとメールが来ていたが、 明日着かないと受け取れない(実家に行ってしまう)ので、佐藤くんにメールしてコピーをもらえるようにした。
        
2007年3月15日(木)
NHK長野から正式に取材依頼あり。今週の土曜に対応する。 シューズの周囲にマジックテープを接着した。一番大事な砂漠対応のシューズが出発直前になってしまったのは 良くないけどシューズもスパッツも接着剤も今回の目的にあった最高のものを用意できたと思う。 これから数日かけて接着剤を乾かして、すき間に接着剤を詰めてを繰り返してシューズを完成させる。
        
2007年3月14日(水)
大事な装備達をゆうパックで実家に送った。ダンボールに入りきらなかったものは自分で持って帰る。
        
2007年3月13日(火)
スポーツデポでウェーブライダー10の28cmを購入。 明日か明後日に実家に小包で送ってしまう装備をダンボールに詰めた。
        
2007年3月12日(月)
旅行会社にパリまでの航空券とホテルの料金166260円を振り込んだ。 先日買った靴下の具合が良かったので同じものをもう一足買ってきた。電器店でデジカメの予備バッテリーを注文してきた。 スポーツ店に寄ったら、さんざん探していたウェーブライダー10の28cmと28.5cmが置いてあった。 今まで店に置いてなかったよなと思いつつ家に帰ると、おとといシューズの注文を出しておいた店から 「店にもメーカーにも在庫がありませんでした」とメールが来ていた。明日スポーツ店に買いに行こう! サハラ食料は大量に買ってあり確実にあまるので、たぶんレース中に使いそうにない「大豆と昆布」を食べた。 意外とかなりおいしく感じられてやっぱり持って行こうかなと思った。
        
2007年3月11日(日)
ペットボトルに取り付けられるストローを延長するためのチューブを買ってきた。このチューブは金魚の水槽で使うものだけど ちょうどいい感じだったので。これでうまくいけば1.5リットルのペットボトルをウェストポーチにつけたままチューブで 給水できるようになる。夜はサハラの食料の一部、チキンラーメンにフリーズドライのカツ丼の具を乗せて食べてみた。 悪くはない、そんなにおいしくなるわけでもないが。
        
2007年3月10日(土)
第3回寝袋テスト。服装は当初考えていた夜間の服装に加えて超薄手のウィンドブレーカー。床からの冷えを防ぐために 背中にザックを敷いてみる。なかなかいい感じだが、4時半、6時半に目が覚めた。なかなか朝までぐっすりとはいかない。 朝の室温は11℃とサハラの最低気温と同程度。もう少し暖かい服装なら良さそうなのでフリースも検討か? しかし余分な荷物になってしまう。

すべての装備をパッキングしたら10.3kgになってしまった。給水を簡単にするためのウェストポーチの重さが大きいが ここまで重くなってしまうとは。多少は食料の包装紙をサランラップに代えたりして軽くなるとは思うけど。 給水入れたら12kgか・・・きびしいな。

H詰さんからリチウム電池のヘッドライトが届いた。霞ヶ関トラベルからパリまでの往復航空券とホテルの請求書が届いた。 ネットでサハラで使うシューズの注文を出した。シューズのサイズを最後まで迷っていたが佐藤くんに電話してどうしたか 聞いてみたら28cmにしたとのことで通常のシューズサイズは2人とも同じなので真似して28cmにすることにした。 もう日数がないので横浜の実家に届くようにし横浜でスパッツを装着するマジックテープを接着する。 スーツケースもレンタルの申し込みをして実家に届くようにした。実家に3/17(土)の夕方帰るように高速バスを予約。 父親からメールがあり叔父さんからもサハラマラソンのカンパがあって全部で10万円になったとメールが来た。

寝袋で寝たときに明け方目が覚めてしまうほうは服装の追加はしない方向に決めた。 重量の問題もあるが過去の参加者のレポートを見る感じ朝は冷えても就寝するときにはそれほど寒くなさそうなので 朝、冷えて目が覚めたらそのまま起きてしまえばいい。夜はすることなくて早く寝そうなので朝早くても問題ないと思う。
        
