アタカマ・クロッシング
2011/03/01(火)〜02(水)
地球の裏側チリへ
  サン・ペドロ・デ・アタカマ(1日目)へ
17時15分ごろ成田到着。先に到着していた佐藤くんと合流してチャーシュー麺を食べる。 食べ終わったころ宍戸さんが到着して合流。チェックインして飛行機搭乗口へ移動。 今回は日付変更線を越えるため、成田出発は19時20分だが、次の乗り継ぎのニューヨークに到着するのは 同じ日の18時ごろになる。時差が14時間あるので、だいたい12時間半くらい飛行機に乗っていることになる。 ニューヨークまでは少し本を読んだり、うとうと眠っている間にあっさり到着。 今までに行ったエジプトやフランスへの12時間のフライトはすごくきつかったが、 今回はまだ半分も行っていないためか精神的にゆとりを感じる。
JFK国際空港でサンティアゴ行きの飛行機に乗り継ぐときに混乱発生。ネットで航空券を購入したときは AA7711便(アメリカン航空)になっているのに、成田で受け取っていた航空券にはLA531便(ラン航空)になっている。 相互乗り入れみたいになっているのか、どちらも同じフライトを指しているらしい。 空港係員の人から次の乗り継ぎは「エアートレインで4番?」というような指示をもらって 宍戸さんが「4番・・・4番・・・」と探しながら空港を彷徨う。実は自分は「4番」が聞き取れていなくて 宍戸さんは「エアートレイン」のあたりが聞き取れていなかったようだ。宍戸さんのほうが自分よりも 遥かに英語を聞き取れるので基本的には宍戸さんをリーダーに進む。
宍戸さんがアメリカン航空の4番ゲートの表示を見つけそちらに向かう。 しかし自分は「エアートレインにも乗っていないしラン航空なんじゃないの?」と少し引っかかるものあり。 しかし手荷物検査のところで航空券を見せるとチェックされてすんなり通ったので「ここでいいのか・・・」と少し安心する。 4番ゲートまで行き出発便の表示を眺めるが、AA7711便またはLA531便の表示が出ていない。 とりあえず搭乗の1時間前くらいまで様子を見ようと出発ロビーで待機。
1時間前が迫ってきても、一向に出発便の表示に出てこないので宍戸さんを促し行動開始。 といっても3人の中で一番英語のわかる宍戸さんに聞いてまわってもらうだけですが(笑) 情報収集の結果「4番」というのはゲートの指示ではなく「ターミナル4」のこと。 現在いる場所は「ターミナル8」でエアトレインに乗って「ターミナル4」に行かなければならない。 急ぎ足でターミナル4に行くとすんなりLA531便の搭乗口が見つかった。出発ロビーに入る前にマクドナルドで夕食。 トイレに行っているとLA531便の何人かの乗客の名前が読み上げられ その中に自分達の名前もあり「A3」に来るようにとのこと。急いで行くと成田で渡された紙のチケットを きちんと厚紙のチケットに交換された。宍戸さんと佐藤くんは呼び出しに気がついていないようだったので 「迷子の呼び出しされていました」と報告する。
搭乗時刻になってもまったく動きがなくフライト時刻は大幅に遅れる感じになってきた。 このまま待っていて良いのか不安なので待っている人たちの中を歩いて情報収集(盗み聞き)。 経由地のペルー(リマ)に行く日本人が多くみんな不安を感じつつ待っているようだった。 待っている間、暇なので空港でネット接続できるプロバイダの契約をする(Boingoというプロバイダ、1ヶ月で10ドル弱)。 深夜になって飲み物がなくなったころ一瞬お店がオープンして飲み物と食べ物を買うことができた。 午前2時にようやく搭乗開始になり4時間遅れのフライトにロビーは拍手喝采。