2007年3月9日(金)
第2回寝袋テスト。今回はサハラで夜使う予定の服装とまったく同じで。折りたたみの座布団1枚をお尻の下に敷いた。 前回よりは快適だった気がするけど4時半に目が覚めた。室温は8度。サハラの最低気温よりも下がってはいるが ちょっときびしい。床からの冷えが気になるのでギブアップして布団を敷いた。

義務装備であるシグナル用の鏡を購入。小さくて軽いものという基準で選び 携帯電話の裏に貼ったりして使うミラーシート(シールみたいなもの)にした。こんなのありか?という気もするが 鏡だと言い張れば大丈夫だろう。実際にシグナルを送らなければいけなくなったときに、これで大丈夫かは不明(笑) これがありならアルミホイルとかでもいいような。 昨日、久しぶりにジョギングしたら、今日は故障したところがチクチクしていたので現地で痛みが出たときのために 母親に鎮痛剤を入手できないか聞いてみた。そうしたら整形外科の薬を手配しておくとのこと。 一緒に解熱剤、消炎剤、胃薬を頼んでおいた。これで化膿止めの抗生物質含め、すべて市販されていないスペシャル?な 薬がそろう。今回限定だけどサハラでは痛みが出ても鎮痛剤で抑えて爆走、走る狂気になります。 あとはどうにでもなってくれ。
        
2007年3月8日(木)
両家おばあちゃんからあわせて6万円カンパしてくれるらしい。スポンサー名入れないとだめかな(笑) サハラマラソン中の月齢を調べてみた。3/25~31にかけて月齢7~13と明るい。というわけでオーバーナイトステージは ヘッドライトが暗くても大丈夫だ。でも一晩中月があるから真っ暗な星空は見れないな。残念。
        
2007年3月7日(水)
松本病院に健康診断書を作ってもらいにいった。主催者に指定された用紙の 「極度に乾燥した最高気温45℃の土地で、マラソン(約200km)に出場するにあたり、健康上の問題はありません」 と書いてあるところに医者のサインをもらわなければいけないのだが、お医者さんは 「こんなの責任持てないぞ~」と言いながらサイン。そしてカルテに「自己責任であることを本人確認済み」と 記入していた。健康診断と書類作成で10090円、高い!

H詰さんに軽量のヘッドライトを持っていないか問い合わせたところリチウム電池の60グラムのライトがあるとのこと。 軽量化のため借りることにした。自分のシルバのは単3電池使用で160グラムとこれも軽い部類だとは思うが、 H詰さんのライトにすれば予備電池も含めて100グラムは確実に軽量化できる。明るさは暗いということだったが、 キャンプ地で手元、足元を照らす以外では、1日だけあるオーバーナイトステージで数時間の使用。 しかし広い砂漠ではちょっとくらい明るいライトでも見える範囲はそう変わらないし、むしろライトの光に頼らず 暗さに目を慣らしたほうが見えるくらいだと思うので問題ないと思う。夜、カヤックに乗ったときにライトがないほうが 漕ぎやすかったりするのと同じだ。一応、両方のライトを持っていってレース前日にサハラで1泊したときに どっちを使うか最終決定しようと思う。
        
2007年3月6日(火)
NORTH FACEのウェストポーチを買ってきた。これは小物のほか500mlのペットボトルを2本挿せるようになっている。 それと用途不明のベルトが付いていてここに1.5リットルのペットボトルを装着できる。 これで給水で必ずしも水を自分の容器に移し替える必要がなくなった。 行動食も体の前面に収納スペースができたことでレース中にザックをおろす必要もなくなった。 装備にウェストポーチが増えることで300~400グラムくらい重量が増えたと思うけど、それ以上のメリットがあるはず。 あとは1.5リットルのペットボトルをそのまま装着して給水する場合に中身が減るとバシャバシャ水が暴れるので それをどこまで許容できるか。気にならないレベルであれば給水は支給される1.5リットルのペットボトルだけにして チェックポイントは全てノンストップで行けるという可能性も出てくる。
        
2007年3月5日(月)
シュラフのテストのため部屋のカーペットの上でシュラフのみで寝てみた。 気温が暖かかったので条件を厳しくするために半袖シャツで寝る。 起床したときの室温は16℃と暖かかった。これでも少し寒かったが現地ではアンダーシャツ&長袖Tシャツ なので大丈夫だろう。それよりも床が固いためちょっと痺れたり、ひざ関節が痛くなったりして熟睡できない感じ。 ちょっとくらい銀マットを敷いてもかわらないだろうなあ。

レース中の給水を実験する。サハラマラソンではチェックポイントで1.5リットルのペットボトルに入った水を受け取ることができる。 自分は500mlのペットボトル3本にレース中の水を入れようとしているためチェックポイントで水を移す必要がある。 そこでザックに装着した3本のペットボトルにどのくらいの時間で水を移せるか実験した。結果はちょうど2分。 実際に砂漠で荷物を満載した状態でこの作業をやったら2分半から3分くらいかかるだろう。 ちょっと給水の仕方を考えなおしてみることにする。6ステージのレース中に水を受け取るポイントは15はあると思うので、 各ポイントで給水を1分短縮できれば全体でタイムを15分短縮することができる。さらに1.5リットルのペットボトルを そのまま装着できるようにしておいて、何箇所か(各ステージの最後だけとか)は水を移さずに行けば2~3分まるごと短縮できる。 うまくやれば給水の工夫だけで順位を5~10位くらい上げれるかもしれない。
        
2007年3月4日(日)
昨日買ってきたワックススポンジにゴム紐をつけてザックのベルトの肩パッドを作成。 背負い心地がかなり良くなった。それからマジックテープをシューズに接着する実験。ナイロンのマジックテープを ソール部分にしっかり接着できることを確認。いよいよ本番用のシューズを買ってこなければ。 帽子はすげ笠を使用することも検討していたが、すだれ付きのランニングキャップを使うことにし、 風で飛ばされないようにゴム紐をつけた。少しでも軽量化、空気抵抗を少なくして勝負に徹する。 レース中の食事のメニュー表がほぼ完成。昨日のパッキングよりも少し軽くできそうかな。
        
2007年3月3日(土)
昨日パッキングした荷物に今日の分の昼食を加えてスノーシュートレッキングへ出かける。 荷物の総重量は約10kg。背負った感じは想像していたほどずっしりという感じはなく走ろうと思えば走れるなという感じ。 スノーシューで登り始めてしばらくすると少し肩が痛くなってきた。10kg背負っているので多少は予想の範囲。 今日の実験の結果としては上出来といったところ。一緒にスノーシューに行った建築士の梅さんにザックの肩当てと 砂漠用スパッツ装着のためのマジックテープをシューズに貼る接着剤のアイデアをもらった。 肩当には厚さ2cmの車のワックス用スポンジを使用。固いスポンジと柔らかいスポンジの2層になっているもので 柔らかいほうを肩に当てるといいらしい。ナイロンのマジックテープをシューズのソールに貼るための接着剤には セメダインスーパーX2を使用。この接着剤は固まるとゴム状になるもので凹凸面の接着、高温にも強いもの。 ちなみにモロッコは日本と緯度がほぼ同じであることを知った(笑)
        