搭乗した後、眠ったつもりはなかったのだがいつの間にか離陸していた(つまり一瞬眠っていたことになるが・・・)。 3時ごろいつの間にか離陸していたことを確認した後、本格的に眠る。時々目を覚まして少しずつペルーに近づいているのを確認する。 長いフライトではあるが意外と苦痛に感じなかった。ペルー(リマ)には10時30分に到着。 乗り継ぎのために一度外に出るがペルーからの乗客もLA531便の到着に拍手喝采していた。 ニューヨークで契約したプロバイダでネット接続できるか試したら接続することができた。 この様子だと旅の間各空港で接続することができそうだ。
ペルー(リマ)を12時30分に出発。窓側の席だったので東側にアンデス山脈が見えていてサンチャゴが近づいたころ それまでとは大きさが違う山の塊が見えてきて「あれがアコンカグア(南米最高峰)かな?」と思う。 サンチャゴへ15時50分到着。ここで時差を修正して17時50分になる。チリの入国審査では荷物を開けられてチェックされた。 チリは動植物の持ち込みに厳しく虚偽申告がばれると2万円くらいの罰金を取られる。荷物は全員が開けられてチェックされるわけではなく 無作為のようだった。自分は特に問題なかったが、後日チリに到着した荒井くんはドライフルーツが見つかって没収の上罰金だったようなので 自分もドライフルーツ持っていたから虚偽申告だったのかもしれない。チェックされて思い切り見られた気がするので基準が良くわからないのだが。
次はチリ国内線のカラマ行きに乗り継ぎ。前のフライトが遅れたため時間にあまり余裕がない。 そのためか空港の職員の人?が誘導してくれ(ペソへ両替するのも待っていてくれた)スムーズに国内線のチェックインをすることができた。 (チップはきちんと要求された)国内線の出発ロビーでは契約したプロバイダーは使えなかった。国際線のロビーなら使えるかもしれない。 20時10分にサンチャゴ出発。飛行機で旅行中の日本人大学生に声をかけられた。1人卒業旅行中で社会人になればお金の心配はいらないので クレジットカードでぎりぎりまで借金をして旅をしているそうだ。南米を回って帰国するとすぐに仲間と韓国へ卒業旅行に行くので 時間に追われていると言っていてお金をかけてでも早く移動することを重視しているらしい。
カラマには2時間程度で到着。飛行機で2時間はかなり遠いのだが10数時間のフライトを2回した後だとすごく短く感じる。 空港から市街地までタクシーに自分達3人+大学生で乗っていく。安宿にタクシーを着けてもらいチェックイン。 2人部屋が16000ペソ。1人16ドルくらいだ。夜遅くなっていたが夕食を食べに街へ出てみる。 野犬がいっぱいいて噛まれたら大変だと緊張する。しかし野犬がいっぱいだがおとなしい犬ばかりで特に危険はなかった。
ファミレス風のレストランで食事をする。大学生は明日ボリビアのウユニ湖を目指したいそうで、食事にはいかずカラマのバスターミナルを調べに行く。 カラマからボリビアに行くバスがなければ明日の早朝にサン・ペドロ・デ・アタカマに行き、そこからボリビアに入ることを検討するとのこと。 宍戸さんは店員さんを「すみませーん!」と普通に日本語で呼んでいた。 メニューはどんな料理なのか連想できないもの(読めないもの)が多かったが、割と安全そうなホットドッグを注文。 どろっとドレッシング?がかかっていて個人的にはあまり好きではない感じだった。 食事中にバチンと音がして停電になったが、ここでは普通のことのようで誰も動じず少ししたら復旧した。

宿に戻ってネットが使えるか試すと宿にwifiの電波はないが窓際に行くと野良電波をキャッチできることがわかった。 ここでカラマ到着のブログ更新。宿のシャワーはお湯がでなかったので水を浴びる。安宿はそんなものだろうとあまり気にもせず。
  サン・ペドロ・デ・アタカマ(1日目)へ

[戻る]