2007年3月2日(金)
薬局でバンドエイド、マキロン、目薬を買う。それからクッキー、ケーキタイプの栄養補助食品多数。 品目を書いていたらきりがないくらいいろいろな種類を買った。栄養補助食品ってほんとうに種類が多い。 今回は大量に必要なので迷わずにごっそり買ったけど必要なのが少量だと迷いそうだ。 さらに石井スポーツでアルファ米各種とフリーズドライの親子丼、牛丼、カルビ丼を購入。 夜、食料の一覧表に追加していたら大変なことに気が付いた。アルファ米関連は200g入りの大きいものを 買っていたのだが、パッケージには100gあたりのカロリーが書いてあり、それをそのままシートに記入してしまったので 実際の半分のカロリーになっていた。正しく直したら目標にしていた21000Kcal(1日3000Kcal計算)をはるかにオーバー 25000Kcalになっていた(笑)これはどちらかというとうれしい誤算。25000Kcalある割には重量合計が軽いので ここから削って食料の重さを予定よりも1kg以上軽くできそう。買いすぎの分はフランス、モロッコと移動する間に カーボローディングに使うので無駄にはならない。 そしていよいよパッキングしてみる。とりあえず押し込んだときに粉々になる可能性のある食品ははずしてパッキング。 水1リットル、食料20500Kcal、シュラフ、その他の小物で8.6kgとなった。実際にはこれに野営するときの服が入る。 水は補給直後で最大1.5リットル持つけど全て含めて10kgに収まるかも。計画では水抜きで10kgに収めたいと思っていたので 1.5kgくらいは軽くできている。ちょっとザックの容量がぎりぎりな感じで最初の1~2日は念のためビニール袋をザックの 外に付けて荷物を余分に持てるようにしておいたほうがいいかなあと思う。現地に行ったら食料の包装紙はなるべく捨てて サランラップで包んで持っていくつもりなので、もう少しだけ軽く、容量も小さくなるはずではあるけど。 今日1日でだいぶいい感じになってきたぞ。
        
2007年3月1日(木)
だいぶ食料がそろってきたので一覧表に重さとカロリーをまとめてみた。 すると、重さ=4.34kg、カロリー=13720Kcalで目標の21000Kcalまでまだまだということがわかった。 もう80%以上になっていると予想していたが、まだ65%。これはちょっとやばいかも。ザックに入るかなあ・・・。 日本出発まであと3週間。
        
2007年2月27日(火)
「ドライ納豆と昆布」というのを買ってきて食べてみた。そんなにおいしくはないかな。
        
2007年2月25日(日)
グリコのクラッツというお菓子というかおつまみのようなものを試食。ペッパーが利いていてすごくおいしい。 サハラでもおやつはこれだ!スパイスが効いているものは食欲増進になると思う。48グラムで244Kcalなので何気に アルファ米よりも重さに対するエネルギー量は多い。
        
2007年2月24日(土)
サハラマラソンについて読売新聞松本支局の取材を受けた。信濃毎日新聞の取材同様アドベンチャーレースのことで 話題が膨らみ予定時間を大幅にオーバー。というか、オーバーすると思っていたけど。 そのあとランニング風景の写真を撮りたいということで移動して写真撮影。脚の故障は少し良くなったかな と思っていたが、10mくらい走っただけで痛かった。だめだ・・・明日のスノーシューレースだけチーム戦だから がんばって来週1週間もお休みだな。
        
2007年2月23日(金)
EastWindのSueさんから依頼されたサハラマラソンに向けてのアンケートの回答を作成。 EastWind運営のアドベンチャーレースクラブKOCCiのサイトに掲載される予定。 サハラでの1週間の献立を考えてみる。主食はアルファ米で最後の2日は食欲が落ちることを予想してお粥を混ぜる。 さらに1日目、2日目は多めに食事を摂るように考えようと思う。前半はカーボローディング的に体内にエネルギーを 蓄積するためと荷物を軽くするため。
        
2007年2月21日(水)
スポーツ店に行って食料を買い込む。アルファ米(白米200g×2、きのこご飯200g×1、五目ご飯200g×1)、 ビーフカレー×2、梅粥39g×2。あと日焼け止めとリップクリーム。 ウェストポーチにボトルを2本セットできるものを見ていいなと思った。ペットボトルを2本ザックのベルトにつけるように 考えていたがどうしても走ると肋骨下部に当たって長時間すると痛くなってしまうので。 若干重くなってもウェストポーチタイプのほうがいいかな。 そろそろ食料も出揃ってきたので1週間の献立を考えてみよう。
        
2007年2月19日(月)
8時半から信濃毎日新聞の取材。話題がアドベンチャーレースまで広がり1時間半以上かかった。 母親からメール。医者の先生に化膿止めの薬の話をしたら「どんな薬がいいか考えてみる」というということだったらしい。 何かスペシャルな薬が来るんだろうか。これは心強い。まあ、使わずに済むようにするつもりだけど、日本チーム全員が 無事ってことはないだろうから(!)きっとサハラで活躍する薬が出来上がってくることだろう。
        
2007年2月18日(日)
東京マラソンを終え、松本に帰宅したらサハラマラソン主催者のプレゼントのスパッツが届いていた。 自作しようとしていたスパッツと原理は同じでマジックテープで止めるようになっている。 けっきょくどうやってマジックテープをシューズに貼るかという課題は残ったが当然プレゼントされたスパッツはものが いいので期待大。
        
2007年2月17日(土)
医療事務をしている母親に飲み薬の化膿止め(抗生物質なので医者に処方してもらう必要あり)を入手できないか聞いてみたところ、 入手できるとのこと。サハラマラソンまでに入手しておくように頼んでおいた。
        
2007年2月16日(金)
朝ごはんに熱湯で3分で戻るサラダ用と思われるパスタ(普通にスーパーで売っている)を、 スパゲティのたらこソースで食べてみた。1袋180グラムでサハラに持っていく予定のチタンなべに山盛りになった。 食べれるけどいま一つおいしいと言えない。量が多すぎて残してしまい捨てた。1袋は多すぎたが味的にもいまいちか・・・。 普通の状況で食べていまいちと思うようだとサハラの暑い中で食欲が落ちたら喉を通らないだろう。 サハラマラソンの取材の連絡が信濃毎日新聞と読売新聞からあった。 信濃毎日新聞は19日の朝8時半から、読売新聞は24日の午前中。
        
2007年2月15日(木)
サハラマラソンの日本事務局の方からメール。信濃毎日新聞からも取材の依頼が来たとのこと。 サハラマラソンの広報として、その年の出場者を「○○市の男性」などというように報道機関に出しているらしい。
        
2007年2月14日(水)
フリーズドライの親子丼を試食。普通のご飯にフリーズドライの親子丼(ご飯なし)を乗せて食べた。おいしい! これはぜひサハラに持って行きたいと思った。同じシリーズのカツ丼も持って行こう。 サハラマラソンの日本事務局に問い合わせていた件の回答をいただく。 必須装備の消毒剤はケガしたときに傷口を洗う消毒液でOK。それと毒抽出用のスネークポンプはポイズンリムーバーで代用OK。 質問の回答と一緒に読売新聞からインタビューの依頼が来ているとのこと。
        
2007年2月9日(金)
アラビア語とフランス語の旅行会話本とパリの観光ガイドを買ってきた。パリは通過点だけど3泊くらいするので 近場の観光スポットを調べておけば、それなりに見てまわれるんじゃないかな。
        
2007年2月8日(木)
ドライフルーツのマンゴーを試食。特別おいしいわけではないが悪くはない。
        
2007年2月5日(月)
注文しておいた「すげ笠」が届いた。サハラでの帽子の代わり。目立つこと間違いなし。 でも余計な荷物でもあるので実際に持っていくかどうかは直前まで考えると思う。 他の装備は少しでも軽量化しているのになあ。
        
2007年1月31日(水)
サハラマラソンの日本事務局から連絡。サハラマラソン主催者(フランスのAOI:Atlantide Organisation Internationale)が 日本チームにサハラの砂を防げるスパッツを送りますという正式なお話。 ちょっと遅いクリスマスプレゼントとのこと。主催者すばらしい!
        
2007年1月29日(月)
サハラの出場費用の残り18万円を振り込む。 ザックについて結論。今日は肩は痛かったが腰ベルトの部分はまったく擦れていなかったので腰のベルトと肩のベルトを 上手に調節してやればパッドなどを入れる必要はないかもしれない。良いメーカーのそれなりの値段のするザックなので 自分で勝手に改造して設計のバランスが壊れてしまったりすると他に都合の悪いところが出るかもしれない。 というわけで、ザックの改造はなしにして摩擦を抑えるためのクリームか何かを使ってみようと思う。
        
2007年1月28日(日)
荷物を背負って松本~諏訪(諏訪湖1周)ラン。5kg背負って46kmを4時間51分だった。最初の18kmまではkm7分くらいでゆっくり、 それからペースアップし登り区間も含めkm6分で走りきれた。最後はきびしくなったが、サハラでモロッコ人選手とバトルしている という設定で粘りそのまま押し切れた。とりあえず荷物背負って長距離走るのはおそらくおしまい。 2月はペース走で仕上げていく予定。 装備について・・・給水のボトルの底が肋骨付近に当たって長時間経つと痛くなるので銀マットの薄いやつを巻いて クッションにしようとしてみたが、いまひとつ効果なし。ただ今日はハートレートモニターのベルトをきつめに装着していたため 給水ボトルだけのせいなのかわからなかった。
        
2007年1月25日(木)
サハラマラソン参加者の井上氏からメール。海外でしか手に入らないNewBalanceのスパッツを入手できないか 動いていたら、大会主催者から日本チームにスパッツをプレゼントしてくれることになったとか!?
        
2007年1月24日(水)
LAGERのビーフカレー&ライスを試食。水を入れて5分ほど火にかけてできあがり。 味は良かったが量が全然足りない。1食で2~3袋は必要かも。普通のごはん+このカレーというのがいいかな。
        
2007年1月13日(土)
サハラマラソンの主催者のHPに日本人の参加者リストが出ているのを発見。日本のことを 「The land of the rising sun(日の昇る国)」と書いてある。フランス人もそういう表現するのかーと思った。
サハラマラソンの日本人参加者リスト
        
2007年1月12日(金)
会社にサハラマラソンの休暇の申請。3月19日から4月6日までで17日の有給休暇を使う。前後の土日を入れて23連休!
        
2007年1月3日(水)
白子ユースホステルを9時半ごろ出発。今日は九十九里浜の南端まで行って折り返し、上総一ノ宮から電車で帰る予定。 距離が約20kmと短いため昨日よりもペースを上げていくことにする。佐藤くんも今日は大丈夫そう。 北風が強かったので追い風に押されて南へ。km6分よりはちょっと遅いかなくらいのペースで九十九里浜最南端へ。 折り返したあとは温泉を探しながら一宮町方面へ向かう。適当なところで入浴可能な風呂を発見できなかったので 一宮の国民宿舎で風呂に入れてもらう。入浴時間外だったが特別に入れてもらえた。 本日の走行距離は23km、2時間37分。ザックの腰ベルトや給水ボトルが軽くあたっているところが少しすれてひりひりする。
        
2007年1月2日(火)
10時に佐藤くんと東京駅で合流。佐藤くんの仕事の都合で予定していたよりも遅い集合時間になったので、 今日は短めのコースにして、明日をメインにしようかとも考えたが、予定通り今日をメインにすることに決定。 総武線で銚子の少し手前の飯岡駅で下車。 ここから九十九里浜に出て砂浜を走って今日の宿泊地の白子ユースホステルを目指す。約50kmの行程を7kgの荷物を背負って走破する。 序盤のロードから体がきつかったが砂浜に出てしばらくしたら調子が良くなってきた。スタートが14時近かったので後半は夜間になる。 砂浜の走りは体にはきつかったが一歩一歩がサハラのレースに繋がっていると思えば楽しいものだった。 白子ユースホステルまで残り15km弱くらいのところで佐藤くんがリタイア。 公共交通機関が見つからず白子ユースホステルのおばちゃんに車で迎えに来てもらうことになった。 本日の走行距離は5時間6分で35km。
        
2006年12月23日(土)
長野マラソンクラブのクリスマス会。会場の戸倉上山田温泉まで走って行ってみた。 サハラマラソンを意識し、サハラに持って行く予定のザックに考えてあった給水の取り付け方をする。 着替えなどで約6kgの荷物を背負って出発。目標7分/kmと考えていたが、後半まで6分/kmちょっとで行けてしまったので 最後はラストスパートする。約55kmを5時間52分。休憩を除けばだいたい6分/kmで走れた。
        
2006年12月21日(木)
佐藤くんが出会ったサハラマラソンに参加するスポーツ店の店員さんのお店にまた別のサハラマラソン参加者が やってきたらしい(笑)やっぱり類は友を呼ぶんだ。なんでそのスポーツ店にサハラマラソン参加者が集まって来るのか?
        
2006年12月20日(水)
サハラマラソンで使うためのスパッツ製造担当者(笑)と打ち合わせ。とりあえずアイデアと材料を渡したが、 マジックテープをシューズに留めるには縫うのは現実的でなく強力な両面テープや接着剤で固めるしかなさそう。
        
2006年12月3日(日)
オリエンテーリング練習合宿に 自分と佐藤くんでサハラマラソンに持っていったら良さそうな食料を買い込んできたので朝食がてら品評会。
        
2006年11月30日(木)
佐藤くんが買い物(サハラの?)に行ったら店員さんが来年サハラマラソンに出場する人だったらしい。 変人同士は呼び合うのかなあ(笑)
        
2006年11月15日(水)
20時ごろサハラ用にネット購入したシュラフが届く。驚くほどの小ささと軽さ。一度広げて包まってみる。 コンパクトなだけに薄っぺらく「こんなんで8℃まで耐えられるのか?」と思ったが少しするとシュラフの中が ぽかぽかと暖まってきたのでまあ大丈夫だろう。そして山のコンパクトな装備にありがちな 「一度広げると収納袋に入るサイズに畳むのが大変」という問題も感じず、とても使いやすそうな印象。
        
2006年11月11日(土)
横浜の東急ハンズで買い物。軽量コンパクトで水を良く吸い取りすぐ乾くという 高性能?のタオルを購入。約3000円。サハラで使う予定(最近こればっか)。
        
2006年11月8日(水)
サハラで使うためのシュラフを発注。イスカエア180にした。8度以上対応で重さは430グラムとかなり軽い。 もっと軽いモデルもあるが後々の使い勝手も考えてこれで十分な軽さと判断した。 とはいえ、他のメーカーの同じようなシュラフよりは圧倒的に軽い。
        
2006年11月1日(水)
サハラマラソンの装備表を作成しはじめた。
        
2006年10月30日(月)
去年のサハラマラソンの選手用DVDが届いた。サハラマラソンの映像はテレビで放送されたものを 繰り返し見たけど、大会側が作成した選手用DVDのほうがより全体の様子が伝わってきてすごい。 参加者みんな狂ってる。
        
2006年10月26日(木)
サハラマラソンの出場費用の一部26万円を振り込む。
        
2006年10月25日(水)
サハラマラソンの申込書を郵便で送った。
        
2006年10月22日(日)
サハラマラソンのエントリーシートを作成の続き。出場理由のアンケートの作成。文章を書かなければいけないところで 英作文できなくて困ったなーと思い、インターネットの辞書で「砂漠を走り、自分の限界に挑戦したい」と記入して変換したら、 「I want to run in the desert, and to challenge my limit.」と出た。なんだ・・・簡単じゃないか。 簡単な文法と単語なのに自分で作文するのは難しいというか、そういう練習をしないとダメなんだなーと思った。
        
2006年10月15日(日)
サハラマラソンのエントリーシートを作成。英語なので作成に時間がかかる。あと少しで完成だ。 緊急時の帰還先?の病院を書くところがあってどうすればいいのかよくわからないので、 横浜市立大学付属病院にしておいた。ここに運ばれるときは命に関わっている状態にあると思われるので、 ここなら祖父が生前に入院していたところだし両親も対応しやすいであろう。運ばれるつもりはありませんが(笑) 血液型の詳細を母親にメールで聞く。ABのRh+だった(Rhのところ知らなかった)。
        
2006年9月4日(月)
サハラマラソンの申込書が届いた、英語とフランス語で書いてあって良くわからん(笑) とりあえずパスポート申請してこなければ~。
        
2006年8月30日(水)
会社帰りに石井スポーツに行き、前から目を付けていたアドベンチャーレース用に開発されたという ザックを買った。KarrimorのAR-35。 来年のサハラマラソンで使うため。まだ先だけど今から使い込んでおいたほうがいい。 最初は25リットルのものを買おうかと思っていたのだが35リットルのもので中身が少なくても、 紐を締めて調節すればしっかりフィットしそうだったので35リットルのものにする。 特筆するべきなのは軽さ。なんと640グラムしかない。これで値段は16800円。
        
2006年7月18日(火)
サハラマラソンの休暇について会社と交渉中。申請とかいろいろ面倒らしい。 次は緊急時の連絡手段の確保とか言っていたが・・・ 砂漠の真ん中でどうやって連絡取るんだよ・・・。
        
2006年7月3日(月)
職場で自分の会社と客先に来年の3月下旬にサハラマラソンに行くため2週間休むと正式に宣言した。 佐藤くんに「サハラマラソン一緒に行かない?」とお誘いしたら、 さっそく「会社に休むと言ってきました!」との返事。
        
2006年5月13日(土)
日テレで放送されたサハラマラソンに出場した芸能人のコーチをしていた田中正人さんからのおみやげに当選。 おみやげは芸能人、西秋愛菜さん、柏木貴代さん、福井未奈さんのサイン入りのサハラマラソンの帽子。 これは「お前もサハラに行ってこい」ということだろうか。一緒にアドベンチャーレースしている、 日詰さんから「お土産もらったくらいで満足しないよね?」と突っ込みのメールが来た。
        
2006年5月6日(土)
日本テレビで放送されたサハラマラソンの番組を見た。このマラソンは出てみたいと思いつつも 2週間くらいの休暇を取らなければいけないこと、費用がかなりかかるために(70万円くらい) ちょっと無理かなあとあきらめていたが砂漠を突き進む映像を見たらやっぱり出場したくなった。 最近は少し将来を考え貯金モードだけど、サハラ砂漠を走れるのならちょっとした人生設計? なんてどうでもいいような気がする。何したって生きていけるし・・・。 出場しないと絶対後悔するような気がする。
        
2005年6月25日(土)
WindRunの2人と富士登山競走の練習会をおこなう。この2人とは今日が初対面。 河口湖口5合目をスタートして1度2合目まで降り、折り返して山頂へ。山頂から5合目に戻って終了。 自分は高山病になってしまい8合目で2人を見送って下山する。 忍野で温泉に入り、すかいらーくで夕食。2人のうちの1人佐藤くんはウルトラマラソンをやっていて 最終的にはギリシャでおこなわれているスパルタスロン(246kmを36時間以内に走る)に出場することを目標にしているとのこと。 アドベンチャーレースやサハラマラソンというレースがあると話したら「スパルタスロンが初級編に見えてきた」と、とても気に入った様子だった。
        
2004年9月4日(土)
「サハラマラソン」という大会を見つけた。これはサハラ砂漠でおこなわれるマラソンだが、 競技内容は「水以外の必要物資は選手が準備し背負って7日間で約230kmを走る。選手は地図と コンパスをたよりにチェックポイントを通過してゴールを目指す」。これってアドベンチャーレースか? そのうちこういうマラソン(?)に出場するのもいいなあと思った。